<じいちゃん・ばあちゃんの戦争>
今日は終戦の日
ちょっとずっしりくる話です
わたしのじいちゃんは
太平洋戦争の時に満州に2度出兵していたが
無事帰ってきた人間だった
ばあちゃんは、かのうちにこんな話をしてくれた
戦後仕事をしなくなってしまったじいさん
だまってそれを見ていたばあさん
ある日
じいちゃんは「散歩に行く」と言って
ばあちゃんは「そうか」と答える
ばあちゃんは胸騒ぎがし、ひとこと
「死なさんなよ」と(※死んじゃだめだよ)
じいちゃんは「おう」と返した
こんなことが2度ほど続いた
後でわかったが、首をつって死ぬ準備をしていたらしい
じいちゃんはその時死なずに、無事72歳の人生を終えた
かのうちは
じいちゃんからも、ばあさんちゃんも、戦争は嫌だとか、辛かったとか、そういう言葉を一度も聞いたことがない
言葉に出さないその裏にどれだけの思いをかかえていたのだろう?
今日は終戦の日
わたしたちの先祖が体験したことを、その意味を、考える日だと思う
今日は終戦の日
ちょっとずっしりくる話です
わたしのじいちゃんは
太平洋戦争の時に満州に2度出兵していたが
無事帰ってきた人間だった
ばあちゃんは、かのうちにこんな話をしてくれた
戦後仕事をしなくなってしまったじいさん
だまってそれを見ていたばあさん
ある日
じいちゃんは「散歩に行く」と言って
ばあちゃんは「そうか」と答える
ばあちゃんは胸騒ぎがし、ひとこと
「死なさんなよ」と(※死んじゃだめだよ)
じいちゃんは「おう」と返した
こんなことが2度ほど続いた
後でわかったが、首をつって死ぬ準備をしていたらしい
じいちゃんはその時死なずに、無事72歳の人生を終えた
かのうちは
じいちゃんからも、ばあさんちゃんも、戦争は嫌だとか、辛かったとか、そういう言葉を一度も聞いたことがない
言葉に出さないその裏にどれだけの思いをかかえていたのだろう?
今日は終戦の日
わたしたちの先祖が体験したことを、その意味を、考える日だと思う