子どもの自立モデル ~前日譚~ | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

子育てをしているなら、

 

「子どもに自立してもらいたい」

 

って思っている親も多いはず。

 

 

 

今まで、たくさんの親子から話を聴いて僕がまとめたのが、

 

「子どもの自立モデル」

 

です。

 

 

 

一般的に思われている「自立」って、

 

「子どもが自分のことを自分1人でできること」

 

なんだと思うんだよね。

 

 

 

実は、親がこの考え方をしていると、子どもは自立できない・・・

 

って知ってた?

 

 

 

どういうことかと言うと、

 

仮に、

 

「子どもが自分のことを自分1人でできること」

 

が達成されたとするじゃない?

 

 

 

自分のことを自分1人でできるようになったら、どうなる?

 

自分のことを誰にも頼らなくなる。

 

 

 

自分1人でやらないといけないんだから、

 

「頼ることは甘え」

 

「自分でできることを人を頼ってはいけない」

 

「人を頼るのは迷惑をかけている」

 

っていう考えを持つようになる。

 

 

 

これを読んでいる人の中にも、

 

「人を頼るのが苦手」

 

っていう人、いないかな?笑

 

 

 

自分のことを自分1人でやり、

 

人に迷惑をかけてはいけない、

 

人を頼ってはいけない、

 

そう考えていくと、その行き着く先は、

 

「孤独」

 

なんよね。

 

 

 

たしかに、自分1人ではできる。

 

でも、人を頼らないから、どんどん孤独になっていく。

 

 

 

さらに、

 

「自分のことは自分1人でできないといけない」

 

って思ってるんだから、

 

「他の人が、人を頼ってる」

 

のを見かけると、それを甘え、情けないと思ってしまう。

 

 

 

自分のことを自分1人でできる人ばっかりになると、孤独化が進んでいく。

 

親が、

 

「自分のことは自分1人でできないといけない」

 

って思っていたら、当然、子どもは人を頼れなくなり、孤独になっていく。

 

 

 

 

 

 

 

人が孤独になると、ありとあらゆる病気にかかりやすくなる。

 

心の病気はもちろん、身体の病気になりやすいことも分かってる。

 

孤独な人と、そうでない人を比べると、孤独な人は、風邪を3倍ひきやすくなったり、乳がんの腫瘍の数が84倍もあったり、致死率も3倍もある。

 

うつ病にもなりやすいし、あらゆる依存症にもなりやすくなる。

 

僕がよく言ってる話で言えば、ゲーム依存症になるのも、孤独な子どもなんよ。

 

 

 

そして、何よりも、僕ら人間は、

 

「身近な人との良好な関係」

 

によって幸せを感じるから、孤独になれば幸せからも遠ざかる。

 

 

 

つまり、

 

「自分のことは自分1人でできないといけない」

 

っていうのは、子どもを孤独にし、心身ともに弱くして、不幸な道へと進ませてしまうんだ、っていうこと。

 

 

 

 

 

もし、子どもを幸せにしたいと願うのであれば、僕ら親は、自立の定義を変えないといけない。

 

孤独とは無縁な生き方にしないといけない。

 

 

 

アドラー心理学の考え方を参考にして考えたのが、

 

「自分で自分を幸せにしている状態」

 

を新たな自立の定義として打ち出しています。

 

 

 

この「幸せ」には、

 

自分の幸せもあるし、

 

周りの人が幸せでいてくれる幸せもあるし、

 

自分が誰かの役に立った幸せもあるし、

 

逆に、誰かに助けてもらって感じる幸せもある。

 

 

 

人との繋がりを前提にした「自立」が、

 

「自分で自分を幸せにしている状態」

 

です。

 

 

 

っていうか、僕ら人間は、ほっといたら勝手に人との繋がりを求めると思うんよな。

 

だから、わざわざ意識的には人との繋がりを求めなくてもいいと思うねん。

 

 

 

「自分で自分を幸せにしている状態」

 

っていう自立を頂点(目標)にして、どういうプロセスを辿って子育てをしていけばいいのか?

