相模原市緑区橋本にある幼児教室。受験の枠を超えた自分から学ぶ力を身につける教育を行い、アットホームな雰囲気を大切にした教室です。○電話:042(774)1615
1歳児からの幼児教室 ジニアス Infant class
子どもたちが自分自身で未来を切り開く力を伸ばす幼児教室
早稲田実業学校初等部、国立学園小学校、桐蔭学園小学校、桐光学園小学校、玉川学園小学部、帝京大学小学校などの合格実績!!
能力開発コース :1歳児~ 幼稚園・小学校受験コース :2歳児~
小学校コース :小学生対象 速読聴コース:年長児・小学生~
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神奈川県相模原市緑区 橋本5-1-7 松本ビル2F TEL /FAX : 042-774-1615
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最近、活字離れがすすみ、本がないという家も増えてきているようです。本を読もうと思っても、何を読めばよいかわからない、読んでも頭に入ってこない、すぐにやめてしまったという人も多く、高校生の半数は月に一冊も本を読まないようです。 しかし、子どもが成長する過程において、本を読むことは重要な意味を持っています。子どもにとって本を読むメリットとは何でしょうか。○本を読むメリット(1)相手の心を知る 心理学の理論に「心の理論」というものがあります。心は目に見えるものではありませんが、心の働きを知らないと、人と触れ合うことは困難になります。相手の表情や言葉遣い、仕草などを見て、相手の心の動きを想像することができます。このような力は4歳頃から身につきはじめます。絵本や物語は他者の心情を知る貴重な教材です。(2)語彙力・表現力がつく 本を読むと、知らない言葉と出会い、教えてもらうことで語彙力を伸ばせます。また、きちんとした文章を読むことで、表現力を伸ばすことができます。(3)思考力がつく 本を通して、様々な言葉や知識を知り、相手の心を想像する力を身につけることで、新たなことを考え出す思考力を伸ばすことができます。(4)コミュニケーション力がつく 様々な語彙を知り、表現力・思考力を伸ばし、相手の心を察する力を身につけることは、コミュニケーション力をつけることにつながります。(5)知的好奇心を伸ばす 様々なことを知ることで、知る喜びを知り、知的好奇心を伸ばすことが期待できます。自ら学ぶ力が伸びます。 現代は人工知能(AI)によって、消える職業があるとも言われている時代です。様々な力を幼少期より伸ばしておくことで、将来の道を広げておくことが求められているように感じます。
いよいよ9月になりました。今年の夏は、35℃以上の酷暑日が続く、非常に暑い夏でした。まだまだ、30℃以上の日が続いていますので、引き続き体調管理に気をつけながらお過ごしください。いよいよ、小学校受験に向けて、追い込みの時期に入ります。学校説明会や学校行事なども、学校によっては、今年度最後の開催となるところもあります。子どもを通わせたい学校を見つけるポイントを紹介します。①通学ルート(安全管理) 自宅から小学校までの通学ルートで、どのような安全管理がなされているのかを確認しておきましょう。電車やバスの混雑状況、乗り換え時の注意点、通学路の状況は、実際にお子さんが利用する交通手段を使って確認しておくと良いでしょう。また、学校の登下校の送迎の有無、警備員の常駐、避難時の連絡方法も確認しておくと安心です。②生徒の様子・1年生の様子学校のカラーを覚えはじめ、慣れてきた1年生の様子は、新しく入ってきた子どもたちが溶け込みやすい環境なのかを知ることができます。・3年生、4年生の様子学校生活に慣れ、学校の文化に合わせて生活をしている3年生・4年生の様子は、どのような教育を受けてきたのかを知ることができます。・6年生の様子最上級生が下級生とどのような関わりをしているのかを知ることができます。③保護者の様子説明会や学校行事に参加される保護者の様子を知ることは、どのような考えや教育方針を持つ方が志望する学校なのかを知ることができます。④学校の雰囲気実際に学校に行ってみると、肌で感じる学校の雰囲気があります。掲示物からも学校らしさを知ることができます。大会のトロフィーや実績、子ども達の作品など、学校によって、どこに力を注いでいるのかを知ることができます。⑤先生の様子学校説明会では、説明をしてくださる先生だけでなく、説明会をサポートされる先生の様子を見ることができます。どのような先生がいらっしゃる学校であるのかを知ることができます。以上、学校説明会や学校行事を通して、子どもを通わせたい学校を見つけるポイントを紹介しました。ご参考になされてください。
