ザウルスの法則

真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

夫婦の家庭での発言量の比率:  お宅は 5:5 か?

2024-04-25 21:00:37 | メディア時評

夫婦の家庭での発言量の比率:  お宅は 5:5 か?

 

この問題は結婚してからずっと気になっていたテーマなのだ。

まず具体例として、我が家のケースから話そう。今日、夕食中に嫁さんに訊いてみた。

    「うちは夫婦の会話で、どっちの方が多く話すかな?ま、僕の方が多く話しているとは思うけど・・・。6:4? 7:3?」

    「そうね、8:2 くらいじゃない?」  

そうか、そんなに話していたか・・・  

たしかに、うちの嫁さんは無口なほうなのだ。とはいえ、このわたしは、世間的には 「口数の少ない男」 なのだ。 

 

さて、我が家のケースが一般論にはならないことは言うまでもない。しかし、わたしは、発言比(発言量の比率)は夫婦間の上下関係、支配・被支配関係を端的に表しているのではないかという仮説をここで提示する。

 

夫婦発言比仮説

 

1. 夫の側であれ、妻の側であれ、発言量の多い側が家庭問題においてイニシアチブを取っている。

 

2. 発言量の少ない側は従属的な立場に甘んじる傾向がある。

 

3. 発言比が 5:5 というケースは対等で、いかにも平和的で、いちばん多いケースであるかのようだが、実際には意外に少ないのではないか?

 

4. 発言量がほぼ等しい状態というのは、理論的には安定しているかのようだが、実際は非常に不安定で、常に拮抗しているというのが現実では?つまり、支配権をめぐって、熾烈な戦いに明け暮れているのが実態ではなかろうか?おそらく、遅かれ早かれ離婚するのではなかろうか。

 

5. 対等、平等というのは、実は不安定で、そういう関係やシステムは崩壊しやすいのではなかろうか。コンピューターでも、マスターとスレイブの関係がはっきりしないシステムはまともに機能しない。

 

6. 「発言量は必ずしも支配力を反映しない」 という意見があることは、重々承知の上だ。たしかに例外はあるだろうが、原則的には、発言量が少ない方が言い負かされている。つまり、発言量の多い方の軍門に下る。

 

7. 発言量の差が大きいほうが夫婦関係は安定していて、離婚する確率は低いのではないか? 6:4(4:6) よりも、 7:3(3:7)、 8:2(2:8)、 と差が広がるほど離婚率は低くなるのではなかろうか?

 

8. とはいえ、9:1(1:9)、 10:0(0:10) というのは、やはり何らかの問題があるように思える(と言いながら、自分の 8:2 を正当化しようとしている?)。

 

8. 夫婦関係を安定させるために、発言比は自然と対等な状態から非対等な状態に移行するのではなかろうか? 5:5 から 6:4(4:6) や 7:3(3:7) に。

 

 

さて、皆さんのお宅では、いかがであろうか?

 

夫婦の発言量

 

 夫 : 妻

 0 :10

 1 : 9

 2 : 8 

 3 : 7

 4 : 6

 5 : 5

 6 : 4  

 7 : 3

 8 : 2

 9 : 1

10 : 0

 

「うちの夫婦発言比って、どのくらいだと思う?」

 

 

 

 

 

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