鳥居厩舎

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過去の重賞勝ち馬がどんなレースで好走した実績の持ち主か?
これに着目して単勝を狙っていきます。

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17回開催された秋華賞の勝ち馬について。

1.トライアル重賞ローズS組

前走ローズSをステップにして秋華賞を勝った馬は

98年ローズS勝利  ファレノプシス
99年ローズS3着  ブゼンキャンドル
02年ローズS勝利  ファインモーション
03年ローズS5着  スティルインラブ
04年ローズS3着  スイープトウショウ
05年ローズS勝利  エアメサイア
07年ローズS勝利  ダイワスカーレット
08年ローズS15着 ブラックエンブレム
09年ローズS2着  レッドディザイア
10年ローズS4着  アパパネ
12年ローズS勝利  ジェンティルドンナ

①ローズS勝ち馬

98年ファレノプシス・・・・桜花賞馬
02年ファインモーション・・・・ローズSを0.5秒差圧勝
05年エアメサイア・・・・オークス2着
07年ダイワスカーレット・・・桜花賞馬
12年ジェンティルドンナ・・・牝馬2冠

⇒GⅠで連対したことがある馬か、ローズSを圧勝した馬しかローズS勝ち馬は秋華賞を勝てていない。

⇒GⅠで連対したことがなく、ローズSを半馬身差の辛勝だったデニムアンドルビーは秋華賞タイプとはズレる。06年4着だったアドマイヤキッスのようなタイプか。

②ローズSで2着・3着で優先出走権を得た馬

99年ブゼンキャンドル・・・前々走1000万下特別2着⇒ローズS3着
04年スイープトウショウ・・・オークス2着⇒ローズ3着
09年レッドディザイア・・・・桜花賞2着・オークス2着⇒ローズS2着

⇒GⅠで連対したことがある馬か、前々走までに牡馬混合の条件特別戦で連対実績がある馬がよさそう。

⇒シャトーブランシュは悪くない。人気薄で上がり最速2着。

⇒ウリウリは面白い。3走前に牡馬混合OP特別で2着、ローズSで一旦直線で先頭に立つ。

③ローズSで優先出走権を得られなかった(=4着以下だった)馬

03年スティルインラブ・・・牝馬2冠⇒ローズS5着(1番人気)
08年ブラックエンブレム・・・フラワーC勝利
10年アパパネ・・・GⅠ3勝⇒ローズS4着(1番人気)

⇒GⅠ馬がローズS1番人気で凡走した場合、本番で巻き返している。

⇒ローズS4番人気4着だったオークス馬メイショウマンボは勝ち馬のタイプからズレている。

⇒非GⅠ馬の場合、3歳春に重賞を勝っている馬がいい。

⇒コレクターアイテム、トーセンソレイユ、ノボリディアーナ、エバーブロッサム、リラコサージュ、ローブティサージュ、セレブリティモデルを斬る。

2.前走紫苑S・・・創設以来勝ち馬なし。ローズSに比べて、レベルが格段に落ちる。

⇒セキショウ、マコトプリジャール、リボントリコロールを斬る。

3.前走オークスからの直行

01年テイエムオーシャン・・・GⅠ2勝
06年カワカミプリンセス・・・オークス馬

⇒GⅠ馬しか秋華賞馬になれていない。

⇒サクラプレジールを斬る

4.前走条件戦勝利

00年ティコティコタックのみ

⇒過去10年で前走が重賞でなかった馬は(0.0.2.65)

⇒スマートレイアー、ティアーモ、ビーナストリックを斬る

5.まとめ

ローズS2着シャトーブランシュと3着ウリウリが残った。

シャトーブランシュは柔らかい馬場でしか走っておらず、良馬場では未知数。

ウリウリは前述したがローズSで一旦先頭。

去年ワンツーしたディープインパクト産駒でもあり注目したい。


【結論】◎ウリウリ単複!!





以前、「トウケイヘイローが出走したレースで勝ったことがある馬は、後の重賞・OPで活躍する」ということで、
未だに勝っていない3頭の内、エーシンハーバーとダイワマッジョーレを鳥居厩舎に入厩させた。

今日の新潟メイン「信越S」でエーシンハーバーが出走する。

エーシンハーバーは芝1400m戦が一番パフォーマンスが高い。芝1400m戦での最大着差は0.4秒差。

必ずいいレースをしてくれるはずだ。


【結論】◎エーシンハーバー単複!!