優しい口調で話していた子どもが、ある日から、「バカ」「あっち行け」等と口調が悪くなると、みんなから嫌われないか等と心配される親御さんの悩みをよくうかがいます。そんな子どもへの対応の仕方についてコメントします。(1)乱暴な口調は成長の証でもある。乱暴な口調を使うようになった子ども達の多くは、保育園や幼稚園に通いだしてからと感じる方が多くいらっしゃいます。子ども達は、家庭から出て新しい社会の中で日々新たな言葉や知識を吸収し、社会への対応力を身につけています。しかし、3歳頃の子どもは、相手の立場を想像する力が弱く、自己中心的な見方をしているため、善悪の判断が弱く、誰かがしている対応を真似して、自分が使ってみたら、相手が反応してくれたことで、ますますその言葉を使おうとすることがあります。4歳を過ぎた辺りから、そのような言葉を使うことで、親御さんや先生など、周りの人が悲しんだり、嫌な気持ちにさせることに徐々に気づいていけるようになっていきます。乱暴な口調は、成長の過程でもあるのです。(2)乱暴な口調を使うようになる要因乱暴な口調を使うようになる要因は様々なことが考えられます。○周りの人やテレビで聞いた口調を真似している。歌を真似して「うっせーうっせー」と言っている小学生を見かけたことはありませんか?ドキンちゃんもバイキンマンに「おバカー」と言っていますね。○周りの人が反応してくれて、楽しい。○乱暴な口調を使って、悪者を退治している気分に浸っている。○他の表現の仕方を知らない。○場や状況にあわせてやってよいことと悪いことの判断が難しい。(3)乱暴な口調を使う子どもへの対応周りの人が子どもの口調の悪さに対して感情的に反応してしまうと、余計に子どもの乱暴な口調を引き出してしまいます。○きちんとした丁寧な言葉遣いをしている時に、褒めたり喜んでみる。○言われた側がどんな気持ちになるかを伝える。○絵本を読みながら、こんな時にどんな気持ちになるかを話して、想像力を膨らませられるように働きかける。○乱暴な言葉を別の言い回しに変えて伝えてみる。いかがでしょうか?即効性のある対応ではないので、イライラさせられることもあると思います。一人で頑張らず、時には、気持ちを落ち着かせたり、パートナーや周りの人から子どもの小さな変化を教えてもらったりしながら、対応してみるとよいでしょう。
春は様々な生き物の活動のスタートを肌で思い切り感じられる時期です。是非、ご家庭で、命の動きを感じられる体験を積ませてあげてほしいと思います。【小学校受験では?】小学校受験では、季節に関して、様々な形で出題されます。・植物や行事に関する知識・思い出。例えば、植物を育てたこと、収穫したものを家族で調理したこと、お弁当を作ったことなど・観察力。例えば、野菜を切った時の断面図。色彩。これらは、図鑑や映像で学べる部分もありますが、体験に勝る学習方法はありません。百聞は一見にしかずです。小学校受験で聞きたいことは、基礎的な知識も大切ですが、体験を通して得られた人間性です。知識だけを語られるのと、その人の体験を通して語られるのとでは、聞き手の印象は大きく異なります。新年度のスタート。是非、春を感じる体験をたくさん積ませてあげましょう。
子どもは、遊びを通して、「楽しい」と思ったことを自発的に繰り返すことで、様々なことを学んでいきます。 しかし、最近は、昔であれば普通に行われていた遊びが行いにくい環境となっており、経験を積めずに未学習により、昔の子供よりも、できないことも増えているといわれています。◆遊びの3要素 子どもの遊びには、大きく分けて3つの要素があります。 運動や感覚を楽しむこと、物や道具の操作を楽しむこと、そして、人とのかかわりを楽しむことです。①運動や感覚を楽しむこと 両足でジャンプをする、ボールをける、ブランコをこぐ、滑り台を滑るというような遊びを通して、子どもは、筋肉や骨から自分の姿勢の情報を感じ取って、姿勢を維持しようとするためのイメージをし、体を効率よく動かすように、自分の体のボディーイメージを獲得していきます。このようなイメージができていないと、姿勢を維持しにくく、集中を維持することが難しくなり、食事などでの姿勢が悪くなってしまいます。②物や道具の操作を楽しむこと 折り紙、はさみやのりなどを使った工作、クレヨンや色鉛筆などを使ったお絵かきなどを通して、子どもは、物や道具を使って作ることの楽しみを獲得します。また、そのような遊びを通して、手先の細かな動きや、目の動きと手の動きを合わせていくことを学んでいきます。③人とのかかわりを楽しむこと 友達と遊ぶことで、一人ではできないことができるようになる楽しみや、ルールを共有したり、役割を担ったりという、社会的な役割を学んでいきます。◆遊ぶ場所の変化~友達の家で遊ぶ子どもは50パーセント程~ 20年ほど前では、友達の家で遊ぶ子どもは7割程度いたようですが、最近は5割程度に減っているようです。その背景には、習い事に出かける子供が増えたこともありますが、出かけなくてもネットを通じて遊べるという環境の変化があるようです。 あらかじめ遊ぶ時間を友達と約束し、同じ時間にネットに接続して、マイクなどを使って話しながら楽しむ遊びへと変化しています。また、LINEのグループを使って、ゲームの攻略法を教えあうことなどを楽しんでいます。 このように、現在は、公園や学校でのリアルな人との交流から、ネットでの交流へと変化し、同年齢だけでなく、大人から子供までがネットでつながれるようになりました。コミュニケーションがとりやすくなった面もありますが、ネットやSNSなどを通さないと、友達を作れないという子どもも出てきています。リアルに会ったことがない人物とも友達であるという時代です。傷つくようなことがあれば、その場で関係を切ることもできます。浅くて広い対人関係は作りやすいですが、人との絆というものを失っているのかもしれません。1歳児からの幼児教室 ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615 にほんブログ村
