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カテゴリ:旅のストーリー
阪神大阪梅田駅からJR大阪駅へと移動、いよいよここから、9:41発当駅始発特急サンダーバード13号敦賀行きに乗車します。列車は9両編成で、全車指定席です。11番線からの発車ですが、既に大阪の時点で乗客も多く乗っています。
定刻に大阪を発車、次に新大阪に停車し、ここで少し乗客が増えます。この先は東海道本線、それも複々線区間は外側線(新快速も走行する線路)を走り続けていきます。次いで京都に停車します。ここで乗客がけっこう増えます。このあと、次の山科からは湖西線を快走します。読んで字のごとく琵琶湖の西側を走る路線ですが、比良おろしと呼ばれる強風が吹き荒れる時は特急サンダーバードが迂回運行で米原回りになることもあります(それでも防風柵の設置で以前に比べて迂回運行は減っているとのことです)。しかしこの日は特に強風でもなく、順調に走っていきます。 けっこう速度も出ていますが、進行方向右側には琵琶湖の景色が見える区間もあり、なかなかのものです。とはいえこの日は黄砂が飛来している関係で空はかすみがちでした。そして近江塩津からは北陸本線に入りますが、この駅といえば青春18きっぷで移動するときは乗り換えダッシュ、空席争奪戦の舞台という記憶もあります。今日は特急サンダーバードなのでその駅も華麗に高速で通過していきます。 そして順調に終点の敦賀へ。新幹線ホームの直下にある特急用ホームの31番線に到着しました。北陸新幹線開業により、敦賀駅も大きく変わり、大阪発着の特急サンダーバードと名古屋発着の特急しらさぎは、特急用ホーム(31~34番線)に到着し、北陸本線(特急以外)・小浜線・ハピラインふくい線については従来のホーム(1~7番線)発着です。 これから北陸新幹線に乗り換えるわけですが、31~34番線は特急用ホームの真上のフロアに新幹線乗り換え改札があり、ここを通ってスムーズに乗り換えできます。1~7番線から新幹線への乗り換えは連絡通路を通る必要があり、多少時間を要するようです。 今回大阪から特急サンダーバードを利用したのは、名古屋からの特急しらさぎは何度か乗っているのに対し、特急サンダーバードは乗った回数が少ないこと、また大阪に別のお目当てもあることなどが理由です。しかしながら快適に移動できました。 さあ、新幹線乗り換え改札を通り、いよいよ11:17発新幹線つるぎ14号金沢行きに乗車します。「つるぎ」と言えば新幹線各駅に停車するタイプの「つるぎ」もありますが、こちらは同じ「つるぎ」でも速達タイプであり、金沢までの途中停車駅は福井のみです。列車は12両編成で乗客も相応に多く乗っています。 敦賀を出るとさっそく長いトンネルです。旧・北陸本線(現・ハピラインふくい)でも敦賀から南今庄までの間に北陸トンネルという約13.9kmの長いトンネルがありますが、この北陸新幹線でも新北陸トンネルという約19.7kmの長いトンネルがあります。そのトンネルを高速で走り抜けていきます。そして越前たけふを通過、あっという間に福井に停車です。所要時間は17分で在来線特急時代の約半分の時間です。ここで降りる乗客が目立ちました。 そして福井を出ると、芦原温泉(あわらおんせん)を通過、やがて福井・石川県境を越えて、加賀温泉と小松も通過し、金沢市街地が近づいてきます。そして終点の金沢へ。福井から金沢までの所要時間は27分で、在来線特急なら約42分かかっていたところ、本当にあっと言う間でした。 ここで下車しますが、これにて3月16日に開業した区間に片道乗車することができました。金沢駅はなかなかのにぎやかさです。さあ、次は・・・! ランキングへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.21 20:25:41
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