チャイナタウン・ブティックホテル計画 | ハワイアナ

ハワイアナ

ハワイ在住

昔々、ハワイ一の老舗レストランとして知られた

ホノルル・チャイナタウンのWo Fat レストラン。

お店そのものは16年前に閉店したそうですが

建物自体は今に至るまでチャイナタウンの歴史的ランドマークとして

まだまだ健在です。

 

Hotel St.とMaunakea St.角にどんと構えるWo Fatビルディング。

 

チャイナタウンに行くたび

必ずと言っていいほど通り過ぎるこの建物。

 

閉店以来

しばらくは野菜屋さんや雑貨店が

1階の空きスペースを利用して商売していたようですが

いつの間にかその店たちも消え…

 

たと思ったら、

 

数年前にアメリカ本土のディベロッパーが

4億ドルで丸々居抜き購入したのだとか。

そしてビルをリノベーションした上で

1階にレストラン、2階に24室のブティックホテルとして再生する

総額10億ドルのプロジェクトをスタートさせるんだそうです。

 

そのプロジェクト開始を前に

地鎮祭が行われたというニュースを見たのですが

建物の内部の天井や柱には

今も色鮮やかなチャイニーズアートが残っていたりして

これはかなりかっこいいホテルになるのではないかという予感がします。

 

チャイナタウンのアートディストリクトに立ち並ぶ

感度高めのショップも

このコロナ渦で本当に大変な思いをされていると思いますが

そうしたお店のオーナーさん達もプロジェクトに手を貸すのだとか。

 

なんだかとっても素敵なお話です。

 

ホノルル市内

カカアコ、カイムキ、モイリイリ、チャイナタウンなどに集まる

スモールビジネスが手を組んで

エリアオリジナルの街づくりを進める姿に胸が熱くなってしまいます。

 

ハワイのあちこちで行われる開発には賛否両論あるものの

もしもこのブティックホテル計画が成功して

チャイナタウン全体が安全に活気づいたら素晴らしいですねえ。

 

成り行きを見守るのが今からとても楽しみです。

 

chikar拝