ピアジェは、スイス出身の心理学者で、発達心理学の分野で大きな功績を残した人物です。今回はピアジェの提唱した知能発達における4つの段階について、整理します。(1)ピアジェの発達段階説 人間の認知能力は、他の動物に比べて、非常に高いものですが、生まれた時からそのような能力を持っていません。子どもから大人になるにつれて、認知の機能は発達していき、困難な場面を適切にすばやく処理できるようになったり、物の捉え方や考え方が質的に変化していきます。このような認知の発達過程を、総合的に捉えた理論の1つが、ピアジェの発達段階説です。 ピアジェは、発達の過程を、4つの段階に分けました。 ①感覚運動期、②前操作期、③具体的操作期、④形式的操作期です。(2)それぞれの発達段階の特徴①感覚運動期(2歳頃まで) この時期は、限られた生得的反射によって外界に反応するだけですが、環境と関わりながら、徐々に修正され、安定化していきます。そして、経験によって、新しい適応行動が獲得されます。ある反応によって何か関心をひくように結果が生じると、その結果がまたその反応を引き起こし、これが繰り返されることで、新しい行動が定着する、循環反応が生まれます。例えば、ガラガラを振ったら音が鳴ったので、また振ってみて、音を出すという反応をするようになります。 また、生後数か月までの子どもは、目の前にあったものが布などに覆われて隠されると、それを取ることをやめて、消失したかのように振る舞いますが、もう少し経過すると、布を取り払って探すような行動が生まれます。物が目の前から隠れても、どこかに存在しているという対象の永続性を獲得します。 そして、目の前にないものを思い浮かべることが出来る、象徴機能・表象機能が現れてきます。②前操作期(2歳頃~7・8歳頃) この時期になると、言葉を獲得し、目の前にないものでも、言葉やイメージを使って、扱えるようになります。現実のはないものを他のものに置き換えて、ごっこ遊びをするようになります。 しかし、概念に基づく思考は難しく、A家のネコと、B家のネコは、「ネコ」という共通点は持たず、別々のものとしてとらえています。子どもが使っている言葉は、外見上、大人と同じ言葉であっても、それの意味するものが同じわけではありません。この時期の子どもの言葉は、少数の具体例と強く結びついており、論理的に正しい思考は難しいです。 この時期の特徴は、「保存」がないことです。保存は、事物のある性質が、それを変えるような本質的な変化が生じなければ変わりません。しかし、子どもは、同じ量のジュースであっても、底が横に広いコップから、底が狭く縦に細長いコップに移し替えられると、後者のコップのほうが多く入っていると考えます。水面の高さという一側面に注目し、底の面積には着目できていません。これを、ピアジェは「中心化」と呼んでいます。③具体的操作期(7・8歳頃~12歳頃) この時期になると、具体的な事物に関しては、論理的思考が一応できるようになります。1つの側面だけからとらえていた中心化から抜け出して、物事を多角的・総合的に見ることができるようになってきて(脱中心化)、自分とは異なる他者の視点を持つようになります。④形式的操作期(12歳頃~) この時期になると、一般的、抽象的な形で形式的に考えることができるようになります。言語的にある内容を表した命題を、その内容が現実的にありうるか否かにかわからず、その与えられた条件のもとで、どのようなことが起こりうるかを考えられるようになります。 1歳児からの幼児教室 ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615 にほんブログ村
人間が健全に成長していくためには、それぞれのス発達段階で習得すべき課題があるという考えを、「発達段階説」と心理学では呼んでいます。教育心理学者のハヴィーガーストによって最初に提唱されましたが、今回は、よく知られているエリクソンの「心理社会的発達理論」について、まとめます。(1)エリクソンの「心理社会的発達理論」とは アメリカの心理学者であるエリクソンは、フロイトが人の出生から思春期までは発達の対象として提唱した発達理論を拡張し、心理社会的発達理論を提唱しました。 心理社会的発達理論では、人の発達は出生から死までに関わるものとし、社会との関係を重視しています。 エリクソンは、人の発達を8つの段階に分けました。 ①乳児期(出生~2歳)、②幼児期前期(2歳~4歳)、③幼児期後期(4歳~6歳)、④学童期(6歳~12歳)、⑤青年期(12歳~22歳)、⑥成人期(22歳~40歳)、⑦壮年期(40歳~64歳)、⑧老年期(65歳以降)としています。 それぞれの段階には発達課題があり、他者との関わりを避けたり、コミュニケーションがうまくいかない場合、発達課題を乗り越えられず、心理的な危機を迎えると考えています。(2)各ステージの発達段階について それぞれの発達段階は、肯定的に解決した場合と、そうではない場合を対立するようにして設けられています。①乳児期(出生~2歳):基本的信頼vs不信 養育者を中心とした周囲の人から適切に養育されることで、信頼関係が形成され、外界に対する安全や安心が生まれます。②幼児期前期(2歳~4歳):自立性vs恥 この時期の子どもは、動きが活発になり、言葉も豊富になります。自我も芽生え、自分で何でもやりたがります。今までは養育者から子どもへの一方的なやり取りが多かったことから、双方的なやり取りが増えてきます。 しかし、自分でやりたいと思っても失敗することが多く、その時に恥ずかしさを感じるようになります。成功が失敗を上回ることで自主性が身についていきます。③幼児期後期(4歳~6歳):自主性vs罪悪感 この時期の子どもは、自主的に行動し、周囲の子どもへの働きかけが多くなり、子どもたちでルールを作って遊ぶことが増えます。