幼稚園最後のお遊戯会が近づいてきたわ。



ムスメに、お遊戯の歌はどんなのかと問うてみたら、面倒くさそうに



「 は~、『枯れ木ショップを応援します』って歌やけど 」



と言って、面倒くさそうに歌ってみせた。






「 ♪100円と1000円を~うまくすり替えろ~



  これからも~枯れ木ショップを~私は~応援します~♪ 」




なんちゅう歌だ。



誰目線の詩か、わからない。



お金をすり替えることを生業とした悪人を歌ったものなのか、



はたまた、



純粋に「枯れ木ショップ」を応援し続ける一顧客の決意の歌なのか、



いや、そもそも、「枯れ木ショップ」という、



世の中にきっと必要のないショップを、題名にしてもいいものか。



こんな歌が、お遊戯の曲に選ばれるわけもなく、



ムスメが、今、適当に作った歌なのだろうけど、



もし、本当に「枯れ木ショップを応援します」という歌が存在し、



先生がこの曲が良いと思ってお遊戯の曲に決めたのならば、



私はこの歌の作詞者、選んだ先生に相当の敬意を示したいと思うわ。