~簡単ステップで、あなたのZorin OSを劇的に変身させよう!~

皆さん、こんにちは! Linux大好きの与太郎です。

 

今回は、Zorin OSをMac風にカスタマイズするチャレンジとなります !

 

 

1. なぜMac風に変身させるのか?

気分転換したい : いつもと違う見た目で、作業や遊びをもっと楽しくしたい !
MacのUIが大好き : シンプルで洗練されたMacのUIに憧れている !
周囲と差をつけたい : 個性的なデスクトップで、周りの人と差をつけたい !

 


2. Plantテーマでできること

DockをMac風に変身: アプリケーションの起動がより直感的になり、操作性が向上します。
アイコンをMac風に変身: 見た目が統一され、デスクトップがより洗練された印象になります。
背景をMac風に変身: お気に入りのMac壁紙で、気分転換も自由自在 !
 

 

3. 準備するもの

・ Zorin OS 17がインストールされたPC
・ インターネット接続

4. 早速、Mac風に変身させよう !

Step 1: Plankのインストール
$ sudo apt install plank

Step 2: Mac風アイコンのダウンロード

以下のURLから、お好きなMac風アイコンのtar.gzファイルをダウンロードします。

https://www.mate-look.org/browse?tag=macos

キーワードとしては、"Big Sur"を用いると、より近いものが見つかると思います。

 

 



Step 3: Dock、アイコン、背景のテーマ設定

① Dockテーマの設定
ダウンロードしたDockテーマのtar.gzファイルを展開します。
展開したディレクトリごと、以下のディレクトリへコピーします。
・Dockのテーマ
$ mkdir .themes
$ cp -R 展開したDockテーマのディレクトリ  ~/.themes

 

 

【注意】
GUIで.XXXXディレクトリを見れるようにするには、「隠しファイルを表示」にチェックを入れて、そのディレクトリが見れるようにされてからご使用ください。

 

 

② アイコンの設定
ダウンロードしたアイコンのtar.gzファイルを展開します。
展開したディレクトリごと、以下のディレクトリへコピーします。
$ cp -R 展開したアイコンのディレクトリ~/.icons

 

 

③背景テーマの設定
Googleなどで「Ubuntu MATE MAC Wallpaper」と検索し、お気に入りの画像をダウンロードします。
ダウンロードした画像ファイルを、以下のディレクトリへコピーします。

$ cp -R ダウンロードした背景テーマの画像ファイル ~/.backgrounds

 

④Zorin Appearanceの設定
「システムツール」=>「Zorin Appearance」(GUI)を起動します。


「テーマ」=>「アプリケーション」「アイコン」「Shell」をそれぞれ以下のような例に基づき設定します。

または、端末から以下を入力しても、以下のGUIが表示されます。
$ plank --preferences

 

⑤Tweakの設定
「システム」=>「Tweak」を起動します。
「外観」=>「テーマ」を以下のように設定します。

 

 

 

もとはgnome-tweakであるため、

$ sudo apt -y install gnome-tweaks

でインストールしてもOKです !

 

 

⑥背景の設定

以下2通りあります。

a) 上記の「背景」「ロック画面」「画像」から、.backgroundsの下にある画像を選択。

前述「Step 3: Dock、アイコン、背景のテーマ設定」「③背景テーマの設定」を参照。


b)ディスクトップでマウスを右クリックし、「背景を変更」から、.backgroundsの下にある画像を選択。

 

⑦ Plank自動起動の設定

メニューの「システムツール」=>「自動起動するアプリケーションの設定」にて、以下のように追記することで、ログイン後plankが起動します。

 


一応、Zorin OSを再起動させて、自動起動して、使用しているアプリに対してPlankに使用しているアプリのアイコが表示されるので、マウスでそのアイコンを右クリックして「ドックの追加」へチェックを入れると、Plankへアプリが追加されていきます。

 

 

5. Mac風に変身完了!

これで、Zorin OS 17がMac風に変身しました!

