昨年仙台国際ホテルの「サイ・イエングアンリサイタル&至福の晩餐会」に参加させていただき、束の間セレブ気分を味わったわけですが、素敵な演出にびっくりし、今年も参加させていただきました。今回も満員御礼。多くのお客様が来場されていました。この催しを楽しみにしているファンがついているようですね。

インスタグラムのリールでご紹介していますので、是非ご覧ください🎵

 

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仙台国際ホテルの晩餐会は、まさに

技と美食の共演!!

普段から研鑽を積んだ社員たちの発表の場でもあるんです。

 

毎度びっくりな演出がありますが、今回きゃぁ〜とびっくりした演出がこちら!!これ肉の塊なのよ!しかもハンモックに乗ってるしぃ♡

 

この動画を見てみてください。お肉の塊が天井から降りて来たんですよ。お客様にいかに喜んでもらおうかと、あの手この手をいつも考えているのがわかります。

 

仙台国際ホテルの晩餐会はとても豪華!!まずは自家製キャビアの登場です。以前にもレポさせていただきましたが、仙台国際ホテルは美食ホテルとしても有名ですが、これからはキャビアホテルと言われるかもしれません🎵

 

そして先ほどの肉はカットし、一度炙って風味をつけて登場します。後ほど詳しくご紹介しますのでお楽しみに🎵

 

そして迫力あるジュビレ。フランス料理でゲリドンという目の前でソースを作るサービスがありますが、これまた会場でパフォーマンスしてくれるのです。

 

 

今回は温かい料理は温かく、冷たいものは冷たくという宴会場のメニューなのにレストランのようにしっかり皿やカトラリーが温度管理をされながらやられていたことにもびっくり。やはりホテルの華は宴会にあり。クオリティの高さを象徴しています。

 

✨ホテルマン心意気が現れたおもてなしでした✨

 

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リサイタルの前はアペリティフがあります。ドリンクもしっかり用意されていておしゃれ。料金は39,000円と決して安くはありませんが、リサイタルもこのアペリティフも料理もドリンクもついているのでかなりお値打ちな内容ではないでしょうか。

 

ベネシアンドールにも新たなメンバーが加わりました。かっこいいですよね。

 

アペリティフではこんなおつまみのサービスがあります。どれも美味しそうですがディナーの前なので2つほどつまんで小腹を満たしてリサイタルに備えました。

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アペロの後、東洋の歌姫 サイ・イエングアン(崔岩光)さんのリサイタルがスタート。2017年を最後にお休みしていましたが、なんと今回で12回目!!今回は前回にも増して素晴らしい歌声を聴かせてくださいました。しかも今回はアリアを5曲も!大サービスすぎるぅ〜という感じですが、仙台国際ホテルの取り組みを絶賛されていますのでサイさんもこのホテルの応援団のお一人としてエールを贈られたのだと思います。

写真提供:仙台国際ホテル

 

 

そして会場を移して晩餐会の始まりです。

 

まずは乾杯は伝統にもなっているシャンパンサーベル。ナイフでコルクをスパーンっとカットするあれです。中世フランスの海軍が出航式のときに行っていた儀式で、航海の無事と戦いの勝利を祈願し船長がサーベルでシャンパンの首の部分を切り飛ばしていたのがルーツと言われているとか。ゲストの方々を祝福しているかのようですね。

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ボトルを見せていただきましたが、こんな風に割れるんですね。凄い。

 

今回のメニューもお見せしちゃいますね。料理は

フランス料理×中国料理のコラボレーション🎵

 

乾杯はシャンパーニュの方はポールロジェでしたが私はノンアルなのでポールジロー。宴会でポールジローですよ。びっくりです。

 

お遊びキャビア

本鮪と活帆立貝のメリメロ 自家製オリジナル3%キャビア

七ヶ浜産海苔・シャリ玉・ワサビ

〜バジルオイル・ヴァージンオリーブオイル・吉野杉樽天然醸造醤油〜

 

まずは、オリジナルキャビアです。通常塩分5%以上のキャビアは料理に添え塩分の代わりのように使用されますが、ここではまさに味わうためのキャビアという感じ。だからたっぷり添えられていますね。もう一つは、本鮪と帆立にシブレットなどのヴィネグレットソースで和えたもの。

キャビアの軍艦巻き!!

