皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
今回は、
類型(3)の
「(3)会話したい内容は浮かんで来るが
言葉にする事に大きな抵抗がある」
方への改善のヒントをお書きします。
<話下手の為に恋愛/結婚が
うまくいかない人の改善のヒント(3)>
(類型3)会話したい内容は浮かんで来るが
言葉にする事に大きな抵抗がある
このタイプの方は以前の”原因”の所で述べましたが、
主に2つのタイプに分類されると思われます。
即ち、
①自分の快/不快>相手の快/不快
つまり相手の不快反応に意識が集中し、
その反応から自分に生じる不快感情を
避けようとして発話ができなくなると考えられます。
②相手の快/不快>自分の快/不快
つまり相手の不快反応に意識が集中し、
その反応をもたらせてしまった自分に対して、
不快感情(例えば後悔や自責等)を感じてしまうのを
避けようとして発話ができなくなると考えられます。
ここで、
どちらにも共通している事は
「相手の不快」と「自分の不快」に意識が集中している
という事です。
だとすれば、
意識の向け先を
「相手の快」と「自分の快」に変える事が有効
だと思います。
(1)自分の快に意識を向ける
・「何を話したいか?」(自分にとっての”快”の話題)
を予め決めておく。
・自分にとって”快”を感じる相手の表情や姿勢、
身なり、仕草、声、話の内容等に意識を向ける。
例:「(この人はオシャレで清潔そうだな・・・)」
「(優しそうな眼をしてる人だな・・・)」
「(無邪気に笑う所が好感を持てるよな・・・)」
「(声優さんみたいに良い声だなあ・・・)」
「(話が面白い人だな・・・)」
等々。
(2)自分が感じた”快”を言葉にする
・相手の不快を和らげる為の前置きの言葉の準備:
「間違ってるかも知れませんが・・・」
「失礼だったらごめんなさい・・・」
「馬鹿な事聞いてもいいですか?・・・」
等と”前置き”を考えておく
・相手が不快を感じた時の為の
リカバーする言葉(言い訳)の準備:
「ごめんなさい・・・
私ってすぐ思った事言っちゃう悪い癖があって・・・
本当にごめんなさい」
「あ~・・・またやってしまった。
友人からも言われるんですが、
”天然”でほんとごめんなさい」
等々。
・家族や友人との練習
上記の事を意識して、
気が許せる人相手に実際に練習を重ねた上で
”本番”に挑みましょう。
例:「失礼だったらごめんなさい。
あなたの声って、私の好きな声優の〇〇さん
に似てて、とても親近感を感じます」等々。
(3)相手の快に意識を向ける
・相手の表情や姿勢、仕草、声や話し方等から
相手の”快”を感じる
・相手の快をふくらませる会話をする
例:
(相手が”推し”の話をしている時に、
笑顔で声が弾んでる)
⇒自分はその”推し”の事を知らなくても
「へ~その人のどんな所が魅力的ですか?」
等と、話をふくらませる質問をしてゆく。
(4)再度、自分の快に意識を向けて
それを伝える
・相手の快を感じた結果、自分側に生じた快を伝える
例:
「あなたが〇〇さん(相手の”推し”)の事を
楽しそうに話されるので、
私まで笑顔になっちゃいました。有難うございます。」
等々。
※お独りでは難しい場合は、お気軽にご相談下さい
それでは今日も良い変化を
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