6. カスタマイズのメリット

気分転換になる : 見た目が変わることで、気分転換になり、作業や遊びがより楽しくなります。
操作性が向上する : Mac風のDockやアイコンは、直感的で使いやすいです。
個性を表現できる : 自分好みのテーマでカスタマイズすることで、個性を表現できます。

 


7. カスタマイズのデメリット

慣れるまで時間がかかる : 初めてカスタマイズを行う場合は、慣れるまで時間がかかる場合があります。
システムが不安定になる可能性がある : 互換性のないテーマを使用すると、システムが不安定になる可能性があります。
 

 

8. カスタマイズをもっと楽しむ

今回ご紹介した方法以外にも、様々な方法でZorin OSをカスタマイズすることができます。

他のテーマを試してみる : 色々なテーマを試して、自分に合ったものを見つけてみてください。
アイコンを個別に変更する : 個別にアイコンを変更することで、より自分好みのデスクトップに仕上げることができます。
ウィジェットを追加する : ウィジェットを追加することで、デスクトップをより機能的にすることができます。

 

9. まとめ

Plankを使ってZorin OS 17をMac風に変身させることで、気分転換や操作性の向上、個性の表現など、様々なメリットを得ることができます。

カスタマイズは、Linuxをより楽しく、使いやすくする素晴らしい方法です。

ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に、自分好みのZorin OSをカスタマイズしてみてください !

 

 

 

 

 

~もったいないPCを蘇らせ、地球を守ろう!~

 

皆さん、こんにちは! Linux大好きな与太郎です。

近年、PCのスペック向上に伴い、以前購入したWIndows OSを搭載したPCがサポート対象外になってしまうケースが増えています。

でも、ご安心ください!

実は、古くなったノートPCでも、Zorin OSという素晴らしいOSをインストールすることで、まだまだ快適に使い続けることができるんです!


参考)
現在使用している古いリートPCへインストールし使用しているノートPCのスペックをいかに記載いたします。
・acser ASPIRE 5750-D/LK( 2012年 1月20日 発売 : 12年前ですね びっくり

・CPU : i5 2450M(2.5GHz)→ 2760QM(2.4GHz)へ換装済
・メモリ: 8GB
・記録媒体: SSD(250GB)  => 後日1TBへ交換予定


1. なぜ、古ノートPCを蘇らせるのか?

Windows 11のサポート対象PCが厳格化
 2021年10月に発表されたWindows 11のサポート対象CPUは、かなり限定されています。そのため、多くの人が愛着のあるノートPCがサポート対象外になってしまう可能性があります。

CPU世代によるサポート終了
今後、Windows 11でもCPU世代によってサポートから外される可能性があります。

Windows OSサブスク対応の噂
将来的にWindows OSがサブスクリプション制になるという噂があり、そうなれば古いPCは使い続けられなくなる可能性があります。

大量のPC廃棄の懸念
上記の理由から、大量のPCが廃棄処分となることが予想されます。これは、非常に環境負荷の高い状況であり、もったいないことです。

世界には古いPCでも需要がある
性能が低くても、インターネット閲覧や文書作成など、日常的な用途であれば十分な性能を持つPCは、世界中で需要があります。


2. なぜ、Zorin OSを選んだのか?

安定性
現在の最新バージョンは、Ubuntu 22.04 LTSという一世代前のリリース版ですが、LTS(Long Term Support)であることから、不具合については随分と枯れており、非常に安定しています。


インストールの簡単さ
過去に比べてインストール手順が簡素化されており、初心者でも簡単にインストールできます。

WindowsとMacに似た操作性
初心者でも、すぐに使いこなせるように、WindowsとMacに似た操作性になっています。

豊富なソフトウェア
 仕事や遊びに役立つソフトウェアが多数用意されています。

日本語対応
日本語で利用できます。
(ただし、一部には日本語対応になっていない箇所があります。一応エンジニアなので、Japanese版の翻訳対応に手をあげちゃおうかな・・・・)

3. Zorin OSを使うメリット/デメリット

メリット

上記と重複いたしますが、改めて記載をさせていただきますが・・・


古くなったPCでも快適に動作
 軽量なOSであるため、古くなったPCでも快適に動作します。
 

WindowsとMacに似た操作性
 初心者でも、すぐに使いこなせるように、WindowsとMacに似た操作性になっています。

豊富なソフトウェア
仕事や遊びに役立つソフトウェアが多数用意されています。とくに、豊富なUbuntuのパッケージが利用できるのは強みです。

日本語対応
日本語で利用できます。ただし、上記にも書きましたが、一部未対応のところがありますが、問題なく使えます。

無料
 Zorin OSは無料で利用できます。これは、AIはおろか、IT技術が進んでいない国々に対しても、非常に魅力的なハードウエア/ソフトウエアとなるはずですし、利活用や学びの道具として活用できるため、そのような国々にとっては、ある意味では非常にラッキーなことかもしれません。

デメリット

一部の古いハードウェアに対応していない場合がある
あまりにも古いハードウェアを使用している場合は、Zorin OSが対応していない場合があります。

Windows固有のソフトウェアが使えない
Windows固有のソフトウェアは、Zorin OSでは利用できません。

慣れるまで少し時間がかかる
 Windowsと操作性が異なるため、慣れるまで少し時間がかかる場合があります。
しかし、その後の恩恵は大きなものがあります !


