宿題やるのが復習ではない! 本当の復習とは・・・ | ホントの教育情報提供者のブログ

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よく「復習は大事だ」と言いますが、
実は復習にもいろいろな方法があります。

「復習」の第一の目的は、
忘れかけたことを思い出させて、
脳に定着させることにあります。

学校の宿題も目的は同じです。

しかし、
我々もそうでしたが、
子どもというのは、そこまで真剣に宿題をやりません。
「しっかり覚えよう!」なんて思ってる子はほぼ皆無で、
速く終わらせることばかり考えています。

これが、
「宿題をやっているのに、勉強が出来ない」子の原因の一つです。

もう一度書きますが、「復習」の目的は、
忘れかけたことを思い出させて、
脳に定着させることにあります。
問題を解かなくても復習は出来ます。
思い出そうとしていなければ、
宿題をやっていても、復習になっていません。

もっと言えば、思い出そうとするだけなら、
机に向かって勉強しなくても復習はできるのです。

小学生(特に低学年の間)は、
お父さん・お母さんがその日に学校で習ったこと、
塾で習ったことを聞いてあげることが、
とても良い復習となります。

会話になると、子ども達は一生懸命思い出そうとします。
これが、とても効果的な復習になるのです。

夕食のときや、一緒にテレビを見ているときなどの会話の中で
聞いてあげるといいかもしれません。

これは、授業をしっかり聞いているかどうかのチェックにもなります。
当然しっかり聞いている子は、良く思い出せます。
(だからといって、思い出せないときに怒ったりしてはいけません。)

思い出せない場合には、ノートやプリントを見ながら話をするのも良いでしょう。

小学校の高学年ぐらいからは、
自分で思い出そうとするだけで、とても良い復習になります。

お風呂に入っているときや、
布団に入って寝付くまでのほんの数分間とか、
テレビを見ているときのCMの間など、
思い出すだけなら意外に時間は作れます。

嫌々宿題をやったり、問題を解いたりするより、効果的な復習になります。

机に座って、
問題を解いたり、
漢字を何度も書いたりすることだけが勉強ではありません。

むしろ、
机に座ってないときの方が、
つまり普段の生活の中で、
いろいろな方法で勉強はできるのです。

話が逸れましたが、
小学校の低学年の間に、
学校の様子を聞きながらの復習を始めてみてください。

ホントにこれは効果抜群ですよ!