先日、自動書記のレクチャーの際に、大変興味深いことが起きました。

 

感動を共有させていただきたいので、一部始終をシェアさせていただきますね。

 

その日、レクチャーの課題として、生徒さんが

 

「松果体を活性化する」

 

という意図の自動書記を描いてきてくださいました。

 

 

 

松果体とは、 脳の中心あたりにある、米粒くらいの大きさの小さな器官であり、体内時計を調整するホルモンであるメラトニンを分泌します。

 

松ぼっくりに似ているため、松果体と呼ばれているのです。

 

哲学者のデカルトが、松果体が脳の中心に位置することから、これを「魂の座」と呼んだという話は有名ですね。

 

スピリチュアルにおいては、意識の拡張や、第三の目の覚醒にも関係していると言われており、古代文明の壁画にも度々登場しています。

 

かの有名な「ホルスの目」も、目それ自体を表しているというよりも、実は松果体の断面図を表現している、とも言われています。

 

この松果体は、7歳前後の小児期においてもっとも発達するとされているそうですが、

　

　

で述べた「3.5周期の法則」と繋がっているのも、大変興味深いですね。

 

3.5の倍が7であるため、これは、表と裏が統合され、一つの節目を迎える数なのです。

 

 

 

生徒さんの自動書記には、松果体そのものではなく、大きな黒い線によって分断される二人の人物が描かれていました。

 

霊査していくと、それは生徒さんの江戸時代後期頃の過去生の情報であり、二人の人物は母と娘であるということが見えてきたのです。

 

松果体の活性化と、過去生における親子の分断が関連している、と自動書記が告げている、ということです。

 

そこで更に細かく読み解いていくと、生徒さんの過去生の情報がより明確に浮かび上がってきました。

 

過去生における生徒さんは、巫女体質であり、霊的メッセージを受信することが度々あったのですが、近しい家族がそれを一切受け入れてくれませんでした。

 

特にお母さんがそれを強く否定し、ひどい時にはまるで狂人であるかのように扱い、世間体を気にしすぎるあまり、人目に触れさせないよう、監禁したりすることさえあった、ということが見えてきました。

 

黒く大きな線による分断感は、こうした出来事が積み重なったことによる心の距離を意味していたのです。

 

 

 

松果体は第三の目の覚醒と関連するとされる、と述べましたが、本来の第三の目とは、二元を超越する世界を見通すことの出来る

 

「真実の愛情の視点」

 

を意味しています。

 

それは、バイアスに飲み込まれた結果、恐れから霊なる世界を見てしまう偏った霊視ではなく「本当の霊視」に他なりません。

 

日本語には

 

「目をかける」

 

「見舞う」

 

などの表現がありますね。

 

「目をかける」は、可愛がるとか、愛情を注いで大切にする、という意味です。

 

「見舞う」は、病気や怪我で落ち込んでいる人を慰問することです。

 

これらの言葉には何故、「目」や「見る」など、目に関する言葉が用いられているのでしょうか？

 

それは、昔の人々は目が愛情の象徴であるということを知っていたからなのです。

 

優しい眼差しで見つめることで、相手を癒すことが出来ると知っていたのです。

 

目は、愛情の象徴なのです。

 

 

第三の目及び霊視について詳しくは、

　

　

　

をお読みください。

 

 

 

過去生における愛情葛藤が松果体の活性化を阻害していた、ということが、自動書記によって明らかになったのです。

 

通常、松果体活性と言えば、フッ素を避け、瞑想を実践し、サードアイを意識する、というような方法が言われることが多くありますが、今回この生徒さんの場合、それらとは全く異なるアプローチが、自動書記という儀礼によって、全てを知る自分の意識の中心から明確に提示されたのです。

 

生徒さんはその後の課題で、自ら、過去生の愛情葛藤を癒す自動書記を描かれ、数百年前の因縁を見事癒すことに成功しています。

 

