普通に観光する人が増えた? | 被災地の情報屋M

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東日本大震災から2年が経ちました。
被災地の現状は?
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まずはこちらの記事をご覧ください。

大船渡で「碁石海岸観光まつり」-観光客らで来場者昨年の倍以上(三陸経済新聞)
http://sanriku.keizai.biz/headline/744/

昨年のゴールデンウィークは天候に恵まれず、碁石海岸観光まつり初日は大雨でした。
そのせいもあって人出が伸びなかったのですが、今年は初日だけで昨年を上回る人出。
10時からの開会でしたが、30分ほど早めに行って正解!!
わたしが駐車場に車を停めた数分後には近隣の駐車場が満車になってしまったのです。

翌日は昼ごろ祭り会場に行ったのですが、駐車場は満車状態で、かなり遠くの駐車場に車を停め、シャトルバスを使わないと会場に入れないような盛り上がりぶり。

会場内で多くの人に話を聞いてみたら、帰省客とともに普通に観光しに来た人の多さにびっくりしました。
ツアー客も多かったけど、友だち同士や家族連れのマイカー移動の人たちが多かったです。
震災後に被災地ボランティアをしたことがあり、大船渡がどのくらい復興したのかを見たいという人。
ボランティアとかじゃなくて、そろそろ普通に被災地を見に来てもいいだろうと考えたという人。
そして、「食べたり、物を買ったりして、お金を使うことで被災地を応援したい」という気持ちを強く感じました。

震災から3年目に入り、やっとここまで来たという感じです。

去年まではボランティアツアーや視察ツアーが多く、一般の観光客は時期尚早といったイメージでした。
一般観光客が被災地に行こうと考えるようになったことは大きな前進だと思います。

まだまだ残る被災の爪痕を見て、震災に思いをはせ、震災に負けずに残った自然の雄大さを見て、被災地の美味しいものを食べ、人に触れる。
被災地にとって心強い応援になります。

被災地では、復興から立ち上がろうとする姿を発信したいとさまざまなイベントや祭りを復活させています。
どうか、そんなわたしたちの姿を見に来てください。


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