JR北海道さんがとんでもないきっぷを出すようです。
- 5月11日~31日の期間限定
- えきねっとでの21日前までの購入限定
- 座席数限定
…という条件付きですが、なんと札幌~函館間3760円、南千歳~函館間3420円というきっぷを出します。
通常価格比60%OFFという見たことのない数字を出しています。
ここで札幌~函館間の高速バスの運賃表を出してみましょう。
高速はこだて号は乗車日によって価格が変動します。
函館特急ニュースター号の料金は通年同一です。ネット割適用時の運賃で記載しています。
路線 | 種別 | A運賃 | B運賃 | C運賃 |
---|---|---|---|---|
高速はこだて号 | 大人・通常 | 4990 | 4620 | 4320 |
大人・早割 | 4490 | 4120 | 3820 | |
函館特急ニュースター号 | 大人・ネット割 | 3920 |
なんということでしょう、高速バス最安値の「高速はこだて号・C運賃・早割」の3820円を下回る価格をつけています。
…というのを書いたのには訳があります。
既報の通り5月10日~12日の予定で千歳に行きます。
行きは対象外なんですが帰りが対象になるんです。
ここで12日の当初予定を書いておきます。
- ホテルに荷物を預けてチェックアウトする
- バスで新千歳空港に向かう(バス代230円)
- 新千歳空港でお土産と夜ごはんを買う
- バスでホテルに戻る(バス代230円)
- ホテルの荷物を受け取ってからMOP北広島に向かう(バス代720円)
- MOP北広島で昼ご飯を食べる
- MOP北広島から函館特急ニュースター号で湯の川温泉に向かう(バス代3920円)
- 湯の川温泉から自宅までタクシーを利用する(タクシー代1000円を想定)
これで合計6100円を想定していました。
今回思いついたパターン1つめ。
- ホテルをチェックアウトする(荷物は預けない)
- バスで新千歳空港に向かう(バス代230円)
- 新千歳空港のコインロッカーに荷物を預ける(700円を想定)
- 新千歳空港でお土産と夜ごはんを買う&昼ご飯を食べる
- 新千歳空港から南千歳までJRに乗る(運賃220円)
- 南千歳から函館までJRに乗る(60%OFFで3420円)
- 函館駅から湯の川まで市電に乗る(運賃250円)
- 湯の川から自宅までタクシーを利用する(タクシー代700円を想定)
ニュースター号取り消し手数料110円を加味して5630円(当初予定-470円)。
2つめ。
- ホテルに荷物を預けてチェックアウトする
- バスで新千歳空港に向かう(バス代230円)
- 新千歳空港でお土産と夜ごはんを買う&昼ご飯を食べる
- バスでホテルに戻る(バス代230円)
- ホテルの荷物を受け取ってから南千歳に向かう(バス代200円※JRと同額)
- 南千歳から函館までJRに乗る(60%OFFで3420円)
- 函館駅から湯の川まで市電に乗る(運賃250円)
- 湯の川から自宅までタクシーを利用する(タクシー代700円を想定)
ニュースター号取り消し手数料110円を加味して5030円(当初予定-1070円)。
ちなみにタクシー代を考慮しない場合
- 当初予定:5100円
- 案1:4930円(-170円)
- 案2:4330円(-770円)
…となります。
JRを使うメリットとしては、時間制約が少なくなることです。
函館特急ニュースター号の函館行きがMOPに止まるのは1本のみです。
そのため新千歳空港から先のスケジュールが以下の通り確定してしまいます。
※以下の時刻は、4月1日のダイヤ改正を反映していません。
- 13:00 新千歳空港
↓バス - 13:15 千代田町6丁目
↓徒歩 - 13:20 ホテル
↓手荷物受け取り - 13:25 ホテル
↓徒歩 - 13:30 千代田町6丁目
↓バス - 14:21 大曲
↓徒歩 - 14:30 MOP北広島
↓待機&昼食 - 16:00 MOP北広島
↓ニュースター号
一方でJRの場合、南千歳→函館の時刻はざっとこんな感じ:
- 南千歳13:58→函館17:13
- 南千歳15:16→函館18:30
- 南千歳16:16→函館19:30
- 南千歳17:26→函館20:39
※この後の便は函館市電に接続しない
新千歳空港→南千歳間は1時間6本程度確保されているので特に時間を気にしていません。
…ということで、新千歳空港を13時以降に出発する場合でも、JRの場合は4つの選択肢があるわけです。
さてどうしようかと考えなければ…。
(写真は2020年10月31日撮影)