本日のテーマ 

【発明と発見は誰にでもできる

~発明王エジソンから学ぶ~】

 

 

人間は、誰もが「発明」や「発見」ができると、わたしは思っています。

発明や発見と言っても、大きいものや複雑なものだけでなく、小さなものや単純なものまであります。

 

例えば、創作料理があります。

今までにない材料のお組み合わせで新たな味を作り上げる料理です。

これも一つの発明になるのではないでしょうか。

こうやって考えてみると、誰もが発見や発明をできる可能性があります。

今までにないものを考え出す、思いつくことを「アイディア」と言います。

これも発見や発明につながることです。

 

わたしは、今までにないものを発見したり、発明したりすることできると信じて取り組んできました。

そういっても大げさなものではありません。

 こんなやりかたしたら無駄がなくなる…

 こんな言葉を添えたら人は気分よく頼みごとをやってくれる…

 こんな仕組みを作ったら関わる人とたちを活かせる…

 こんなことを事前にやればスムーズに行く…

このような小さなことの発見や発明です。

 

ココで、発明と発見の違いについて触れておきましょう

【発見】すでに存在していたけど、人間には知られていなかったものを見つけ出すことを指します。

【発明】この世に存在しなかった物を作り出したり、もともと存在するものに工夫や改善をすることを指します。

 

発明王といえば、トーマス・エジソンです。

エジソンは、1,200以上の発明をしており、代表的なものに「蓄音機」「映写機」「白熱電灯」「電気機関車」「蓄電池」などがありますが、世の中に存在しない新た物を作り出してきました。

 

若い頃のエジソン…

 

では、どうしてエジソンはこれほどの発明ができたのでしょう。

その才能は幼少のころから現れていたそうです。

 

1853年、少年時代のエジソンはアメリカオハイオ州で、大人たちに対して質問攻めをして大人たちを困らせていました。

何でも好奇心を持つエジソンは、時に小麦倉庫の中を見たくて小麦の中に落ちてしまい助け出されたことがありました。

また、どうして火が燃えるのか、どんなふうに火が燃え広がるのかを試したくなり、物置小屋を火事にしてしまったこともありました。

小学校に入学した時も、先生に質問攻めをします。

「2+2=4を、なぜ4なのか?」

「風が吹けば、なぜ風が吹くのか?」

毎日こんな質問を先生に投げかけ、授業にならず、先生を呆れさせてしまいます。

この結果、問題児とされ、学校には3ヶ月しか通えませんでした。

その後は、お母さんが家で先生として授業を教えることになります。

 

この少年が将来、世界の発明王になるのです。

1922年のエジソンが75才の時には、アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」の「今生きているもっとも偉大なアメリカ人はだれか?」の読者投票で第一位に選ばれるまでになりました。

 

わたしは、なぜエジソンがこれほどの発明ができたかを考えてきました。

そのヒントは、大きく5つありました。

①  好奇心を持つ。(知りたいと思う気持ち)

②  その答えを知る。(仕組みや構造の知識を得る)

③  自分で考えてアイディアを出す。(こんなものができないかを考える)

④  アイディアを試してみる。(実際につくったり実験をしたりする)

⑤  上手くいくまでやり続けた。(成功するまで諦めなかった)

 

①  ~④まではとても単純なことで、誰もがこのように取り組んだことがあると思います。

ですが、エジソンの凄いところは、⑤の成功するまで繰り返し繰り返し続けたことでした。

白熱灯の発明では、約2,000回もの実験の末に成功まで辿り着いたのです。

 

そんなエジソンの説得力ある言葉がいくつもありますが、わたしが感銘を受けた言葉をご紹介しましょう。

 

■「成功するために一番確実な方法は、かならずもう一度だけ試してみることだ」

 

■「99回の失敗のあとに、やっと1回成功すればいいほうである」

 

■「毎日18時間私は働く。これだけ働いたら、人の倍成功しても当たり前だろう」

 

■「本当の偉人とは、多くの心配事を持ちながらも弱音をはかない人である」

 

 

わたしは、エジソンを知ることで希望持つことができました。

「自分も発見や発明ができる!」

そう確信しました。

 

わたしの場合は、小さいこと、限られたことへの発見と発明ですが、

「自分の人生を成功させるための小さなこと」

について、発見、発明できるまであきらめないで探求を続けていこうと決めました。

「自分の人生を成功させるための小さなこと」

について、発見、発明できるまであきらめないで探求を続けていこうと決めました。

 

それがこの5つの項目です。

①  人生をよくするために必要なことへの好奇心を持つ

②  その答えを見つける努力をする

③  自分でアイディアを生み出す

④  実際に試してみる

⑤  良い結果が出るまで試してみる

 

エジソンの言葉で、特に心に刻もうと思った言葉がコレです。

 

■「成功するために一番確実な方法は、かならずもう一度だけ試してみることだ」

 

試すということが大事だと思ったからです。

それは、「試してみることに失敗はないから」です……。

 

 

 

 

 

本日のテーマ 

【期待がないところに喜びがある

~過剰な期待のリスク~】

 

 

人生は、自分の思い通りにはならないものです。

だから、

 味がある…

 意味がある…

と言う人もいます。

 