「今日の切り札」として、ローズSで◎にノボリディアーナを指名したが残念ながら勝ち馬から0.9秒差の8着に終わった。

前半4Fが46秒3、上がり4Fが49秒5・3Fが37秒6と重馬場としてはハイペースで上がりがかかったレースとなった。これでは2番手で競馬をしたノボリディアーナにはノーチャンスだった。

勝ち馬デニムアンドルビーが3角最後方、4角12番手からの追い込み勝ち。
2着シャトーブランシュは3角・4角ともブービー15番手からの追い込み。
3着ウリウリは3角10番手、4角9番手から直線一旦先頭に立つ差しを見せた。

ちなみに先行勢はどうだったかというと

逃げたピクシーホロウは9着。
番手だったノボリディアーナは8着。
3番手だったリメインサイレントは7着だった。

4番手追走で残り1Fで一旦先頭に立ったローブティサージュは6着だったが、勝ち馬から0秒4差にまとめた。

もともと阪神芝1800mは差し追い込み有利なので好位追走からの押し切りは難しいのだが、岩田騎手は果敢に先行して押し切りを図ろうとした。これは京都芝2000mで行われる本番・秋華賞には多いにプラスではないか?と判断する。

直線で一旦先頭に立ったローブティサージュとウリウリを秋華賞限定で鳥居厩舎入りさせる。

【秋華賞要員】ローブティサージュ&ウリウリと一走契約!
前回の記事で「白百合S勝ち馬は活躍する」としてノボリディアーナに注目して、鳥居厩舎に入厩させた。

ノボリディアーナは重賞出走経験はないものの、初OP出走だった白百合SではラジオNIKKEI杯2歳S2着など格上牡馬バッドボーイを3着に退けて快勝した。

実は阪神外回り芝1800mになってからは、「牡馬とOPクラスでいい結果を残した馬が活躍」しているのである。


07年 1着ダイワスカーレット(中京2歳S勝利、シンザン記念2着)
08年 1着マイネレーツエル(小倉2歳S3着)
10年 2着アニメイトバイオ(京王杯2歳S2着)
10年 2着ワイルドラズベリー(白百合S勝利)
11年 1着ホエールキャプチャ(芙蓉S勝利)
11年 2着マイネイサベル(新潟2歳S勝利)
12年 1着ジェンティルドンナ(シンザン記念勝利)

今年の出走メンバーで該当するのは、白百合Sを勝ったノボリディアーナしかいない。

積極的に狙ってみたい。


【結論】◎ノボリディアーナ単複!!



白百合Sはダービーやオークスを断念した馬が出走できるように5月の最終週に組まれるOP特別で、05年にOP特別に昇格した。

玉石混交の出走メンバーの中でも勝つのは、後に「遅れてきた実力馬」と言ってよい馬ばかりである。

05年の勝ち馬アスカロンはこのレースで脚部不安により引退、06年のエムエスワールドは平地では出世できず、07年重賞勝ち馬オースミダイドウはピークを過ぎていてこれ以上出世しなかったが、08年以降5年連続で勝ち馬は3歳秋シーズンで活躍している。

08年 ヤマニンキングリー

☆3歳秋・・・・アンドロメダS(OP)勝ち、中日新聞杯(GⅢ)勝ち
☆4歳以降・・・・札幌記念(GⅡ)勝ち

09年 イコピコ

☆3歳秋・・・神戸新聞杯(GⅡ)勝ち

10年 ワイルドラズベリー

☆3歳秋・・・・ローズS(GⅡ)2着

11年 マイネルラクリマ

☆次走・・・ラジオNIKKEI賞(GⅢ)2着
☆3歳秋・・・・富士S(GⅢ)3着、キャピタルS(OP)3着
☆4歳以降・・・・京都金杯(GⅢ)勝利、七夕賞(GⅢ)勝利、福島民報杯(OP)勝ち

12年 マウントシャスタ

☆3歳秋・・・神戸新聞杯(GⅡ)3着、リゲルS(OP)2着

今年の勝ち馬ノボリディアーナはどうだろう?

