本日のテーマ 

【経験から価値観が変わる】

 

 

人の価値観は経験によって変わるようです。

 

例えば、自分が苦しい経験をした場合などです。

 

そのことが、映画『阪急電車~片道15分の奇跡~』に描かれています。

 

 

 

人はそれぞれの悩みを持ちながら悩みと闘いながら生きていて、その悩みや苦しみを経験した人は、他人の悩みや苦しみを理解することができる優しさを持てるのです。

 

ある女性は、

 結婚寸前で彼氏に裏切られた…

ある主婦は、

 子どものPTAの付き合いで人間関係に疲れきっていた…

ある女性は、

 彼氏の暴力をふるわれていた…

ある子どもは…

 友だちからいじめられていた…

 

それぞれ悩みを持つ者同士が電車の中で知り合い、お互いが相手を思いやるようになって行きながら大切なことに気づいていくストーリーです。

 

この映画を観ていて、“悩みや苦しみが人を育てる”ということがじょうずに描かれていてとても心が温まりました。

 

人は苦しい事や辛い事を経験すると、共通する価値観を持つことができるようです。

それはきっと、

「苦しみや辛さが人を思いやる心を育ててくれるから」

ではないでしょうか。

 

価値観というものは、経験で感じたことにより変化していくのだと思います。

人生を充実させるためには、いかに価値観の質を向上させるかにかかっているのかもしれません。

 

 

価値観は、何を大切にして生きるかの基準を決めるもの。

 生きるということは…

 よりよい人生をつくるということは…

 

そんな質の高い問題意識を持ち、価値観をつくりたいと、わたしは思うのです。