皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回、
「自己防衛的な(自己中の)人が増えている原因」
の「①」として、
社会構造の問題をお書きしました。
今回はその続きである、
原因の「②」をお書きしたいと思います。
<自己防衛的な人が増えている原因②>
②情報
テレビやラジオ新聞・雑誌などのマスメディアも
当然飽和した資本主義の影響を受けるでしょうから、
視聴率や発行部数を伸ばす事が最大の目的
となるでしょう。
そして、
前回お書きした「①」の理由等により
安全基地を欠いて孤立し、防衛的になった
今の人々のニーズに目を付ける訳です。
つまり、
(独りで楽しめる)「娯楽」と「恐怖」です。
例えば、
お笑いやバラエティー番組、動物の番組、ゴシップ等の
「娯楽」や
事件・事故等の
殊更「不安/恐怖」をあおる様なニュースや記事・・・等。
”不安/恐怖をあおる情報”は、
「他人は敵で、世界は危険に満ちている」といった
防衛的になった人達の”信念”にぴったりマッチする
筈ですし、
そんな戦場で孤独と恐怖を感じている個人には
”娯楽の情報”は束の間の安堵感を与えてくれるでしょう。
そして
今やマスメディアよりも影響が大きいかも知れない
ネットの動画配信やSNSでも、
「娯楽」と「恐怖」が視聴回数や「いいね」の稼ぎ頭
でしょう。
その様にして
孤立し、防衛的になった人の中には、
ある種の投稿を”敵側の意見”とみなして、
徹底的にやっつけようとする、
という事も起きて来るでしょう。
そして
そのやり取りをマスメディアが流して、
より恐怖や不安をあおり、
個人は益々
「この世は危険や敵に満ちているから
誰も信用してはいけない」
と感じ、
自己防衛を強めてゆく、
という悪循環が起きているのでは?と感じます。
そして
その様に孤立し防衛的になった個人は、
他人=敵と考えてしまうので、
敵である他人と比べて自分を省みる事が無くなり、
逆に自己防衛の砦としての自分の意見を曲げない、
といった
独善的な自己中の人も増えて来るでしょう。
(コロナ警察、モンスターペアレント等)
次回はこの続きである、
「自己防衛的(自己中)な人が増えている原因③」
についてお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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