4. ウイルス等に関する懸念事項と、Windowsと比較してLinuxの方が安心して使える理由

懸念事項
 

ウイルス感染のリスク

Windowsと同様に、ウイルス感染のリスクがあります。
 

セキュリティ対策が必要

ウイルス感染を防ぐために、セキュリティ対策が必要です。


Windowsと比較してLinuxの方が安心して使える理由
オープンソース
LinuxはオープンソースのOSであるため、ソースコードが公開されています。そのため、セキュリティ上の問題が発見されやすいというメリットがあります。

コミュニティによるサポート
Linuxには活発なコミュニティがあり、問題が発生した場合でも、多くの情報やサポートを得ることができます。

サンドボックス環境
Zorin OSはサンドボックス環境を採用しているため、ウイルスやマルウェアが他のシステムファイルにアクセスするのを防ぐことができます。


5. まとめ

Windows 11のサポート対象PCが厳格化している今、古くなったノートPCを廃棄する前に、ぜひZorin OSを試してみてはいかがでしょうか?

Zorin OSは、古くなったPCでも快適に動作する軽量なOSであり、WindowsとMacに似た操作性で、初心者でもすぐに使いこなせるようになっています。

また、Zorin OSは無料であり、豊富なソフトウェアが用意されています。

古くなったノートPCを蘇らせることで、環境負荷を減らすことができます。

ぜひ、この機会にZorin OSを試して、古くなったノートPCを蘇らせてください!

 

 

 

 

 

 

~今すぐ知っておきたい、Linuxアプリの革命児たち~

皆さん、こんにちは!
Linux大好きの与太郎です。

今回は、Linuxアプリの未来を担うと注目されている「AppImage」「Flatpak」「Snap」について、徹底解説します。



1. AppImage、Flatpak、Snapとは?

AppImage、Flatpak、Snapは、Linuxアプリの配布・実行方法を革新する技術です。
従来のバイナリファイルとは異なり、以下の特徴を持っています。

サンドボックス環境 : アプリが他のシステムファイルにアクセスできないため、安全性が高まります。
依存関係の解決 : アプリに必要なライブラリなどを自動的にインストールするため、インストールが簡単です。
プラットフォーム非依存 : 異なるLinuxディストリビューション間で互換性があります。


2. 背景

従来のLinuxアプリは、バイナリファイルとして配布されていました。

しかし、バイナリファイルはシステムファイルに直接インストールされるため、セキュリティ上の問題や、ディストリビューション間の互換性の問題がありました。

そこで、AppImage、Flatpak、Snapは、これらの問題を解決するために開発されました。


3. 効果

AppImage、Flatpak、Snapを導入することで、以下の効果が期待できます。

セキュリティの向上 : サンドボックス環境により、アプリによるシステムへの悪影響を防ぎます。
インストールの簡素化 : 依存関係の解決により、複雑なインストール手順を省略できます。
互換性の向上 : プラットフォーム非依存性により、異なるディストリビューション間でアプリを簡単に利用できます。



4. メリット/デメリット

 

項目 AppImage Flatpak Snap
メリット インストール不要、簡単実行 依存関係の解決、プラットフォーム非依存 依存関係の解決、プラットフォーム非依存
デメリット アプリサイズが大きい アプリ数が少ない アプリ数が少ない

 

 

5. 今後の動向

AppImage、Flatpak、Snapはいずれも開発が活発に進んでおり、今後ますます普及していくことが予想されます。

6. オススメのポイント

AppImage : インストール不要で簡単に実行できる
Flatpak :  依存関係の解決、プラットフォーム非依存
Snap :  依存関係の解決、プラットフォーム非依存

参考)
AppImageのパッケージを実行する際には、以下を実施して、実行権を付与してください。

ターミナルを開いて以下を実行。
$ chmod a+x  XXXXXXXXX.AppImage

$ ./XXXXXXXXX.AppImage

これで実行できます。


7. まとめ

AppImage、Flatpak、Snapは、Linuxアプリの配布・実行方法を革新する技術です。
これらの技術を活用することで、より安全で使いやすいLinux環境を実現することができます。

ぜひ、この機会にこれらの技術について理解を深め、Linuxアプリをもっと快適に利用しましょう!

 


追記)

勤務先に持ち込んだ下記のインスタントコーヒーを、社内にある自販機で購入した冷えた清涼飲料水に混ぜて、アイスコーヒーとして飲んでいます。
やはり、夏場はアイスコーヒーですね ! !


ちなみに、価格が上がってしまいました・・・えーん