思い通りにならないから、何か良い事があると、その後もうまくいくかのように期待してしまいます。

わたしの場合、人生を振り返ると、いたるところで、いろいろな期待をしていたことに気づかされます。

 

 良い話が舞い込むと、まだ決まってもいないのに勝手に喜んでいた…

 良い結果になると勝手に想いを巡らせていた…

 

しかし、過剰な期待はかえって心に負担をかけてしまいます。

思い通りにならず、返ってガッカリして落ち込んでしまい、期待しなければよかったと悔やむことになります。

 

 

期待も時には必要かもしれませんが、過剰な期待はリスクがあるということです。

期待し過ぎて上手くいかなかった時は、ガッカリして落ち込み、精神的に大きなダメージを受けることになります。

 

ですが、この逆もあります。

あまり期待しないでいると、思わぬ良い事が実現した時は、より一層の喜びを感じます。

 

■アメリカインディアンの言葉に

「期待のないところに、喜びがある」

があります。

 

何かを探しに行って見つけるよりも、思いもよらぬ偶然で見つかることもあります。

過剰な期待があれば、

 見つけて当たり前…

 見つからなければ、ガッカリする…

と、いうことになります。

 

期待がなければ、

 見つからなくてもガッカリすることはない…

 偶然に見つけたものは大きな喜びとなる…

と、なるでしょう。

 

わたしは、アメリカインディアンの教えを学びにするために、自分で“期待しない訓練”をすることにしました。

その結果、今まで期待していたことを、一切期待しなくなりました。

すると、どんな結果になっても、心が穏やかでいられるようになりました。

 

この経験から感じた事は、大げさかもしれませんが、

「新たな生き方を発見した!」

そう思えました。

だって、今まで期待が外れると心が動揺していた、それがなくなったのですから……。

 

 

 

 

本日のテーマ 

【仕事の考え方】

 

 

こんなことを聞かれたら、何とこたえるでしょう。

 

「あなたにとって仕事とは何ですか?」

 

わたしは日頃から、

 当たり前と思っている事…

 分かったつもりになっている事…

に対して、わざと自分に質問を投げかけてみます。

 

なぜかって?

それは、

「自分を試してどんな答えを持っているかを知りたいから…」

 

例えば、「仕事」に対してどう考えているかです。

そんなこと分かっていると思ったのですが、直ぐに答えられなかったり、納得のいく答えが出なかったりしました。

そこから、いろんな人の仕事観に触れ学んでみることにしました。

すると、

仕事に対してこんな考え方があるのか…

 私よりも意義ある捉え方をしている…

そんなことを学ぶ中で、今ではしっかりとした仕事観を持つことができました。

 

ではココで、すばらしい仕事観をお持ちの皆さんをご紹介しましょう。

 

■ゴーリキ(ロシアの作家)…

「仕事が楽しみならば、人生の楽園だ。仕事が義務ならば、人生は地獄だ」

 

■山岡孫吉(ヤンマーディーゼル創業者)…

「私に取り柄があるとすれば、ただエンジンが好きで好きでたまらずそれに没頭したことだ」

 

■ウォルト・ディズニー(ディズニー創業者)

「私は、事業のために映画を作っているのではなく、映画を作るために事業をしている」

 

■ジャッキー・チェン(映画俳優)

「人のやれることをやっていたんじゃ、いつまでたっても仕事がこない。だから、本当のガラスのなかへ体ごと飛び込んでいったり、酒場のカウンターに顔をぶつけたり、高い所からとびおりたり、そりゃあ何でも喜んでやった」

 

■片山敬済(バイクレーサー)

「食うために真剣になっていたわけじゃない。自分はなにをやって生きていくのか、そういう生き方の問題だった。だから、僕は最初から目標にしたドライバーもいない、ライバルもいない、つまり自分を越えるしかない、そこでやったことにすべて結果がついてくると思ってた」

 

■豊田佐吉(トヨタグループ始祖)

「仕事は自分で見つけるものだ。また職業は自分でこしらえるべきものだ。その心掛けさえあれば、仕事、職業は無限にある」

 

 

わたしは、この数々の言葉から勇気をもらいました。

それは、仕事というものは有るものに就くだけではないということを教えてくれたからです。

 

「自分の好きな事、信じた事をとことんやり、道をつくる。その延長線上に職業をこしらえる」

 

 

できるかできないかは分かりません。

しかし、このような先人たちが道を切り拓いてきて事実があります。

考えてみたら、どんな仕事でも、最初はなかったのです。

誰かが職業をこしらえたのですから……。

 

特に心に残った言葉です。

 

■片山敬済(バイクレーサー)

「食うために真剣になっていたわけじゃない。自分はなにをやって生きていくのか、そういう生き方の問題だった…」

 

■豊田佐吉(トヨタグループ始祖)

「仕事は自分で見つけるものだ。また職業は自分でこしらえるべきものだ。その心掛けさえあれば、仕事、職業は無限にある」

 

 

わたしにとって仕事とは何か?

それは、

「人生を成功させるための自分づくりの手段」

と捉えています。

 

 

<参考文献>

書籍『人生の地図』高橋歩著(株式会社A-Works)

書籍『ドロップアウトのえらいひと』森永博志著(東京書房)