大学院に入学して2ヶ月・・・・
1週間が経つのは早いけど
まだ2ヶ月しか経っていないと思えない程の
濃厚な日々を過ごしています
ついついブログから遠ざかっておりましたが
本日、心温まる出来事があったので
どうしても皆さんに伝えたくて
久しぶりにブログ画面を開きました
天神から大学に向かうバスに乗っていたら
3歳ぐらいの男の子とママさんが
途中から乗車してきました
どこに座ろうかと迷う親子に
運転手さんが「少し急いで下さいね」と
マイクを通して一言
お母さんは「はい すみません」と返事して
急いで子どもを座らせました
運転手さんは 安全を確認して バスは発車!!
しばらくして 「ピンポン」降車合図がなりました
その途端「わ~ん わ~ん 押したかったぁ・・・」
「ピンポン」 先を越されてしまったみたいです
「押したかったね 今度押せるように頑張ろうね」とお母さん
「嫌だ 嫌だぁ・・・わ~ん わ~ん」子どもは大騒ぎ!!
次のバス停で降りるのに 子どもは押しボタンから離れず
バス中、響き渡る声で悔しさを訴えて 大騒ぎ!!
そしたら マイクから運転手さんの声が
「押せるようにしたから 押させてあげて下さい」と
大騒ぎしていた子は 一瞬で泣き止み
キョトンとした顔をして
お母さんからの「押していいってよ 良かったね」の声かけで
「ピンポン」
「良かったね 運転手さんやさしいね ありがとうって言おうね」と
どうなだめていいか困惑しかけていたお母さんは
子どもに何度も何度も繰り返し嬉しそうに話していました
そして・・・
降りがけに運転手さんにお礼を言っている親子の姿は
バスの運転手さんに対する感謝の念と
尊敬の眼差しが伺えました
後ろ姿にもかかわらず ・・・
親子はバスを降りてから バスが出発するまで
運転手さんに頭を下げて バスを見送っていました
バスの運転手さんの配慮で
子どもは大人のやさしさに触れ 心が温まったことでしょう
大人に対する尊敬の念を持ち
大人にあこがれを感じたことでしょう
この一場面に偶然立ち会った私ですが
私の心はジ~ンとあたたまり とても幸せな気持ちになりました
親だけに子育ての責任を押し付けてしまいがちな日本の風潮ですが
これが社会が子どもを育てるってことだよなぁ・・・