ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

余分な思考を放下できるかどうか

他人を責めるのも、自分を責めるのも、
いずれも後天の性格・思考・感情によるものです。
すべての問題は、そこに対象があって起こります。
逆に言うなら、対象がなければそもそも問題は存在しないということです。

本性に立ち帰るとは、「節に中る」ということであり、
「節に中る」とは、中庸ということです。
それは、人間関係でいうなら
自分も他人も責めることのない、真に静かな状態なんだと思いました。
(いやはや難しい)

日常生活の中で自分を明らかにするということ、すなわち悟るということは、
対象すら意識しなくなる状態を言います。
その意味では、「すべては自分の問題である」という認識は、
「他者の存在」が言外に隠されていて、
「明らかにする」という点でまだまだ途上なんだと気づきました。

この世に生を享け、僕たちは何を学ばなければならないのか。
それは肉体を持った状態でほんの一時でも「我なし状態であれるか」どうか。
(余分な思考を放下できるかどうか)
そして、生きているうちにその体験をどれだけたくさん持てるかどうか。
(他人はそのために存在しているのです)

他人を責めるのも自分を責めるのも大いに結構。
そのたびにまずは気づき、そして本性にリーチすることを忘れなければ
あるとき自然に「他人という存在」が気にならなくなっているのかもしれません。

昨夜はオンライン道友会#54でした。
Secondのメンバーと折衷して、いつもとはまた違った雰囲気の中での会でしたが、
とても充実した時間でした(例によって2時間半!)。
皆様、いつもありがとうございます。


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