同時に、同年齢の子どもと競争したり、衝突したりすることが増え、自主的に行動した結果、失敗して大人から叱責を受け、失敗による叱責を招く罪悪感も感じるようになります。④学童期(6歳~12歳):勤勉性vs劣等感 この時期の子どもは、学校に入学し、学校の友達と一緒に行動する時間が多くを占めるようになります。学業など、比較や評価されることが増え、努力や工夫をしていこうとします。しかし、努力や工夫をしても、うまくいかず良い結果につながらなかったり失敗ばかりが続くと、劣等感を抱くようになります。⑤青年期(12歳~22歳):自我同一性vs同一性拡散 この時期の子どもは、自分とはなんであるか、将来自分は何になるかなど、自分について悩むようになります。学校を中心とした集団生活の中で、自分の役割を見つけて担い、自分らしさを探していきます。この時期の発達課題は非常に困難であり、自我を確立するためには、社会的な責任を逃れられる猶予期間(モラトリアム)が必要であると、エリクソンが提唱しています。⑥成人期(22歳~40歳):親密性vs孤立 この時期は、社会に出て、社会的な責任を担うことが求められます。勤務先などで社会的な義務を果たし、責任を担いながら、友人や恋人と親密な関係を築いていきます。自我が確立されていることで、自分に自信を持ちながら、考えや価値観の異なる他者を受け入れ、つまずきながらも、孤立感を上回る体験をしていきます。⑦壮年期(40歳~64歳):世代性vs停滞性 この時期は、社会の中で一定の義務や責任を担いながら、ある程度の社会的地位を確立し、家庭状況も落ち着いてきて、公私における変化が少なくなる時期です。これまでの人生で得た知識や経験を、次世代に伝えていくことで、次世代から求められることも増え、世代性が獲得されます。⑧老年期(65歳以降):自己統合vs絶望 老後の生き方を模索しつつ、これまでの人生を振り返り、満足のいくものであれば、自己統合がなされます。(3)まとめ エリクソンの心理社会的発達理論は、子どもへの接し方とともに、自分自身の生き方を考えさせられる理論です。 子どもがつまづいていると感じられた時や、自分自身が何に悩んでいるかわからなくなった時に、参考になる理論であると思われます。***************************************************幼児教室 ジニアス Infant class〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階ホームページ:https://genius-infant-class.jp/***************************************************
ハイリーセンシティブチャイルドという言葉を聞かれたことはありますか?◆ハイリーセンシティブチャイルドとは アメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン氏が提唱した概念で、人一倍、感受性が豊かで、他人の気持ちに非常によく気が付く一方、周囲の様々な刺激に過敏になり、傷付きやすい子どものことです。 具体的には、以下のような特性があります。(1)深く考える ・たくさんのことを質問する。 ・考えさせられる深い質問をする。 ・年齢の割に難しい言葉を使う。(2)過剰に刺激を受けやすい ・すぐにびっくりする。 ・大きな変化にうまく適応できない。 ・驚かされるのが苦手である。 ・臭いに敏感である。 ・痛みに敏感である。 ・靴に入った砂、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる。 ・完璧主義である。 ・しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある。(3)感情の反応が強く、共感性が高い ・誰かがつらい思いをしていることに気が付く。 ・親の心を読む。 ・直観力に優れている。 ・ユーモアのセンスがある ・細かいことに気づく(物の移動、人の外見の変化)(4)些細な刺激を察知する ・うるさい場所を嫌がる。 ・静かに遊ぶの好む。※『ひといちばい敏感な子』(明橋大二訳、1万年堂出版、2015年)より、整理して記載しています。◆5人に1人存在 このような子どもは、5人に1人存在するようです。 医学的概念ではないため、治療の対象ではありません。 また、人の気持ちに気がつきにくい発達障害とも異なります。◆ますます傷付きやすい子ども 海外では研究が進んでいますが、日本では、まだ、あまり知られていません。 わがままな子どもと捉えられやすく、周囲が無理解でいると、学校などの対人場面において、緊張や不快な思いによるストレスがたまり、不登校の要因の1つともなりえます。◆接し方 ハイリーセンシティブチャイルドの子どもは、自分のつらさをあまり語りません。 子どもが嫌がっていることを嫌だといってよいという安心感を得られる関係を築くことが大切です。 人の気持ちに気が付きやすい優しさは、生まれもった長所です。 そのような長所を認めて、自己肯定感を育んでいくことも大切です。***************************************************幼児教室 ジニアス Infant class〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階ホームページ:https://genius-infant-class.jp/***************************************************
