2024年度の西大和学園の進学実績が、ホームページに出ております。
現役にしぼって、東大、京大、医学部 の合格者数と割合
そして、すべての国公立の合計合格者数、割合を出してみました。
※卒業生数は、こちらから引用。
以下は、過去4年のもの。
西大和は、完全に東大志向です。
中1~高2の間の模試では、
志望校の欄に、志望していなくても東大を書くように勧められるそうで、
その理由が、「東大が合格できる力を身につけておけばどこにでも受かる」と言われるそうです。
そんな感じでちょっとずつ、生徒たちに東大を意識させていくわけですね。
京大はおろか、医学部志望の人ですら、東大に行くよう説得されます!
医学部志望の生徒には、「説得されると思うから覚悟しといてね」と伝えています(笑)
西大和は面倒見学校として、とても有名です。
まず、テストが非常に多いです。
2期制なので、定期テストは年4回となり、これは3学期制の学校よりは1回少ないです。
ですが、定期テストほどではないものの、少し大きめのテスト「中テスト」というものが5月~6月くらいにあります。
これが実質、1学期中間テストの変わりになります。
定期テスト以外に、855(はちごーご)と呼ばれる朝のテストがあります。
5分くらいの軽いテストです。
また、毎週決まった曜日に実施される、週テストと呼ばれるものがあります。
英語や数学の1~2週間分の内容をテストするものなので、そこそこ大きめのテストです。
週テストが悪かった人は、決まった曜日に放課後居残りになります。
宿題はかなり多いです。
毎日帰宅後に、それなりに時間を使わないと、そう簡単にはさばききれない量です。
宿題を提出したかどうかは全科目しっかりとチェックされ、教室の前に、全員の宿題の提出状況が張り出されます。
やっている宿題は黒く塗られ、やってない宿題は色が塗られないので、やってないとかなり目立つようです。
宿題を提出していない人は、課題清算会というものがあって、決まった曜日に放課後に宿題が終わるまで残されます。
やってない宿題が1つや2つであれば、1回の参加で終わるかもしれませんが、そうでない人は1回では終わりませんよね。
日々、宿題は出されており、それもやらなければ、また未提出の宿題が増えていきます。
そうなると追いつくまで毎週毎週、課題清算会に参加することになるんですね。
まさに面倒見の良い仕組みです。
カリキュラムは、中1で数学も理科も中学内容を概ね終えます。
中2から高校内容開始で、高1終了時点で、旧課程数学Ⅲの極限くらいまで終了します。
かなり早いです。
早いだけでなく、難しいレベルまで解かせています。
教科書、宿題は、オリジナルテキストを用い、これは4STEPレベル以上。
とある学年は、参考書として赤チャートが配られていて、定期テスト前は、テスト範囲のページを全部やって提出でした。
特に制限はなく、★4レベルまで全て解いてたようです。
中3で、すでに、オリジナルのテキストでそこそこ難しい入試演習やってます。
進度が早いので、テスト範囲はとても広いです。
定期テスト自体は定番問題で構成され、そこまで難しいものではなく、平均点は6割後半~7割前半になることが多いです。
(学年によって多少方針は変わるようです)
また、副教科は英語で授業が行われます。
全部が全部英語というわけではなく、要所要所で、日本語で説明することもあるそうですが、
副教科の指導ですら、受験に役立つように英語を絡めてくるのはすごいですね。
徹底して、大学受験を意識したものになっています。
さらに、研伸館と提携しているようで、放課後に研伸館の指導を学校で受けることができます。
研伸館の指導ではクラス分けが行われるようで、上のクラスは研伸館の先生が指導し、下のクラスは学校の先生が指導するそうです。
上のクラスに入れば、よりハイレベルな授業が受けられるのではないでしょうか。
そして、TOMASと提携しているらしくて、学校内で個別指導まで受けられます。
西大和は、塾のいらない学校をうたっていますが、まさかの 学校の中に塾を作ってしまっているわけなのです。
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