心が動くと身体も動く | 山形とし子 公式ブログ

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おはようございます。

久しぶりにブログを書いています。

昨年の6月にお店が2店舗になり
忙しさにかまけてブログの更新にまで
精力が回りませんでした。

でも、人は心が動くと行動に移るのですね。

実は先週の土曜日に20年連れ添った愛犬が
亡くなりました。

最初に調子が悪くなったのは5月26日の
暑い日でした。

ぐったりしているので、病院へ連れて行ったら
レントゲンと血液検査で肝臓がん末期と言われました。

確かに息を荒くしていること、胴体の部分が
大きくなっていること、年齢が20歳ということ。

私は先生のおっしゃる通りと思い込み
点滴を打ってもらって、利尿剤と、心臓の薬と
肝臓の薬を飲ませました。

次の日から、日に日に悪くなって行ったので
一番心配だった利尿剤を先に止めました。

肺に水がたまっているようだというのでの利尿剤
でしたが、愛犬は尿も便もちゃんとしていたし、
食欲もある子でしたから。

利尿剤を止めたら少し落ち着きましたが、またぐったり
する日が続きました。やはり食後に調子が悪くなる。

調子が悪くなると心配で病院へ連れていく。
利尿剤が必要という割には輸液を150ccくらい
点滴します。

いったん落ち着来ます。またご飯と薬を上げます。
また調子が悪くなり点滴です。
これを5回くらい繰り返した時点で、私は点滴の
中に入れている注射か、もしくは水分がいけないのか?
と思い病院へ行くのを我慢しました。

でも、心臓の薬を少なくして、肝臓の薬は与えていました。

いっこうに良くなりません。

そして土曜日。最後の日を迎えてしまいました。

前日まで、しっかりご飯を食べていました。

愛犬が亡くなってから、最初の検査値の用紙が出てきました。

それを見て自分の間違いに気がつきました。

愛犬は本当に肝臓がん末期だったのだろうか?って。

肝機能はそれほど悪くなっていなかったのです。

ご飯を良く食べて、おしっこも、うんちもちゃんとしていた子に
人間が飲むような薬を2週間も与えてしまいました。

最後はお腹がパーンとはって、下血しました。

薬で肝炎にしてしまった感じです。

愛犬は小さい時に、劇症肝炎をしているので肝臓がんは
ありえると頭から思い込んでしまっていました。
だから、ガンの漢方薬をえさに混ぜて飲ませて
いっしょに病院の薬も何の疑いも無く飲ませていました。
食べた、食べたと安心していたんです。

セカンドオピニオンもちゃんと聞けば良かったというのが
今の反省です。

それから、私の仕事のし過ぎです。

愛犬からの忠告だったと思います。

「お母さん、仕事のし過ぎで身体壊すよ。
僕と一緒にお薬のもうよ」

といってくれていたのではないでしょか?
実際ここ2週間、愛犬と一緒に同じ漢方薬を
家族で飲んでいました。

そして亡くなった今も、習慣になってしまい
飲み続けています。

家の中は静かになり、誰も口をきかないけれど
愛犬が残して行ってくれた漢方はみんな黙って
飲んでくれています。

今まで、いろいろつらいこともありましたが
20歳の子供を亡くした感じです。
喪失感というのは大きいですね。
身体が動きません。
でも社会人だし、仕事もしているから
それを押さえて患者様に元気を渡さなければ
行けません。

そんな無理からでしょうか、全身が痛みます。
病は気から
心が身体を動かしていることを身を以て
体験しました。

12日の日曜日はわかさ講座がありました。
講演しなければいけません。

でも愛犬の調子が悪いので、中止しようかと
土曜日の時点で思っていました。
彼は土曜の夕方に亡くなって、私は12日に
講演しました。行かせてくれたのですね。

本当に泣き出しそうでしたが、この日は
10年うちの店に通ってくれて、先月ご主人を亡くされた
方がいらっしゃっていました。
「先生に励まされて10年持ちました。今は悲しい
けど、先生に会いに行って、気持ちを切り替えます」
と、奥様が来てくれていたんです。

お会い出来て本当に良かったと思っています。

これからは、仕事も大切だけれど、もっと大切な
家族と一緒にいる時間を作って行きたいと思います。

皆様も自分にとって本当に大切な物は何か考えてみて下さいね。

愛犬からのメッセージを忘れないように。。。