シャリ玉が付いているので、ここで色々な組み合わせを試しながら遊び感覚でいただくこのメニューは通常でもオーダーできます。今回はバジルオイルはバジリコやイタリアンパセリ、ニンニク、アンチョビなどを入れたグレープシードオイルでいただきました。軍艦巻きでいただくという夢のような趣向。

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実はキャビアを使った取り組みは何度もされていて、

メディア向けのキャビア試食会でその取り組みの様子はお分かりかと思います。

 

 

ホテルメイドのシャピニオン&フランス発酵バター

 

 

会津喜多方産ホワイトアスパラガスのブランマンジェにタラバ蟹を添えて

自家製オリジナル3%キャビアとともに

仙台国際ホテルでこのスタイルのムースを何度か頂いておりますが、私はこのホワイトアスパラを使ったムースが優しい甘味で一番好きかも。そしてここに自家製キャビアを添えて楽しむお料理です。ソースは高糖度のアメーラトマトのソース。シェリービネガーでさっぱりと仕上げたたらば蟹のほぐし身が添えてありました。

 

滋養薬膳蒸しスープ 伝統の最上級蒸しスープに最高級の乾物

〜フカヒレ(ヨシキリサメ尾びれ)・ナマコ・牛アキレス腱・坂田鮫の頬・朝鮮人参・モウカサメの耳・衣笠茸・干貝・花椎茸・ハスの実・クコの実・ナツメ〜

 

テーブルで食べる直前にスープを注いでいただきました。こちらは金華ハムや鶏ガラなどの肉系スープと、中国料理を作る上で欠かせない乾物をふんだんに使いスープを作り、直前にこの2種類のスープを組み合わせて提供するというもの。美味しく体に滋養をもたらす最高級スープをいただくことができました。

 

 

活蝦夷鮑の柔らか煮 仙台曲がり葱の香り添え

〜自家製オイスターソースと白湯スープ上海風〜

私は鮑が大好きなので鮑が出るとかなり評価が甘めですが、それにしても食感などの素晴らしい鮑が出て来ました。そして素晴らしかったのがこの自家製オイスターソースを使い白湯と上湯で味付けしたソースが絶品。完璧な鮑のお料理でした。

 

 

ダイナミックな栗原産仙台骨付き腿肉の塩釜包み焼きの登場です!!

昨年に続き額縁に入ったアートのようなお肉です。天井から降臨して来た時にはびっくりしました。お花で飾られていましたがお肉は卵白で塩釜焼きに。この塩釜の表面にもお花でおめかしされていました。

 

お肉、デカっ!1️⃣

男性4名でテーブルに移動するほど大きな肉の塊。大きさ想像できますよね。これは85度のコンベクションで低温ロースト。設備的にホテルじゃないとできない料理。

 

お肉、デカっ!!2️⃣

塩釜を外し、いい色合いに火の入ったお肉を分解していきます。

 

そして最後は目の前で炭で炙って香ばしく仕上げ。

 

柔らかなローストビーフの登場です。塊のままストレスなく低温で焼かれたお肉には、しっかり味が移っています。お肉は柔らかくしなやか。雑味のない味わいは流石のチョイス。演出だけでなくお肉本来の味わいを楽しませていただきました。

 

炎の演出 ジュビレソース

そしてサービススタッフが一丸となって身につけたジュビレサービスでは全員がカットしたレモンに炎が灯ります。

 

実はレモンの皮をリズムに合わせてこんな風むいています。

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そして会場を練り歩くというシーンも。これも練習の賜物ですね。

 

 

今回は出来立てのミルフィーユを提供してくださるということで、パティシィエさんが目の前でパイ生地を重ね、カスタードクリームを絞り、またパイを重ねるという作業をして仕上げてくれました。出来立てのミルフィーユが食べられるなんて!!

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作りたてのミルフィーユ

先ほど完成したミルフィーユがカットされて登場しました。もちろんサクサクでナイフが綺麗にはいります。先ほど作ったいちごのジュビレソースはテーブルの上でそっとかけて。いちごのソルベを添えています。

 

 

ホテルオリジナルブレンドティー「杜の馨」

ダージリンセカンドフラッシュ、緑茶、ローズレッド、マリーゴールド、ペパーミントのブレンドです。これ美味しいのでホテルで販売して欲しい。

 

サイ・イエングアさんが再度会場に登場し、会場を盛り上げてくださいました。ちなみに衣装はコシノジュンコさんのデザイン。着物をイメージされているとか。

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最後は晩餐会に携わった全スタッフが勢揃いしてお客様にご挨拶です。この日のためにホテル一丸となって徹底的に準備をされたので、皆さん安堵の気持ちでいっぱいでしょう。鍛錬の賜物。素敵な時間となりました。

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豪華で愛溢れる晩餐会でした。みなさまおもてなしありがとうございました。

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仙台国際ホテルでは自家製キャビアをはじめとして、こんな晩餐会を通じて宴会でのスキルやサービスの向上、手作りを心掛け手間暇かけて料理を作っています。仙台の美食ホテルの今後の取り組みも楽しみですね。

 

2024年8月4日には「三遊亭竜楽師匠 古典落語と小粋なディナーの夕べ」が開催決定。今年は更にパワーアップされると思いますが昨年の様子はブログでご覧下さい。

 
 

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