 

 

 

それを1枚の図にまとめたのが、

 

「子どもの自立モデル」

 

です。

 

 

 

孤独を前提にした自立から、

 

人との繋がりを前提にした自立へとシフトするんだから、

 

それまで良しとされてきた関わり方も、まるっきり変わります。

 

 

 

その代表格が、

 

「遊びの解放」

 

と、

 

「自律学習」

 

です。

 

 

 

この2つに関しては、他の記事でしこたま書いてきたから、そっちの記事で読んでみそ。

 

すごく簡単に言えば、

 

「親が子どもに何かをさせる教育」

 

から、

 

「子どものことは子どもが考え、判断をし、実行する教育」

 

へのシフトです。

 

 

 

「させる教育」から、「信じて見守る教育」へのシフトです。

 

 

 

実際に、

 

「子どもの自立モデル」

 

を元にして、子育てのやり方を変えたら、子どもたちが激変しました。

 

親が口うるさく言わなくなったことで、子育てもめっちゃ楽になるというか、特に気持ちが軽くなる。

 

 

 

親の負担が減り、

 

子どもが自分で考え、行動をするようになる。

 

 

 

しかも、自分の意思で勉強をしたり、学校に行く決断をしたりする。

 

さらに、

 

「勉強楽しい」

 

とか言うんやで?

 

最高やない?笑

 

 

 

「子どもの自立モデル」

 

っていうのは、それくらいインパクトがある転換なんよ。

 

 

 

 

 

僕がこれまで伝えてきた子育ての考え方は、全て

 

「子どもの自立モデル」

 

に集約されてる。

 

たった1枚の図よ。

 

 

 

子育てはそれくらいシンプルでいい。

 

ただ、従来の考え方や関わり方をガラッと変えることになるから、その理解や心理的抵抗感が大変みたいやけども(笑)

 

 

 

でも、理解できて、実践してみると、比較的短期間(半年以内)での子どもの変化が見られる。

 

それよりも早く、親の変化も実感できる。

 

もちろん、効果には個人差があります(笑)

 

 

 

孤独に向かわせようとしていた子育てから、

 

依存を前提にした幸せに向かわせようとする子育てにシフトするから、

 

ほんとに色々と変わっていく。

 

 

 

実践してくれたお母さんたちも、とっても笑顔なんだよね。

 

だからこそ、1人でも多くの親に、

 

「子どもの自立モデル」

 

について知ってもらいたいなと思っています。

 

 

 

そこで、メルマガに登録してもらうことで、「子どもの自立モデルを思いつくまで」の話をまとめた全12話の物語、

 

「子どもの自立モデル ~前日譚~」

(前日譚:ぜんじつたん)

 

を読んでもらえるようにしています。

 

 

 

いきなり「子どもの自立モデル」も刺激が強いかもしれんから、まずは「子どもの自立モデル」ができるまでの話を読んでもらえたらなと思っています。

 

ちなみに、前日譚に出てくる話は、全て実話です(笑)

 

 

 

タイトルだけ書いておくと、

 

【1】「ねぇ、先生、五寸釘で刺してもいい?」

 

【2】子どもに注ぐ愛情は、余りもので十分
 

【3】愛情の暗号化:6つのパターン

 

【4】親がゴミくずと思ってると、子どももゴミくずだと思うようになる

 

【5】子育てを変えるには、この3つと向き合えばいい

 

【6】勉強をして幸せになるのではなく、幸せだから勉強をする

 

【7】「親が変われば、子どもが変わる」の本当の意味とは?

 

【8】子どもをコントロールするのをやめて、自身と人生を尊重する考え方を学ぶ

 

【9】子どもの自己肯定感は、根本から上げてく

 

【10】もう子どもに勉強をさせるのをやめましょう

 

【11】さよなら、昭和の価値観。こんにちは、令和の価値観

 

【12】親の成長

 

です。

 

 

 

第1話のタイトルは、僕が実際に子どもから言われた言葉です(笑)

 

この言葉を放つ子どもの背景にあったのも、親子関係なんだよなぁ。

 

 

 

どの話も、従来の子育て観を覆すものばかりだと思います。

 

それは言い換えれば、

 

「自立すると信じて、子どもを孤独に追いやる子育て」

 

を、

 

「子どもを信じて見守り、子どもが何が幸せなのかを自分で考え、判断し、行動をしていけるようになる子育て」

 

にシフトしていけるということ。

 

 

 

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※子どもの自立モデル ~前日譚~(全12話)を読めます