なぜ不幸な境遇から逃れられないのか?② | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

テーマ:

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

 

<前回からの続き>



今回も引き続き、


「自分が不幸になる道を(無意識に)選び、
 繰り返してしまう事から抜けられない」
原因
の2番目を


私の考察に基づいてお書きしたいと思います。





<不幸・不運な境遇を

 繰り返してしまう原因②>




①スキーマ等の偏った信念によるもの


例えば、前々回ので申しますと、


1例目の方は
「他人を助けなければいけない」

「助けなければ私の価値がない」、


2例目の方は
「私は嫌われるに違いない」

「誰からも愛されない」、


3例目の人は
「私は否定されるに違いない」

「他人に逆らってはいけない」、


等の偏った”信念”(スキーマ等)を持っている

のかも知れません。


これらの
”信念”があると、

その信念を裏付ける相手や環境を無意識に選び、
そういう状況が繰り返し作り出される
でしょう。


勿論、

これらの”信念”は生まれた時には

無かったものですから、
幼い頃の成育環境等によるものと考えられます。


そして私は、

これらの”信念”が形作られた原因として、
大きく分けると


「トラウマによるもの」

「感覚過敏からくるもの」

2種類があると考えます。


まず、

トラウマによって形作られた”信念”は、


前回お書きした、

トラウマ場面での防衛反応が完了していないが為の
未完了のエネルギーとセットになっている

と考えられます。


一方、

そこまでのトラウマを受けて来なくても、
(持って生まれた)感覚過敏によっても、

そういった”信念”は作られると感じています。

例えば、
そういった
感覚過敏を持ちながらも

注意が散漫な部分がある子が、


学校の宿題を度々忘れて先生から叱られて

母親からも「あ~また忘れたのね・・・」
がっかりされた様に感じた。

 

そして、

級友の子達からも白い目で見られている様に感じた。


そうすると

「僕はダメ人間だ!」

「ダメ人間な僕は誰からも相手にされないに違いない」
等の”信念”が簡単に作られてしまうでしょう。

 


次回は、
「自分が不幸になる道を(無意識に)選び、
 繰り返してしまう事から抜けられない」

原因の3番目についてお書きしたいと思います。




<次回へ続く>

 

 

 

 

 

それでは今日も良い変化を


 

 

 


★お問い合わせ・ご相談は下記の私のホームページを
  
ご覧ください。

     新大阪駅 徒歩1分!
「心の相談ルーム」オアシス大阪
(超短期解決、全額返金保証制度有り)
//////////////////////////////////////////////////////////
↓ 今回の記事に共感して頂いたら、お手数ですが


  クリック応援をお願い致します。とても励みになります。
心理カウンセラー ブログランキングへ