オーディションを受けて、芸能プロダクションに所属してから、
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皆様こんばんは!!
それでは、今日もいつもの続きを書きたいと思います。
Nさんが現場に入り、初日は、
一度もNさんに八つ当たりされることなく、
無事に1日目を終えました。
この日も相変わらず、労働時間が長かったので、
自宅に帰り着くと、シャワーと晩御飯を早めに済ませ、
テレビなどの自分の時間もないまま、すぐに寝ました。
「残業だらけの毎日に変わってからというもの、
帰り着いてから、自分の時間というものが全くなくなってしまったな・・・
それに、今は現場にNさんがいるし・・・」
そんなことを考えながら、何度も寝返りを打ち、
現場での肉体労働のせいででクタクタなのか、
気が付けば、完全に寝落ちてしまっていました。
そして、朝の5時・・・
いつものように携帯のアラーム音により、目が覚めました。
「Nさんが入って、まだ2日目か・・・
少なくとも後2ヶ月近く、Nさんと毎日顔を合わせなきゃいけないのか(汗。」
そう思いながら、仕事に行く準備をしました。
準備が終わると、すぐに自転車に飛び乗り、
会社へと向かいました。
この時から、秋に入り始めており、
自転車を運転するのも、若干肌寒かったです。
それから約20分後・・・
会社へと到着し、タイムカードを押すと、
トラックの荷台に道具を積み、現場へと出発しました。
現場に着くと、みんなすぐに作業に取り掛かり、
自分もNさんと程よい位置を保ちながら、
八つ当たりされないように、作業をしました。
ですが、この日のNさんは、すこぶる機嫌が悪く、
災難なことに、自分はかなり八つ当たりされてしまい、
自分以外にも他の人にも、完全に理不尽な八つ当たりをしていました。
しかも、この日は、たまたま元請の会社の方がいたので、
Nさんは、元請の方に得意なゴマすりを始めました^^;笑
みんな、これを見た瞬間、怒りの空気が漂っていました。
休憩中もNさんのいないところで、
みんな不満をぶちまけており、
「Nの奴、俺ら下の人間には、悪くもないことで怒鳴り散らして、
八つ当たりするけど、上の人間に対しては、完全に犬だよな!
マジでムカつくよ!」
と、みんな口々に、悪口を言っていました。
自分もこのあからさまな態度に正直、腹が立ちますが、
悪口を言っても何も始まらないので、
あまり悪口の輪に入らないようにしていました。
ですが、悪口に参加しなかったので、
みんなからは、なにコイツと思われていたかもしれません^^;
そうこうしているうちに、10時休憩も終わり、
再び、作業を始めました。
すると、Nさんが、
「地面から1mの低い位置にある、細い枝を全部切ってくれ!」
と頼まれ、言われた通りにやりました。
この時、かなり運がよく、Nさんは、元請け会社の人と、
何処かへ行っていたので、快適に作業を続けました。
そして、昼休みに入るときに、Hさんが一言、
自分にこう言いました。
「お前、Nさんに地面から1mの高さにある、
細い枝を切れって言われなかったか?
あの2本の木は、完全にぶっ太い枝までノコギリで切っているよな・・・」
と。
自分は、どうやら勘違いをして、
太い枝まで切ってしまっていたのです。
普段のHさんなら、これを見た瞬間、
かなり自分に怒鳴っていたでしょうが、
この時は、Nさんがいたせいか、自分に味方してくれて、
「今から、近くのコンビニあたりで、
木工ボンド買ってくるから、それで誤魔化せ!
どうせ、残業だらけで一日の作業範囲がかなり広いから、
木の1本1本、丁寧に見ることは、ないからバレない!」
と言いました。
正直、かなり罪悪感は、ありましたがこの日のNさんは、
すこぶる機嫌が悪かったので、何を言われるか、
正直、わかったもんじゃありません。
ですので、昼休みに木工ボンドで、
太い枝を貼り付けることにしました。
「こういうことして良いのだろうか・・・
日本は、世界的に見ても丁寧を売りにしている国なのに、
その日本人の俺がこんなことしてるよ。」
と罪悪感にかられながら、枝をくっつけました。
建設現場でしたら、地震の時などの災害時には、
人の命がかかっているので、それに比べたら、
低い位置の木の枝だから、大丈夫だろうと自分に言い聞かせました。
そして、昼休みが終わり、
作業を始めてから、1時間ほどで、
Nさんが戻ってきました。
Nさん 「おいてめぇ! 枝切り終わったか?」
自分 「・・・終わりました。」
そうNさんに伝えると、Nさんは、
自分が切った、木の枝を見回り始めました。
バレるかバレないか、かなりヒヤヒヤしながら、
少し遠くでNさんをチラ見するのでした・・・