◆利用法5
自分のボディカルテを作ってもらおう

こからはインポート中心の下着専門店の利用法です。
インポートメインのお店の最大の特徴は、なんといっても顧客ひとりひとりの「ボデカルテ」を作ってくれるところ。
化粧品のブランドでも肌の色とか肌のタイプ、アレルギー体質があるかどうかを調べて「カルテ」をつくり、その人に合った商品を紹介してくれるところ、ありますよね。

下着専門店の「カルテ」もそれと同じ。
実際どんなものかというと、名前・住所・電話番号・未婚か既婚か・生年月日のほか持病がある場合、病気や手術した経験、現在やっているスポーツなどを自分で記録。
それから、からだの前から見た図と横から見た図に自分の特徴を書き込みます。

その基本情報をもとに、ショップ側は来庖するたびにフイツテイングしたブラジャーのメーカー名・品番・ブランド名・カラ1・サイズ・値段等を細かく記録していくんです。
15年開通っているお客さんなどは、カルテは、7枚もの表裏のカードが補強され、15年間のボディサイズの変化と、来店時にフイツテイングしたブラジャーの記録がびっしりと記録されていました。
もうこうなると、カルテは年輪。女の一生がそこに描かれているんですね。使い込まれてぼろぼろになったカルテは感動ものです。

お店にとっても私たちにとってもカルテは非常に役立つ情報がつまっています。
前述したような顧客ひとりひとりの情報が一覧できるようになっていれば、どのスタッフが担当したとしても、そのお客のボディサイズから病歴、過去にどのようなブラジャーをフイツテイングしたのかなどがいっぺんにわかるので、
間違ったものをおすすめすることなく、よりお客にピッタリ合ったものをフィッテインタできるからです。
私たちお客側にしてみれば、お店を訪れるたびにいろいろ聞かれるわずらわしさがありませんし、的外れなブラを何枚もフイツテイングする面倒もありません。

黙っていても、自分の好み・サイズに合うものを探してくれるってありがたいですよ。