自動書記がもたらすリーディングの奥深さと、その可能性に改めて感動した出来事でした。

 

 

 

自動書記とは、肉体に目に見えない情報が懸かることにより、絵や文字など様々なものが降ろされるという、人類が太古の昔から大切にしてきたサイキックセンスの一つです。

 

自動書記は単なる絵画ではなく、その製作プロセスは儀礼であるため、様々な存在や情報が懸かってきて、私たちにメッセージを伝えてきます。

 

そのメッセージを読み解くことで、実に様々なことが明かされていくのです。

 

自分という要素に限定しても、自分の魂、存在の奥行きや、先祖のルーツ、今生のテーマや過去生、守護霊や鎮守神、天命や天職など、あらゆる情報が懸かってきます。

 

社会や世界というテーマで行うことも、他者をターゲットにすることも可能です。

 

まさに無限の奥行きを秘めた、大切な儀礼なのです。

 

自動書記に真摯に取り組めば取り組むほど、自分の宇宙との対話が深まっていき、現実も変化変容していきます。

 

自動書記で示される情報はシンボルなのですが、シンボルには過去を癒し、未来を変える力があるのです。

 

自動書記は、凄まじい量のシンボルが多重多層に織り込まれ、美しいアートとして、一つに結集したものであるため、現実を変容させるスピードが早いと言われています。
 

出口王仁三郎も、岡本天命も、ユリゲラーも、秋山眞人先生も、優秀な能力者はみな、絵を嗜まれますが、これは、自動書記が本人の世界観を広げる強力なブースターである、という一つの証左なのです。
 

また、自分だけでなく、それを見てくれる人全てにポジティブなパワーをもたらすことも出来ます。

 

社会や世界、地球のヒーリングとして自動書記を描くことが出来るのです。

 

そして、もっとも大切なことですが、そうして生み出される作品たちは、世界に一つしかない、誰にも真似出来ない、あなただけのアート作品となります。

 

アーティストたちの多くが、誰にも真似の出来ない自分だけのアートを目指して苦心していますが、自動書記は、どうやっても自分の宇宙から生じるものであるため、楽しみながら意味を読み解きつつ深めていくことで、独自の世界観が独りでに構築されていくのです。

 

そのため、上手いとか下手とか、絵心があるか無いかなど一切関係なく、続けていくなかでひたすらに美しくなっていくものなのです。

 

昨日も、私のオフィスに来られたクライアントさんが、私の作品たちをご覧になられて

 

「タカテルさんの作品は唯一無二で、本当にどうやってこれを描いているのですか。優しくて、力強くて、ずっと見ていたくなります。」

 

と率直なご感想をくださり、とても嬉しい気持ちになりました。

 

私の作品を評価してくださる方がこんなにもおられることが何よりの喜びであり、誰かと競うのではなく自分の世界を深めていくことの重要性を日々、実感しています。

 

 

 

自動書記について、更に詳しくは

　

　

をお読みください。

 

私の自動書記作品は

　

　

でご紹介しています。

 

 

 

繰り返しますが、自動書記は、絵心があるかどうかは一切関係なく、誰かと競うものでもありません。

 

自分の宇宙と向き合い、自分と人を幸福へ導くことができる「自分だけの表現」をつかみ取ることができる、太古から存在する神聖な儀礼なのです。

 

これまでにも様々な記事を通してお伝えしてきましたが、ここから重要になるのは、霊的にも現実的にも自立し、自分にしか出来ない創造で周囲を明るく照らしていく生き方です。

 

自動書記をやってみたい、と思われる方は、ぜひ私と一緒に深淵なる自動書記の世界を探求しましょう。

 

 

 

読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

ps.昨日の記事でも述べましたが、エネルギーの乱れに連動し、邪気が活性化しています。

 

かつてないほどに、霊的プロテクトの重要性が高まっています。

 

今のような霊的状況、エネルギーの状態を独力で乗り越えていくのは、プロの目線から見ても、並大抵のことではありません。