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カースピーカーを交換する。

2024-04-26 18:08:18 | 日々の生活

 4/26

 今日明日と連休である。明日は義母の一周忌法要が行われるということで休みを取っておいたのだが、シフト編成担当者の粋な計らいで本日もお休みにしてもらった。感謝しかない。

  昨年の今頃はブログの更新をするような余裕はなく触れてこなかったが本当によいお義母さんだった。ところで同じころ・・・つまり1年ほど前、実家から1台の軽自動車を引き取ってきた。マツダキャロル HB25S型。現行から2代前のモデルである。母もちょうど1年ほど前に体調を崩しており、心配していたのだが実家にあったこの車をよく見るとところどころに傷があり、タイヤのサイドにもこすってできた傷がある。テールランプにもヒビが入っていた。このまま乗せておくわけにはいかない。高齢ドライバーによる悲惨な事故は後を絶たない。とはいえ車検は1年以上残っているし、母の通院に付き添うため帰省するときの移動手段ということでこちらで有効活用しようということになった。

 このクルマのメンテにはお金はかけていられないので、タイヤはいわゆるアジアンタイヤ、ロードストーンHP02というのが近くで安く販売されていたので4本とも交換した。普段使いには全く問題ない。むかしガソリンスタンドでバイトしていてタイヤの脱着などしていたのだが、ちょうどそのころからプライベートブランドのタイヤがガソスタの店頭に並ぶようになり、店長さんから「韓国製なんだよ。」などと教えてもらった記憶がある。当時は安かろう悪かろうというイメージしかなかったわけだが、少なくとも2024年の現在では素晴らしい品質だ。

 テールランプに関しては中古パーツを某フリマサイトで調達して取り付けた。キャロルのOEM元であるスズキアルト HA25Sのものを検索した。本体に刻印されているパーツナンバーまで同じである。以降本題のスピーカー交換に関して調べ物をする際もHA25Sアルトについて調べるよう心掛けた。やはり情報量が違う。テールランプの交換もガソリンスタンドでのバイトの経験が役立った。

 このキャロルには今はなきサンヨー製のカーナビがついているのだが、あるとき助手席側のドアのスピーカーから音が出ていないことに気づいた。

 この車を購入したいきさつを知らないので、はじめは「もともと助手席側のドアにはスピーカーユニットがついていないのか?」と疑った。そこでドアの内張りをはがしてみる。

 この「内張りをはがす」というのが自分にとっては初めてのことでおっかなびっくりで腰が引けてしまったが、思い切りで何とかなるようだ。ところでスピーカーユニットはついている。となると音が出ない原因はユニットが壊れたか、スピーカーケーブルが断線しているかのどちらかだ。

 そこで自宅に転がっていた小型のジャンクスピーカーをスピーカーケーブルの端子にあててみる。すると難なく音は出た。画像中央やや右の黒い箱だ。となるとユニットが故障していることになる。即、修理を決心した。純正スピーカーをヤフオクなどで調達してもよいが純正なだけあって高いし、見てのとおりダブルコーンのフルレンジでよい音とも思えなかったので中華製のそれっぽいものを安価に調達して運転席側も含め交換しようという方針を立てた。

 さて、スピーカーは調達するとしてそのままではアルトの・・・いやキャロルのドアには取り付けられない。タッピングビスで無理やり鉄板に取り付けるという方法もあるにはあるがここは正攻法で鉄板とスピーカーの間を取り持つインナーバッフルを購入した。これも「スズキ車用」で検索。とどいたインナーバッフルはおがくずを固めたようなMDF製なので防水のため100均のラッカーで防水塗装をする。

 そしてヤフオクで中華製のスピーカー本体を調達。なにやら白い箱が届いた。

 220Wというのは嘘だろ、と思うのだがデッキはそんな出力を持ち合わせていないしあまり気にしないことにする。

 中からはこんな見た目のスピーカーユニットが出てきた。一見「4WAY!?」と思ってしまうが同軸2WAY。左右のドームツイーターらしきものは飾りだ。よくよく調べると某国産メーカーのもののデザインをパクっているらしい。もっというとこのスピーカーは中華ブランドでちゃんと型番もついたある商品と同じ見た目をしているのだがどこにも刻印やラベルがない。箱も白箱である。つまりこれは「国産ブランドのデザインをパクった中華製品のバルク品」だ。バルク品という概念は自作パソコンでCPUを調達するときによく目にする。なのでラベルがないことや白箱に入っていることにもそんなに違和感はない。2個一組で約¥2000だがおそらくそこそこの音質なのではないか?ちゃんと鳴れば、ではあるが。

 さて、準備は整った。というわけで本日取り付け作業を行った。事前にインナーバッフルに木ネジを当ててスピーカー本体と仮組みしておいた。まずは助手席側ドアの鉄板の穴にインナーバッフルをボルトとナットで取り付け。インナーバッフルの裏には100均で買った隙間テープを貼ってある。余計な振動を吸収しようという狙いだ。

 スピーカーを配線したうえでインナーバッフルに取り付け。音出しチェックをすると問題なく音が出た。この時点では運転席側は純正のスピーカーがついたままだ。

 次に運転席側ドアの作業。本日初めて開けた。内張りを外すとき、パワーウインドウのコネクタを外す必要がある。運転席側は加えてドアミラーの調整用のコネクタの配線もあるので大変である。

 こちらも難なく取付完了。内張りをはめ込んで作業完了。

 内張りをはめ込んだ状態で音を出してみる。内張りがバッフルボードの役割をするため、はめ込んだ状態で評価しないとフェアではない。果たしてその音質は同軸2WAYらしい高音もよく伸びる満足のいくものだった。画像にはないが後ろのマグネットも相当大きなものだった。低音はデッキのイコライザーで増幅しても余裕を持ってなっている感じ。これで約¥2000ならお値打ちだ。本日はここまで。

 実はこのキャロルには後ろの座席にもスピーカーが取り付けることができるようになっていて配線も来ている。というわけでゆくゆくは4スピーカー化に挑戦したい。X(旧Twitter)でも【 「ひとまず名古屋に持ってきた母のクルマ」の4スピーカー化 】 と銘打ってツイートを続けている。ハッシュタグはつけていない。何より自分が「X(旧Twitter)」などと表記するとは思っていなかった。これも時代の流れか。


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