ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

秩父札所めぐり 第三回目

2012-11-13 09:16:49 | 旅行・秘湯・巡礼 
立冬翌日の11月8日、家を8時に出発し 秩父の札所を目指して車を走らせた。
穏やかなお天気のもと、紅葉を期待して秩父の最奧にある三峯山まで直行した。
三峯は「かみさん」が初めてと言うので、神社の参拝を日程に加えることにした。
秩父湖から標高が上がるにつれ、道路に沿ったモミジが鮮やかに色づいていた。
三峯神社を参拝して道を戻り、途中 旧荒川村の老舗で「新そば」の昼を摂った。
秩父の市内に戻り、内緒の所に車を停めて二人で歩く観音霊場めぐりとなった。

気温は20度、セーターの上からリックを背負い 袈裟と数珠を掛けての旅姿に。
まずは15番札所少林寺。防火対策からの漆喰塗り土蔵形式の建物は珍しい。
古い街中を歩いて13番札所慈眼寺、雨と飴と眼をかけて「あめ」を売っていた。
町中をジグザグ歩いて14番札所に向かう。途中の今宮神社に立ち寄り樹齢千
年の大ケヤキを見てから札所、そこは明治の廃物希釈の影響を受けた今宮坊。
さらに北に向かい16番西光寺へ、その寺は我が家と同じ真言宗豊山派だった。
いずれも街並みにあるので、境内は狭く建物は小さいものの彫刻が素晴らしい。
東にやや上りの道をとり、秩父神社を見ながら車に戻り徒歩のコースを終わる。

時刻は3時半で万歩計は9400歩、コーヒー店で一息ついて少し買い物をした。
そのあと車で少し走って、帰り道の脇にある18番札所の神門寺に納経をした。
神門(ゴウド)と言う珍しい寺名は、修験道を通じて神社と関わりがあったらしい。
神社と言えば、今回は三峯まで行ったので日の短い中で時間を大分浪費した。
「でも山奥の神社には、『山の神』を感じさせる威厳がある」と、ひげ爺の独り言。
私のかみさんは 奥山の『山の神』でもなく、家内と言っても『おっ家内』でもない。

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