本日のテーマ 

【訓練で少しずつ自分をつくる】

 

 

以前のわたしは、

 失敗した…

 間違えた…

そんなことで、

仕事に支障を出した…

人に迷惑をかけてしまった…

そんなときに、決まってやってしまっていたことがありました。

それが、‟後悔”でした。

 

あのとき、

 あんなことをしなければよかった…

 あんなことを言うべきでなかった…

 〇〇をやっていればこんなことにはならなかった…

と、後になり悔やんでいました。

 

その後に気づくのですが、

「後悔」は、自分の戒めのためには必要かもしれませんが、これからのことに対しては建設的ではありません。

それに気づいてから、「後悔」「反省」に替えることにしました。

 

【後悔】は、過去の失敗に囚われること。

【反省】は、自分のしてきたことをふり返り、改め考え、二度と同じことを繰り返さないように失敗を未来に活かすこと。

 

そう決めたのですが、その後に何かに失敗や間違いをする度に、

「あのとき、あんなことをしなければ…」

と、つい思ってしまう自分がいました。

 

そこで、後悔をしない“訓練”をすることにしました。

一時、心は後悔しても、それを反省に切り替えるように心がけました。

この訓練のお陰で、今では“後悔をしない自分”をつくることができました。

 

この成功例の延長線で“不動心”も訓練をすることにしました。

どんなことがあっても心が動かされないためです。

 

 思いもよらない悪い出来事が起きた…

 急に想定外の悪い展開になった…

 ショッキングな事が起きた…

 

こんなときは、心が乱されてしまい冷静な判断ができなくなります。

心が動揺したり、乱されたりしたときは、前に進むことができない状態に陥ります。

そこで、わたしは今後の人生をより良くするために“不動心の訓練”することにしました。

 

最初は甘く見ていて、不動心の力をつけることはできると思っていたのですが、これが難しく、どんなことがあっても心を不動でいられることはできない現実がありました。

どうするかを思案しているときに、こんな情報が入ってきました。

 

 その情報とは、“不動心の実験結果”でした。

このことがキッカケとなり、わたしは「不動心」に近づくことがでるようになりました。

それがこの実験です。

 

不動心についての実験が行われました。

修行を積んでいない若者と修行僧に、座禅をさせて脳波測定を行いました。

二人には瞑想状態になってもらい、そこに二人を驚かせるために、突然、大きな音を立てます。

すると、二人の脳波は、大きく乱れました。

なんと修行僧の脳波も乱れたのです。

しかし、その後に差がハッキリと示されることになります。

若者の脳波は、その後、いつまでも乱れ続けましたが、修行僧は、すみやかにもとの状態に戻ったのです。

不動心とは、乱され続けないことだったのです。

 

 

このことを知り、わたしの訓練はこのように変わりました。

「心を乱されないようにするのではなく、心が乱されてもすぐに冷静な自分に戻れるようにする」

 

この訓練のお陰で、訓練をする前とした後では心の乱れ方に差が出ました。

この経験から訓練の力は凄いと気づかされるのでした。

 

今、わたしが心がけていることです。

「コレだと思ったことは、今までできなかったことでも、訓練してできるようにする」

 

 

 

今後も、訓練を続けていきたいと思っています。

一つひとつできることを増やし、より良い人生を自分でつくるために……。