こんばんは。
株式会社リミテッドです。
時期ではないが
ひとつずつの品に大切な意味が込められているおせち。仕込みにはある程度の時間がかかりますが、まとめて丁寧に作ってしまえばお正月は炊事の心配をせずゆっくり過ごせますね。
そして、頑張った料理をもっと楽しく味わうために、おせち料理の一品一品に込められた意味を知るともっと楽しくなるはず。
今回は、そんなおせち料理の意味を特集してみました。寝正月になってもこの食材なら冬太りを防げそう!?
(1)一の重 - おせちの主役、祝い肴の段です。
・かずのこ
二親健在という意味もあり子宝に恵まれるという縁起もの。
・田作り(ごまめ)
いわしの佃煮。いわしが畑の肥料にされていたことから五万米とも。
・黒豆
”勤勉”と”丈夫”というふたつの意味があります。
・たたきごぼう
ごぼうのように深く根を張り子孫繁栄を願います。身を開いて叩くことで開運を。
・伊達巻き
書物や掛け軸のようにくるくる巻かているため、知識や文化の発展を願う意味が。
・紅白かまぼこ
紅は魔除け、白は清浄を意味し、おめでたいものです。
・栗きんとん
勝ち栗とも呼ばれる縁起物、金色に輝く金団は豊富な財政を願います。
・昆布巻き
”よろこぶ”と”こんぶ”をかけ、喜び一杯の年を願います。
(2)二の重 – 海の幸の焼き物を豪華に飾ります。
・エビ
海老のように腰が大きくまがるまでと長寿を願ったものです。
・ブリ
成長ごとに名前が変わる出世魚で出世を願います。
・タイ
”めでたい”とかけてお祝いの魚として使われます。
(3)三の重 – 煮物を中心に食べごたえのあるものを。
・レンコン
穴があいたレンコンを覗けば将来の見通しがたつ、という願いを込めて。
・サトイモ
小芋が連なって収穫されるため、子孫繁栄の象徴として。
・くわい
大きな芽がでた様子から”めでたい”という意味があります。
(4)与の重 – 酢の物や和え物、箸休めとして。
・紅白なます
赤いにんじんと白い大根でお祝いの意味と、根菜であることからしっかり根を張るという意味も。
・菊花かぶ
邪気を払うとして菊は不老長寿の象徴に。
・ちょろぎ
”長老木”または”千世呂木”とも書き、長寿を願います。
(5)五の重 – 空のままでなにも入れない
控えの重とも呼ばれ、神様から授かった福を詰めるため、空のままにしておきます。
■祝い箸を使う
年神様をみんなでお迎えして、一緒に食事をすることで新年の幸せを授かりましょう、というのがおせちの目的です。すみずみまで形式通りにしなくても、その気持ちがあれば十分なのですね。
言葉の響きを大切にしてきた日本人なので、”四の重”ではなくて”与の重”とするのは、四にまつわる縁起の悪さを排したためです。古き良き日本の風習を大切にしたいですね。
最近はきちんと具材が揃ったものが通信販売でも入手できます。食材にどんなお祝いの気持ちがこもっているのかを知れば、楽しいお正月が過ごせそうですね。
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