ジニアス Infant classのブログを訪問してくださった方、ありがとうございます。平成最後の夏は猛暑でしたが、11月に入り、秋らしくなってきました。紅葉がきれいな時期ですね。今回のテーマは「日本の幼児教育率は低位」についてです。日本の幼児教育率は41か国中34位 国連児童基金(ユニセフ)は、日本や欧米など「豊かな国」とされる41か国の教育に関する調査結果を公表しました(2018年10月30日)。 その結果によりますと、日本で幼児教育を受けている子どもは91.1%で、全体の34位でした。 欧州諸国の多くはほぼ100パーセントで、首位はリトアニアで、韓国は35位(90.8%)、アメリカは40位(87%)でした。教育の格差が生まれている 調査結果によると、小4の読解力に関し、高得点と低得点の子の差が拡大するなど、教育格差が顕著になってきているようです。 日本の幼児教育は、「遊び」の要素が重視されています。子どもの発達にとって、遊びは大変重要な要素です。遊びを通して、新たな発見をし、自己主張の仕方、相手を思いやる気持ちなど、社会性を学んでいきます。 一方で、知育については、まだまだ軽視されています。知育は小学校に入学してから行うという考えが、日本は一般的です。小学校入学時で、すでに知育の格差が生まれている 世界では、幼児教育の知育に力を入れています。 競争心をあおるだけの行き過ぎた幼児教育は問題がありますが、世界を見ると、日本の教育水準が低下していることは明白です。 幼稚園と保育園の格差をなくすために、幼保一元化の構想が持ち上がっていますが、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省がそれぞれ管轄しており、実現には至っていません。また、幼保一元化が実現したとしても、どのような教育を行うのかは、不明瞭な点が多くあります。 幼児期に過ごした環境によって、小学校入学までに、すでに知育の差が生まれています。その差を埋める力を持つ子もいますが、徐々に差が広がっていく危険性もあります。 幼児期にどのような教育を行うかについて、真剣に考えておく必要があると思います。ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615 にほんブログ村
平成30年8月5日更新ジニアス Infant classのブログを訪問してくださり、ありがとうございます。平成最後の夏は、40度を超える日もあり、非常に暑さの厳しい年となりました。20年ほど前は、30度を超えると夏がやってきたと感じ、35度は滅多にない気温でしたが、今年は何度も経験しています。地球の温暖化は確実に進んでいるようです。私たちの生活は日々進歩していますが、温暖化のように、過去と比べて悪化していることもあります。今回は、日本の未来について、考えてみたいと思います。(1)人口減少 東京オリンピックが開催される2020年。東京都の人口1,336万人となり、ピークとなります。いよいよ、東京都の人口も減少する時代となります。 2035年には、沖縄県を除く46都道府県で世帯数が減少します。 日本の65歳以上の割合は約11%となり、2023年には30%を超えると予測されています。(中国の人口も減少に転じることが予測されています。)2042年に、日本の高齢者の人口はピークとなります。(2)医療・福祉・健康産業 高齢化が進むことにより、医療、福祉、健康産業の分野は拡大していくことでしょう。少子化が進む中で、海外の方やロボットが福祉産業で活躍する時代となっていきそうです。医療分野においては、家計の支出が増えることが見込まれ、今後、政府がどのような対策をしていくのかが注目されます。(3)技術 法務省によると、2020年には、日本人の出入国審査に顔認証技術を導入することとなっています。パスポートを利用する時代がなくなるのかもしれません。(4)交通 2027年には、リニア中央新幹線の東京~名古屋間が開業する予定です。2045年には名古屋~大阪間が開業予定となっています。 当教室のある橋本駅(相模原市)南口も、工事が始まっています。 人や物の動きが大きく変化することとなるでしょう。(5)環境 2030年度には、再生可能エネルギーの電源比率が22~24%になります。 再生可能エネルギーとは、石油・石炭のような限りあるエネルギー資源に代わり、太陽光、風力、バイオマス、地熱のような再生が可能なエネルギーです。 2013年には日本の温室効果ガスの排出量が過去最高を記録しています。温暖化防止のためにも、重要な資源となります。 いかがでしたでしょうか。 今年の夏休み。自由研究で困っている方は、日本の未来について考える時間とするのはいかがですか。幼児教室 ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7 松本ビル2階電話:042(774)1615
