上達を妨げる目に見えないもの | SAMURAIマネージャーのビリヤード道

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Pool Club SAMURAI 杉本町店
いろんな意味で大阪一クリーンな店を目指しています。

営業時間 13:00~25:00
併用施設 喫煙ルーム
レッスン 無料初心者レッスン~有料レッスン有(内容に応じて)
ポケット : 6台

昔、ある有名な人に聞いた面白い話をしたいと思いますパー

自分が書ける事はだいたい書いてきて、最近ネタ切れになってきた感は否めないのですが(もちろん書けないネタはまだまだあるんですけどね(^_^;))、最近、ふとこの事をよく思い出し、そういや、この事について少し触れた事はあるかもしれないが、ちゃんと書いた事は無いな~と思い、久しぶりに真面目なビリヤードブログを書く事にしましたビックリマーク

今回の話は、特に頭打ちしていると悩んでおられる方に、特に聞いて頂きたいと思います。


まず、格言的に言った一言を紹介します。

ビリヤードは間違った事をしていても成功する。だから、やっかいなんだよ!

一語一句間違っていないかは、はっきり覚えていませんが、こういった内容の言葉をある試合を一緒に観戦していた僕に言いました。

僕はなるほど!と思うと同時に、それまで自分が頭の中で考えてもはっきり言葉にできなかったモヤモヤが晴れるような気持ちでした。

解る人は、すでにそうだなって思っておられると思いますが、解らない人の為に少し解説をしたいと思います。

ビリヤードだけじゃないかもしれませんが、今はビリヤードに限って話をすると、ほとんどの人は間違った事をしています
それは私も含め、上級者と呼ばれる人もほぼ全員間違ったことをしていると思って頂いて間違いない事です。

ただ、間違っている事の割合は上級者になればなるほど少ないです。

そんなこと当たり前だろ!と思われるかもしれませんが、実は数少ない上級者の間違っている事がやっかいなのですパー

大体の人は、一生懸命やりだしてから1~3ヶ月もあればC級と言われるくらいになります。
プレーの頻度や環境にもよりますが1~2年でB級そこそこくらいになり、これくらいの時期は1ヶ月前の自分と比較すると、今の自分の方が必ず上達しているものです。
そして、早ければB級中位くらい(ボーラードで100点くらい)で上達が止まり、1ヶ月前と比べて、今の方が調子悪いという事も出てくると思います。
もちろん、そういった頭打ちのタイミングが遅い人も居ますが、必ず上達のペースは一度止まりますダウン

ここで考えて頂きたいのです。
はたして、今までやってきた事は本当に正しいのか疑ってかかってください。
間違った事をしていれば、上達する訳がありません。
上級者がやっかいなのは、ここまで上手くなれたんだから(もしくは、あの試合で優勝できたんだから)、間違っているわけがないと思ってしまい、自分を疑う事が出来ないのです
これは、プロでもこのジレンマに陥ることは珍しくないです。

ビリヤードがやっかいだと言うのは、上記の格言どおり、間違ったことをしても、たまには成功してしまうのです。(場合によってはかなり成功してしまう。)だから、失敗した時に間違ったことをしていると反省をせず、成功した時のイメージを追いかけようとしてしまうのです。成功したことがある=正しい事と思ってしまうわけです

よく見かけませんか?
失敗した後に、素振りをして成功してた時のイメージを思い出そうとしている人。
あれです!にひひ


これは、ショットでもそうですし、ルーティン、フォーム、マネージメントなどすべてに置いて言えることです。
最初の頃に上達する一方だったのは、自分が間違っている事をしていて、それを受け入れ治そうとしてきたからです。
(逆に、初心者~C級の頃は、正しい事をしていても、安定性に欠ける為に外れてしまう事は多々ありますが、上手くいかない=間違っていると思ってしまい、ネガティブになってしまう人もいます。)

問題は、ある程度のレベルになると、自分が正しい事をしているかどうかを判断する事が出来ないと言う事なんですね。
こういう私も、自分を100%客観的に見る事が出来ないので、間違っている事をして言えると思います。
それを探し出す為には、今までどおりの事していても絶対に見つかりません
ひょっとしたら、こうじゃないかな?とか、もっといい方法があるんじゃないかな?と、探し続けることです。
出来れば、プロの方にアドバイスをもらうのもいいでしょう。

周りを見渡してください。
誰誰が師匠だとか、教えてもらっているとか言うのをよく聞きますが、果たし本当でしょうか?
プロに教えてもらっている人、有料でレッスンを受けている人、何人居ますか?
無料でも結構ですが、定期的にちゃんとチェックしてもらっているでしょうか?

自分が今からやろうとしているショットや練習内容のイメージに、教えてもらっている事や、これから間違っている事を治そうとか、新しいことにチャレンジしようと思っている事がどれほどありますか!?
恐らく、イメージは成功した時の自分じゃないですかはてなマーク
ということは、師匠は成功した時自分という事になります。

こんな事をしていて、上手くなるわけがないですよね?
だって、師匠は自分なんだからあせる

また、ナインボール主流の今に置いては、明らかに間違ったことをしていても、マスワリくらいできてしまいます。
これが、私が以前から言い続けている、いろんな種目をした方がいいという理由の一つでもあります。


僕は40歳からゴルフをやりだして3年になりますが、最初からプロにレッスンを受けています。
少し自慢ですが、レッスンを受け出していから1年以内10度目のラウンドで95、ちょうど2年で85を出しました。
会員権を買った訳でもなく、死ぬほど打ち込んだわけでもなく、1年間は月4回90分のレッスンと月1~2回程度の練習と月1くらいのラウンドのペースです。2年目は楽しくなって練習とラウンドはその倍くらいのペースになったくらいです。
それ以上のペースで練習されても上達しない人もたくさんおられます。
私に言えるのは、上手くなる為に大事な事を人より知っているということです。
レッスンに行ってやる事は練習では無いです。
間違っている事と正しい事を教えてもらい、それが出来ているかチェックをしてもらう。それの繰り返しです。

もちろん有料です。
レッスンの費用がもったいないと言う人は、指南書を購入して練習します。
僕がレッスンに掛けている費用と同額を、その人が打ちっぱなしに費やしたとしても、僕はその人に絶対負けないと思いますグッド!

ビリヤードも一緒だと思います。
どちらかという、ビリヤードの方が論理的に確立されていない上に技術的な情報料が少ないので、正しい事を探すことは非常に有効な手段だと思いますグッド!

私は、無料のビデオレッスンを最近やりだしましたが、一部の人しか利用されていません汗
恐らく、ほとんどの人は自分の事を理解できているのか、正しい事をしていると思い込んでいるのかどちらかだと思います。
知名度の低い私のレッスンだから来ないのかもしれませんが、西尾プロ(私が参考にさせていただいている東京のプロで国内での連続マスワリ記録保持者)のビデオレッスンでも予約で埋まる事はそうそうないみたいです。
それより、有名プロのチャレンジマッチの方が列ができてしまいます。

私の店に来る人も。アドバイスを求めてやってくる人も居ますが、大半は一緒に突く事を求められます。その中で、何か盗もうとしている事はいい事ですが、ちゃんと効率的に僕の技術を盗めている人は少ないと思います。

もっと、論理的なビリヤードが普及され、すべての人が効率的に上達するようになればいいのにと思いますパー

今からでも遅くは無いです。
ちゃんと、正しい事をきっちり学んだり、考えたり、チェックする。ただ、それだけを念頭に置き、自分を疑ってかかれば、誰でもSAくらいになる事は可能ですニコニコ
間違いないですグッド!


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