エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 最近、ご朱印集めがマイブーム

朽ちないサクラと月下のサクラ

2024-04-28 07:52:12 | 


柚月裕子 著  徳間文庫

松坂桃李クン主演の映画『孤狼の血』の著者だったんですね。 映画、本ともにパスしてましたが。

サクラの文字だけで2冊買ってしまって、桜の時期に読もうと思いながら、藤の季節も過ぎようとしています。
結果的に、サクラは桜では無かったわけですが。
あ、そうでもないか。 警察紋章は旭日章だけど、五角形であることから、「桜の代紋」との俗称もあるよね。

朽ちないサクラは、警察広報職員時代の森口泉。 ある事件をきっかけに広報職員を辞めて刑事になってからの森口泉が月下のサクラ。

2冊ともあっという間に読んでしまいました。
それほど引き込まれたものです。
警察小説は、ストロベリーナイトシリーズのものを読んでるんだけど、あれはかなり血なまぐさくてずっと読むにはしんどい箇所もあるのよね(私には)
でも、このサクラ2冊は、死体が出ても目をそむけたくなるようなものではなかったです。

杉咲花さんで映画化され6月に公開されるようですが、確かに、映像としてとらえやすい内容だと思いました。
正直、警察と公安の違いもよく分かってなかったけど、違いが分かったところで、なんだか虚しいなぁ。
権力ってやっぱり怖いし。 実際に起こっている、起こった事件も背景にあるし、疾走感のある小説だったと思う。
映画、観に行きたくなりました。

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3 コメント

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Unknown (keiko(けいこ))
2024-04-28 10:14:05
こんにちは!
柚月さんは佐方シリーズから読みました。
こちらは未読です。また図書館予約しよう。
ありがとうございました。
こんにちは (ketty)
2024-04-28 12:14:50
柚月裕子さんは好きな作家さんの一人です。
写真で拝見するお顔の印象と作風が違いますね~
私もこの2冊は未読で、ぜひ読んでみたいです。
柚月さん原作「盤上の向日葵」NHKBSのドラマがすごく良くて、原作を改めて読みましたが、
ぐいぐい引き込まれました。
「風に立つ」は新聞小説で読んで良かったです。
こんにちは (楽母)
2024-04-28 16:42:58
けいこさん
私は柚月作品は初めてだと思います。
少なくともこのブログの『本』カテゴリーを作ってからは、記録が残っていません。
読んでいて、これは映画になるだけのことはあるなぁと思ってました。

kettyさん
kettyさんもいろんなジャンルの本をたくさん読んではりますね。 
本屋の平台に2冊並んでいて、表紙も綺麗だったのでついまとめて買いましたが、良かったです。
朽ちない、、、のを読み終えてすぐに続きが読みたい!と思ったので、2日間で読み終えてしまいました。 ほんと、これもぐいぐい引き込まれるもので、途中でジムに行ったりご飯支度するのがイヤになったほどでした(笑)

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