ジニアス Infant classのブログをご覧いただきありがとうございます。 子どもたちは夏休みに入り、ご家族と一緒に目標を立てて、力を伸ばそうと頑張っています。1か月後の成長が楽しみです さて、今回のテーマは「子どもの個性を育てる」についてです。◆子どもをどの程度見ることができているでしょうか? 子どもと毎日触れ合っていると、子どもが成長しているのかを感じにくいものです。 振りかえってみると、子どもが悪いことをして注意したことは覚えていても、ほめたことがあるかを聞かれると、思い出せないことがあるかもしれません。 久しぶりに会ったおじいちゃん、おばあちゃんや、お友達のお父さん、お母さんのほうが、子どもの変化に気づいていることがあります。 子どもと毎日会っていると、日々の対応に追われ、子どもを見ているようで、見ていないことがあるかもしれません。◆友達や兄弟と比べて、子どもを見ていませんか? 子どもを見るとき、友達や兄弟と比べて、できていないことに注目してみていないでしょうか? 体が小さい、引きこもりがちである、挨拶ができない、言葉がはっきりしないなど、否定的な部分ばかりに注目していないでしょうか? 子どもは、悪いように見られると、まだそれを跳ね返そうとする力が未熟であるため、親から言われた印象通り、自己評価をし、自尊感情が低くなることがあります。◆子どもはじっくり成長する 子どもは1日で多くのことを学び、日々成長していきます。以前は周りの子よりできないと思っていたことが、いつの間にかにできていたり、幼稚園の先生に言われて、子どもの新しい面に気づかされるということもあります。 しかし、普段から、子どものできない面ばかり着目していると、子ども自身も成長している自分に気が付かず、モチベーションが下がり、無気力になってしまうこともあります。 できたことを認め賞賛しながら、できないことは結果ではなく、やろうとチャレンジする気持ちや一部でもできた部分を取り上げてほめるなど、子どもが前向きに成長していきたいという気持ちを育てていくことが大切だと思います。相模原の幼児教室 ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615 小学校・幼稚園受験ランキング
ジニアス Infant classのブログを訪問していただき、ありがとうございます。今回のテーマは「頭がよくなるサプリメント(スマートドラッグ)は大丈夫?」についてです。「サプリメントを飲んだら、集中力が増して、成績が上がった。」などの声が広まり、スマートドラッグを使用する受験生が増えているとのことですが、本当に大丈夫でしょうか?◆スマートドラッグとは? スマートドラッグは、日本語では「頭がよくなる薬」「頭を良くする栄養素」などと訳されます。狭義的には医薬品を指しますが、広義的にはサプリメントや健康食品が含まれます。 インターネットで「スマートドラッグ」「頭がよくなる薬」と検索すると、様々なページが出てきます。そこでは、スマートドラッグを飲むと、「集中力が上がり、記憶力が上がって、成績があがった」というような声が紹介されています。 アメリカでは、1990年代後半に大学生の間で流行したようです。 具体的に、どのような薬が紹介されているかといいますと、カフェイン、ビタミンB群、ブルーベリーエキスのような国内の通販でも購入できるサプリメントから、日本では脳機能を改善する薬として使用され、海外の通販で購入できる医薬品までが紹介されています。◆スマートドラッグは危険ではないのか? ここまでを読むと、スマートドラッグを飲めば、成績もあがり、志望校に合格したり、会社の仕事の実績もあがって、すばらしい薬ではないか?と思われます。 しかし、スマートドラッグには危険があります。それは副作用です。 先述の日本で用いられる脳機能を改善する薬とは、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、ADHDなど注意の持続が困難な障害を抱えている人への治療薬として使用されているものが含まれます。 これらの薬は、刺激を遮断することで集中力を増したり、不安感、脱力感などを取り除く作用があります。 一方で、薬の効果が切れたときに、頭痛、倦怠感などが生じ、下痢、肝機能障害などの副作用を起こすことがあります。 医学的な知識がある人が用いれば、効果があるのかもしれませんが、単に学習効果を上げたいということで医学的な知識もなく使用することはリスクが高いようです。1歳児からの幼児教室ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615ホームページ:http://genius-infant-class.jp/ 小学校・幼稚園受験ランキング
ジニアス Infant classのブログを訪問していただき、ありがとうございます。先日より、閲覧することができなくなっていた教室のホームページについて、閲覧できるようになりました。大変ご迷惑をおかけいたしました。お問い合わせについても、フォームから送信することができるようになりました。よろしければ、教室のホームページをご覧ください。◆ホームページの内容①トップページ②コースのご案内・能力開発コース・小学校受験コース③合格実績④問い合わせジニアス Infant claas相模原市緑区橋本5-1-7 松本ビル2階電話:042(774)1615
ジニアス Infant classのブログを訪問してくださり、ありがとうございます。ただいま、教室のホームページが故障してしまい、閲覧できない状態となっています。そのため、現在、メールでのお問い合わせはできなくなっております。大変申し訳ありませんが、お問い合わせは御電話でお願いいたします。相模原市の一歳から通える幼児教室ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7 松本ビル2階電話:042(774)1615
