マキオカのネイチャーな日々

マキオカのネイチャーな日々

山梨県の牧丘に手作りの2区画だけのキャンプ場を作りました。

広い空には満天の星。
ティピィの煙突からはバーベキューのけむりと笑い声。
ハイジのブランコは空まで届きそう。

いるだけで気持ちが和んでいく。そんな不思議なキャンプ場から贈ります。

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

ちょっとガッカリしながらお風呂から出た後は、お楽しみの夕食だ。
食事の会場は海が見えるように配置されている。

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太平洋クルーズの豪華ディナー、いいじゃないですかあ!

バイキング形式になっているので、席を確保してから早速取り皿を持ってお料理の並んでいるテーブルを巡る。
豪華客船の場合は高級ホテルみたいなお食事なんだろうけど、ここは普通のビジネスホテルのバイキング程度の質と量。

・・・ま、豪華とは書いていなかったしね。
わたしの希望的観測だしね。
所詮なんちゃって太平洋クルーズ、何回も言うけど世の中ってそれなりなのよね。

気を取り直して、20時から吹き抜けのホールで始まるというプロジェクションマッピングを見に行った。

うーん、微妙。
なんつーか、ちょっとショボイというか。
悪くはないけど、よくもないって感じ?

21時からもあると告知がされていたが、1回見れば充分な感じだったので、個室に戻ってベッドにごろりと横になる。
当たり前だけど、Wi-Fiが付いていないからYouTubeも見ることができない。
こじんまりとした部屋にはテレビもついているが、なんとなく圧迫感があって落ち着かない。
仕方ない、寝るか。

一生懸命寝ようとするが、なかなか寝付けない。
なんちゃってではあるが、さすが太平洋クルーズ(?)、時々部屋がぐらりと揺れ、波が高いのがわかる。
うとうとと眠りについたが、夜中何度か大きな揺れで目が覚めた。

ふーん、これが船で寝るってことなのね。
そりゃ船なんだから揺れますわ。
まぁ、人生に1回だけ経験すればいい感じ?

一旦目が覚めてしまうとなかなか寝付けない。
「多分わたしの人生で太平洋クルーズをする事はこれからないだろうなあ」
「いや、どちらかというと蟹工船クルーズ?」
「わたしの一生に1度の太平洋クルーズ、こんなもんでいいのか?」
などと寝られない頭に様々なしょーもない言葉が浮かんだが、いつしか眠りについていた。

翌朝ホールの前で添乗員さんとお会いしたら「昨夜は揺れて大変でしたね。わたしは何度かこの船に乗っていますが、今回は一番揺れが大きくて一睡も出来ず怖かったです」と青ざめていらっしゃる。

あれ?そうだったの。
船旅ってみんなあんな感じかと思っていた。
そういえば、その前に行った有馬温泉は凄い風が吹いていたっけ。

朝食は付いていたが、チケットを買う人は850円で食べられる。
料理の種類が多いバイキングなのに、これはお安い!

その後、サンフラワー号の中のショップを見る。
オリジナル商品はなかなか質がよさそう。
わたしがお土産に買ったのは屋久杉で出来たお香立てとお香のセット。
小ぶりで荷物にならないし、一つ一つ形が違って可愛らしい。
そして匂いが森を思わせるお香。
これを友人の分と合わせて3つ購入。

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他の商品も良心的な料金設定と質の良さが感じられ「この船会社、なかなかやりおる」と見直した。

船の揺れもそれほど感じなかったし、もう一回くらいはクルーズいいかも。
どうせなら今度はなんちゃって太平洋クルーズではなく本格的豪華太平洋クルーズに行ってみたい。

けれど蟹工船クルーズ、もといなんちゃって太平洋クルーズにだってもう来れない可能性もあると思い、制服制帽を身に着け、テーマパークに来たおばさんよろしく自撮りする。

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はー、宝くじでも当たらないかなー。
とはいえわたしは宝くじは買わない人間。
「願えば叶う!」を心の支えに老後を過ごしたいと思うわたしなのでした。


つづく