1945 86日。広島に人類史上初の原爆が落とされた日。





毎年この時期になると、戦争が多かった時代に生まれ、成長し、生活し、死んでいった祖父母と父、そしてアルツハイマーを患いながらもまだ生きている今年88歳になる母の人生を考える。


戦争に巻き込まれて人生が大きく変わってしまった人たちの人生。



誰が悪いなどと問うているのではない。


いまだに世界中でひどい争い事が起きている。


人間の欲がケンカ、紛争、戦争を引き起こし、訳もわからず巻き込まれた大勢の人たちがいる。


原爆投下後の惨状と、その後76年も続いている後遺症などに心身ともに苦しんでいる人たちを見ると、人を巻き添えにする争い事は決してしてはいけないのだと思う。


日本に落とされた原爆だけでなく、世界中で起きている争い事は、私たちが大切に作り上げてきたものを一瞬にしてぶち壊す。


そんな悲しくてもったいないことを続けていても人類はどこにも行きつかないだろう。







やっぱり大事なのは「愛」なのだと思う。


日本語ではいろいろな場面で使われていて、人それぞれ違うイメージを持っているが、言動の根底に「愛」があると、何をしていてもなんだか最後には流れがいい方向に行っているような気がするのだ。



今はもうこの世界にいない祖父母や父のことを思い出すと、記憶の中に残っているのは、愛情にあふれた場面が多い。


もちろん嫌なことや辛いこともあったけれど、それを忘れさせるくらいのパワーが愛にはあると思う。


アルツハイマーになっても家族に愛を注ぐことを惜しまない母。



そんな人たちを見ていると、ケンカ、紛争、戦争をどんどんやめて、この短い今世をみんなでやさしい気持ちで過ごそうよとそればかり願う。



世の中に笑顔と幸せがもっと増えますように。



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