勇気は必要 ② | 〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

筆者のリアル体験物語。「社内恋愛」を題材にした私小説をメインに、創作小説、詩を綴っています。忘れられない恋、片思い、裏切り、絶望、裏の顔―― 全てが入った、小説ブログです。

大人になってから、友達を作りにくいとか出来にくいとか言いますね。

あれ、私にはズバリです。本当にそう。

二十代半ば過ぎてから、友達は一人も出来ていません。笑

 

でも、いいんです。

友達って、数じゃないと思ったので。

今回のことで、とても実感したので。

 

まっちゃん との電話での会話は、声も話し方も想い出話も、全てが懐かしくて。

電話の向こうにいる、子供たちの声や、合間に我が子と会話をする彼女に、現在の生活を垣間見て“今”を感じた。

このブログを始める前までは、私の心の中は忘れられない想いでいっぱいで、何十年も「あの時」で時間を止めたようになっていました。

でも、全てを吐き出した今、本当にスッキリしていて、“今”の自分で彼女と話せていたのです。

 

想いを越えるまで、何十年掛かっているんだっていう。笑

 

ただ、元同僚との再会は、本当に、心から怖いのです。

「君、誰だっけ?」 な反応が返ってくるのではないかと、とにかく怖い。涙

その反面、同じくらい会いたい思いもあって。

 

夫からの後押し…ではないけれど、

「年齢的に、会うの最後になるかもしれないよ。行ったほうが良いんじゃない?」

という言葉は、引っかかったなぁ。

次回がある保証はないもんね。行けるうちに行くほうが良いのは確かなんだ。

怖いとか言っている場合でもない。

 

妥協案(?)として、捻りだしたのがこちら。

「まっちゃんが行くなら行く」 ……でした。笑

子供かいっ!笑

 

まだ、ぼんやりとしたスケジュール。
8月の何処か、場所は未定というアバウトなもの。
そういえば、結婚してからこういったことで出掛ける、飲みに行くこともほぼ初めてだと気付きました。
 
かくして、後日改めて、まっちゃんからの連絡を待つことになったのです。