3歳秋のスタートはローズSである。

今年の最終日までノボリディアーナと契約する。
京成杯AHの勝ち馬について考える際に特徴的なことがある。


1.勝ち馬の戦歴(過去10年)・・・以下の3パターンに分別できる

①重賞勝利+1400m以下OP・重賞連対
②重賞未勝利だが
マイル重賞連対+1400m以下重賞連対
③前走準OP勝ち


①のタイプ

03年 ブレイクタイム・・・京成杯AH(GⅢ)勝ち+菩提樹S(OP)勝ち他
04年 マイネルモルゲン・・・ダービー卿CT(GⅢ)勝ち+ラベンダー賞(OP)2着
05年 マイネルモルゲン・・・京成杯AH(GⅢ)勝ち・ダービー卿CT(GⅢ)勝ち+ラベンダー賞(OP)2着
06年 ステキシンスケクン・・・アーリントンC(GⅢ)勝ち+クロッカスS(OP)2着他
07年 キングストレイル・・・セントライト記念(GⅡ)勝ち+京王杯2歳S(GⅡ)2着
08年 キストゥヘヴン・・・桜花賞(GⅠ)勝ち他+京王杯SC(GⅡ)2着
11年 フィフスペトル・・・函館2歳S(GⅢ)勝ち・京王杯2歳S(GⅡ)2着
12年 レオアクティブ・・・京王杯2歳S(GⅡ)勝ち・朱鷺S(OP)勝ち

②のタイプ

09年 ザレマ・・・京都牝馬S(GⅢ)2着+阪神牝馬S(GⅡ)2着

③のタイプ

10年 ファイアーフロート

今年の出走メンバーに照合すると、

①より

インパルスヒーロー・・・・NHKマイルC(GⅠ)2着+ファルコンS勝ち

レオアクティブ・・・京成杯AH(GⅢ)勝ち+京王杯2歳S(GⅡ)勝ち・朱鷺S(OP)勝ち

テイエムオオタカ・・・スワンS(GⅡ)2着・オパールS(OP)勝ち

②は該当なし

③は前走新潟日報賞を勝ったエクセラントカーヴ


以上4頭が候補に上がった。


2.複勝圏によく来るが、勝てない前走関屋記念出走馬

→新潟競馬場が左回りになった01年以降、前走関屋記念組は未勝利

⇒レオアクティブを斬る。


3.活躍する3歳馬・・・過去10年(2.2.3.12)

①重賞未連対馬(0.1.0.6)
②重賞2着歴あり馬(0.1.2.2)
③重賞ウイナー(2.0.1.4)

⇒重賞連対歴あり馬(2.1.3.6)


⇒内、1400m以下のOP・重賞連対経験馬(2.1.1.1)
→唯一の4着以下だった馬は牝馬のカツヨトワイニング(12着:09年)


06年勝利 ステキシンスケクン・・・アーリントンC(GⅢ)勝ち+クロッカスS(OP)2着他
12年勝利 レオアクティブ・・・京王杯2歳S(GⅡ)勝ち・朱鷺S(OP)勝ち

08年2着 レッツゴーキリシマ・・・・朝日杯FS(GⅠ)2着+ききょうS(OP)2着

10年3着 キョウエイアシュラ・・・函館2歳S(GⅢ)2着

上記3頭の中で3歳馬はインパルスヒーロー。京成杯AHに適合している馬と言ってよい。


【1日契約馬】◎インパルスヒーロー単複!!





前回の記事でトウケイヘイロー出走レースで勝った馬は後のOP・重賞で活躍するとまとめた。

ここで鳥居厩舎入りさせたエーシンハーバーについて確認する。

1.良馬場がいい。

過去の良馬場での成績は(4.1.0.3)である。


☆勝った時の競馬場・距離を確認する。

①未勝利戦・京都芝1600m
②500万下・京都芝1400m
③1000万下(三年坂特別)・京都芝1600m
④準OP(長岡S)・新潟芝1400m

☆2着も同様に

①新馬戦・阪神芝1400m

☆複勝圏外も同様に

①桜花賞(GⅠ)14着・阪神芝1600m
②阪神牝馬S(GⅡ)8着・阪神芝1400m
③ヴィクトリアマイル(GⅠ)10着・東京芝1600m

ここまでで言えるのは「良馬場で負けたのは直線坂コース」であるということ。

つまり良馬場で直線平坦コースを得意としている馬なのである。


2.課題・・・格

上記4勝は全て条件戦。OP以上では良馬場平坦コースを走っていない。

ただし苦手にしているヤヤ重馬場(1.0.1.4)ながら、フィリーズレビュー(GⅡ)3着がある。


3.朱鷺Sで切り札行使できるか?