先日、テレビを見ていたところ、「虫歯が多い人は脳梗塞・認知症になりやすい」という報道を見ました。そこで、今回、虫歯と脳梗塞・認知症の関係を調べてみました。■虫歯菌が脳梗塞・認知症を引き起こす虫歯を放置していると、虫歯菌が血管に入り込み、脳内出血を発症したり、脳内に血栓が出来て脳梗塞などの病気を引き起こすことがあります。脳の出血する場所によっては、認知症のリスクも増加する可能性があるようです。虫歯と頭痛が同時に来た時には、非常に危険な状況にあります。脳梗塞は命と直結する病気なので、虫歯を放っておくことは危険です。■日本人は虫歯の本数が多い世界と比べると、日本人1人当たりの虫歯の本数は多いようです。「12歳児における1人平均虫歯本数」は、アメリカが1.28本、ベルギーが1.6本であるのに対し、日本は2.4本というデータがあります。また、25歳~64歳までの90%以上の人に虫歯があるようです。日本では虫歯を予防するという考えよりも治療するという考えの方が強くあることも関係しているようです。■正しい歯磨きの仕方最近はフッ素入りの歯磨き粉が多く売られています。フッ素は口の中に長く留めておくことがよいそうです。そこで、①歯磨き粉が固まらないように、歯ブラシをぬらさずに歯磨き粉をつける②フッ素が歯に均一に広がるように、歯ブラシにつけた歯磨き粉を指で平らにする③口をゆすぎすぎないということが大切とのことです。ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615
小学校受験では、様々な課題において、複数の指示を理解し実行しなければなりません。例えば、制作の課題では、材料を取りにいく、作製の順序を理解する、終了の合図を聞き逃さないなどの指示があります。行動観察で、ゲームを一緒に行う場合には、順番の決め方やルールなどの指示を理解しなければいけません。今回は、複数の指示を理解して実行できるようになるための対策を考えます。■指示理解のポイント指示理解で躓いてしまう要因の一つが「聞き間違い」です。四角で答えるところを丸で囲んでしまう、色を間違って使ってしまう、正答していたのに違う行動をした他児の様子に動揺して間違っていることを選択してしまう…このようなことが生じます。■指示理解の対応(1)日常生活において、指示を聞く練習をする日常生活の中では、洗濯や食事など、子どもがお父さん、お母さんの指示を聞いてお手伝いをする場面が多くあります。当然、子どもは初めから一度の指示で全てをすることが出来ません。また、きちんと聞いていれば、指示を理解できるのに、側においてあった玩具やテレビなどに気をとられ、指示内容を忘れてしまうことがあります。そこで、まずは、どの程度の指示であれば、現在理解し実行できるのかを査定することが大切です。例えば、食事の場面では、手洗い、うがい、箸の準備、椅子に座る、立ち歩かずに待つなどのステップがあります。これらの指示を出してどこまで実行できるかを見た上で、少しずつ指示を増やし、聞く練習をしていきましょう。その際、やるべきことがある時には、玩具やテレビなどに気を取られないように練習していくことも必要です。(2)自分の回答は正しいという自信を持たせましょう。他児の様子に動揺してしまうのは、自信がないからです。自身の回答に自信があれば、思ったことを実行しようとします。難しい課題に挑戦することも大切ですが、出来る課題を通して自信をつけ、間違えないでできるという確信を子どもに持たせることも大切です。(3)間違いの時の指摘よりも、正答した時に多く褒めることが大切(2)と共通することでもありますが、つい、子どもが間違っていると、問い詰めてしまうことがあると思います。そうすると、子どもは叱られないよう、正解か不正解なのかを気にして、指示を聞いたり、考える過程の重要さを感じず、結果を求めてしまいます。間違った時には問い詰めずにヒントを出して正解に導ける嬉しさを共有し、最初から正答した場合には褒めるということが大切です。ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615にほんブログ村
平成29年1月22日更新今回のテーマは、小学校受験では頻出である「お話の記憶」の対策法についてです。■2種類の記憶人間の記憶には大きく分けて2種類あります。1つは「短期記憶」。電話をかける時に、一時的に数字を覚えておくなど、短期間留める記憶。もうひとつは「長期記憶」。自転車の乗り方のような体で覚えておく記憶(手続き的記憶)、遠足に出かけた時等出来事に関する記憶(エピソード記憶)、歴史上の出来事等事実や知識に関する記憶(意味記憶)です。■お話しの記憶は?小学校受験で頻出のお話しの記憶は、どちらの記憶にも関するものです。まず、話の内容に関することを一時的に記憶する短期記憶についてです。これは、記憶しようという意識が働く必要があります。どんなに、毎日絵本の読み聞かせをしても、子どもが聴いているだけでは、記憶にとどまることが少なくなってしまいます。読み聞かせを終えた後、どんな人物が出て来たか、何を着ていたか、どこに出かけたかなど、クイズ形式で質問し、記憶することを意識するように子どもに働きかけることが必要でしょう。次に、長期記憶に関するものです。誰が何をしたということを答えられても、そのことがストーリーとして、語れるようにする必要があります。そのためには、短期的に記憶した情報に基づいてイメージをして考えることが必要です。自分が登場人物だとしたら、どうしたいと思ったか?、どんなことが大切なことだと思ったか?などを話し合いましょう。ジニアス Infant class相模原市緑区橋本5-1-7 松本ビル2階042(774)1615小学校・幼稚園受験 ブログランキングへ
