夏休みも終わりました。新学期というだけで、やる気をもつってくれればいいのですが、実際はそうでないお子様も多いかと思います。今回は、やる気を育てる4つのポイントを紹介します。それは、自己肯定感、高すぎない目標、不安の解消、居場所や支えです。自己肯定感が弱いと何をやってもだめだと思い込み、前向きになれません。目標を立ててもそれが、高すぎたり、低すぎたりして自分に合っていないと意欲が削がれます。また、一人でやり切るだけの力をもっている人ばかりではありません。支えがあってやる気が持続したり、高まったりすることもあります。未来に不安を抱くとやる気を失せたり、結果についてよいイメージを抱かなかったりすることがあります。以上のようなことからやる気を出して継続するにはこの4つが必要なのです。では、具体的な声かけ例をあげると、*「私はだめだ」と思わされている場合は、あなたは素晴らしい。よくなってきているよ。あなたらしくと自己肯定感を持たせるようにします。*高すぎる目標で苦しんでいる場合は、困っていることはない?がんばりすぎるのではなく、手に届きそうな目標からはじめてみようよ。*不安がある場合は、安心していいよ。大丈夫だから。それでいいよ。と不安を解消してあげましょう。*一人ぼっちになっていたら、あなたを見ているからね。みかたがから。一緒だよ。などと、居場所や支えをつくってあげましょう。
ケース別に声かけを書いてみましたが、保護者の皆様は、お子様のことをよく知っているので、今の状態にあった声かけを意識するだけで、もっと素敵な言葉が出てくると思います。至らない点を指摘することは、簡単です。また、脅したり、おだてたりしてやらせることもできます。私たちの期待や願いからではなく、お子様の思いに合わせた言葉を選んでみて下さい。