①新潟実績・・・・去年8月に勝利した長岡Sを快勝。

②良馬場

③持ち時計最速・・・芝1400mでの持ち時計NO1

軽く速い新潟ならば、勝負になるはずだ。


【朱鷺S】◎エーシンハーバー単複!
トウケイヘイローが札幌記念を圧勝して重賞3連勝し、17戦8勝とした。

トウケイヘイローの戦歴を眺めていると、負けた9戦にもなかなかなかなかそそられるものがある。

○初敗北は新潟2歳S(GⅢ)7着・・・・勝ち馬モンストール

○2敗目はカンナS(OP)3着・・・・勝ち馬ビウイッチアス⇒後にフィリーズレビュー(GⅡ)2着、バーデンバーデンC(OP)勝利、福島2歳S(OP)2着

○3敗目は朝日杯FS(GⅠ)4着・・・・勝ち馬アルフレード⇒2走後NHKマイルC(GⅠ)2着

○4敗目はシンザン記念(GⅢ)4着・・・・勝ち馬ジェンティルドンナ⇒後の牝馬三冠馬、JC勝利、ローズS(GⅡ)勝ち、ドバイシーマクラシック(GⅠ)2着

○5敗目はファルコンS(GⅢ)10着・・・・勝ち馬ブライトライン⇒後にマリーンS(OP)勝利

○6敗目はマーガレットS(OP)3着・・・・勝ち馬シゲルスダチ⇒後に北九州記念(GⅢ)2着

○7敗目は橘S(OP)11着・・・・勝ち馬ガンジス⇒後に武蔵野S(GⅢ)2着、根岸S(GⅢ)2着、サマーチャンピオン(GⅢ)2着、ベルセウスS(OP)勝利、ギャラクシーS(OP)勝利

○8敗目は長岡S(準OP)2着⇒勝ち馬エーシンハーバー

○9敗目は京王杯SC(GⅡ)⇒勝ち馬ダイワマッジョーレ

ここでわかるのは、トウケイヘイロー敗北9レース中6レースの勝ち馬が後に重賞・OPで好走していることである。

勝てていないのは、ノド鳴りを抱えるモンストールとトウケイヘイローを破った後、まだ1走しか消化していないエーシンハーバーとダイワマッジョーレ。

特にエーシンハーバーとダイワマッジョーレと今年一杯まで契約することとする。


【入厩】エーシンハーバーとダイワマッジョーレ
北九州記念ではプリンスリーギフト持ちが活躍している。

12年勝利 スギノエンデバー(父サクラバクシンオー)
11年2着 エーシンリジル(母母父トウショウボーイ)
10年2着 スカイノダン(父サクラバクシンオー)
10年3着 サンダルフォン(父サクラバクシンオー)
09年勝利 サンダルフォン(父サクラバクシンオー)
09年3着 カノヤザクラ(父サクラバクシンオー)
07年3着 ワイキューブ(母母母父テスコボーイ)
06年勝利 コスモフォーチュン(母母母父トライバルチーフ)
06年3着 ホーマンテキーラ(父サクラバクシンオー)

今年の出走馬には

ハノハノ(プリンスリーギフトのクロス)
スギノエンデバー(父サクラバクシンオー)

の2頭が該当。

この2頭の比較ならばハンデが軽く、前走直線で先頭に立ち、粘って2着のハノハノと一走契約!

【入厩】ハノハノ
今日の「一走契約」は小倉10R(500万下・芝1200m)に出走したラヴァーズポイントでした。

ラヴァーズポイントと一走契約したのは

①丸1年前、新馬戦(小倉・芝1200m)を快勝したこと。
②小倉2歳Sで3着したが、小倉2歳Sでラヴァーズポイントの後塵を拝した馬が後に500万で連対している馬が多いこと。
③4ヶ月の休養で馬体重を回復して、叩き2走目だったこと。
④苦手の芝1400mから実績ある芝1200mへの短縮であったこと。

を挙げていました。



3番人気に推されたラヴァーズポイントは目論見通り、行きっぷりが抜群で番手追走から直線抜け出して快勝しました。

単勝1160円、複勝300円。

$鳥居厩舎

これで鳥居厩舎から卒業です。

ありがとうございました。