明けましておめでとうございます。今年もブログを更新していきますので、よろしくお願いいたします。2017年、最初のブログは「子どもが伸びる期待の仕方」についてです。■子どもにどんなことを期待しますか?当教室の保護者様に話を子どもに期待したいことをうかがうと、以下のような願いを多く聞きました。・体も心も健康で成長してほしい・人の気持ちを考えて行動できるようになってほしい・人に迷惑をかけないで、善悪のわかる子になってほしい・社会貢献できるようになってほしい・自分の意見、意志をしっかりと持ってほしい・国際的に活躍できる人になってほしいブログを読んでくださっている皆様はどのように感じられますか?同じ考えの方も違う考えの方もいらっしゃると思いますが、皆さん、子どもに色々な期待をしていると思います。■子どもが成長するために、習い事をしている子どもの割合は?小学校に入学する前の未就学児で、幼稚園・保育園以外の教育を利用している方は6割程度いるようです。年齢で見ていくと、年少は4割、年中で6割、年長で7割と、年齢が上がるにつれて、通う割合は増加しています。■ピグマリオン効果「子どもは期待されるほど伸びていく」というピグマリオン効果というものがあります。ギリシャ神話で、キプロス島の王様ピグマリオンが、女性像を作ったところ、その像に惚れて、恋愛の神様が女性像に生命を与え、結ばれたというお話があります。願いや祈りが強いと、叶えることができるというものです。学校の先生の期待する生徒と期待をかけない生徒の成長具合が異なるという実験があります。子どもは期待にこたえようとしますし、先生も期待にこたえさせようと手をかけるというやりとりも生まれ、ますます成長が加速していくことがあります。そのため、教師期待効果とも呼ばれます。保護者が子どもに期待すると、子どももそれに応じようとがんばります。その期待にこたえられた時はもちろん一緒に喜び、こたえられなくても一緒に乗り越えていこうとする過程が子どもの成長につながっていくことと思われます。ジニアスInfant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階電話:042(774)1615にほんブログ村
平成28年12月18日更新12月に入り、急に寒くなってきました。インフルエンザやノロウィルスなどが流行していますので、健康管理には気をつけましょう。さて、先日、72カ国・地域の15歳を対象とした国際学習到達度調査の結果が発表されました。この中で、日本は「科学的応用力」が2位、「数学的応用力」は5位に順位をあげましたが、「読解力」は8位と、2012年の前回調査の4位から順位を落としました。今回は、その理由について考えてみたいと思います。■国際学習到達度調査とは?OECDが3年に1度行っている調査で、小中学校で学んだことをどのように実生活に応用・活用できるかを調べる調査です。■PISAショック読解力は、2003年の調査で8位から14位となることがあり、以降、朝の読書時間を取り入れるなどし、2012年の調査では4位にまで順位をあげました。しかし、今回、再び順位を落とし、ショックなニュースとなっています。■読解力を苦手とした理由は?①長文に触れる機会の減少SNSの普及により、短文のコミュニケーションが広がり、新聞や本を読む機会が減っています。月1回も本を読まない高校生は57%いるという調査報告があり、教科書を読み取ることが難しい児童も多いようです。②考える時間の減少ネットによってすぐに様々なことを知ることができ、便利になった分、思索し、考える時間が減少しています。SNSでのコミュニケーションは思索して言葉をひねり出したものは少なく、考える時間の減少につながっているようです。ジニアスInfant class相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615小学校・幼稚園受験 ブログランキングへ
赤ちゃんは、初めは手の指をしゃぶっていますが、徐々に足を口に持って行ってしゃぶるようになります。足は汚いので、口に入れないようにしてほしいと考える方もいらっしゃると思いますが、赤ちゃんの行動には意味があります。今回は、赤ちゃんが足をくわえる理由について考えていきます。■赤ちゃんには生きていくための反射が備わっている人間には先天的に備わっている反射運動があります。口のそばを指でさわると、その指を吸おうとする「口唇探究反射」、手のひらを指で押すとその指を握る「把握反射」などが知られており、成長に伴って消失します。これらの反射は、約10ヵ月程の期間お腹の中にいた赤ちゃんが、生まれた後、生きていくために手助けとなるための運動で、無意識に起こる反応です。例えば「把握反射」は、危険や怖いものから身を守る基礎となっています。■口から世界を探索する赤ちゃん赤ちゃんは何でも口に入れるので、口に入れないように注意することがあります。しかし、口は世界を探索するために、非常に重要な器官です。赤ちゃんには特別な能力が備わっており、例えば大人であれば、同じ形のものを見分ける時には視覚で判断しますが、赤ちゃんは視覚だけでなく口に入れて舌で見分けることが出来ます。赤ちゃんは口に入れて、世界を知っていくのです。足を口にくわえる行動は、自分の体のバランスを知るための大切な行動です。自分の体を知ることによって、体の機能が発達していきます。ジニアス Infant class【無料体験実施中】相模原市緑区橋本5-1-7松本ビル2階042(774)1615小学校・幼稚園受験 ブログランキングへ