鶴の尾点描

鶴の尾町の四季折々を書いてます。

卒業 感謝と旅立ち

2023-03-09 | つるのおびと

自分の卒業式の時は 感動の涙とは無縁のなんともサバサバした、というか情緒のひとかけらもない学生でしたが、この年になると、テレビで流れる卒業式のシーンすら、ウルウルしてしまいます。

小学校区に交通指導員という方がいることをご存じでしょうか?
一年前、孫が一年生になりました。朝の散歩をちょっと早めて 孫たちと歩く事にしました。その時、毎朝 黄色い旗を持ち、車を確認して子供達に道を横断させている人がいることを知りました。
鶴の尾団地にも一人おられます。その方は毎朝 団地から1Kmほど先の仰仙閣の前の道に立ち、子供達を見守ってます。

小学校の卒業式の前の朝、最後の登校日になる卒業生にプレゼントをもらったと、にこにこ顔で話してくださいました。記念にと、撮らせてもらいました。 

手紙も一緒に読もうと、見せてくださいました。

毎年、卒業生の誰かが お礼の手紙を渡してくれるのだそうです。
黄色いランドセルを背負って通った時からずっと交差点のところにに立って見守ってくれた事への感謝の手紙と、心づくしのプレゼント。
こういう心遣いができる子供も、そして 心遣いを提案してくれた親御さん素敵だな、と思いました。
大げさだけど 年取ると、あ、こんな子、親がいる日本、捨てたもんじゃないな、と思うわけです(*^^*)



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