「自立」するということは | のんびりまったり生きればいいね

私も53才になり、娘も今年で23才。

このブログも長い間ほったらかしにしていました。

たぶんこれから書くことは自分の中の覚書みたいなものになると思う。

 

娘は相変わらず元夫の所でお仕事も殆どしない毎日を送っている。

今年、元夫が定年を迎えます。

3年前から自分の退職までには自立して出て行って欲しい、生活費を少しでも入れて欲しいと娘に話していた元夫。

当然とお願いだと思う。

でも娘は仕事を続けることが出来ない。

いつも、仕事用の服を買ったりするのは私なのですが、だいたい1、2日で辞めて来る。

 

娘もマジでヤバイと思ったのか、どうしたら「自立」出来るのか?を私に相談してきました。

母親として本当はいけない事かもと思いましたが、娘に生活保護を需給させて、発達障害の治療をきちんとし、支援を受けながら作業所などから社会復帰をはかっていったらどうかと提案しました。

 

それから、娘と生活保護課で相談をし、まずはずっと行ってなかった病院の診察を受けて、本当に働けないのか?、何故働けないのか?を診断をしてもらうようにと言われました。

素直に話を聞いていた娘。

今回は本当にうまく行くかもしれないと、元夫とも喜んでいたけど・・・

 

6月18日地震が起きた。

娘は震源地より京都寄りに住んでいる。

だからここより余震も多いし揺れもきつかった。

明くる日、こっちに来るように娘に言った。

そしたら・・・

震源地を通りたくないから、神奈川の彼のとこに行く!

・・・と言った。

神奈川の彼とは、ネットで知り合ったまだ一度も会ったこともない男性。

もともと20日に京都に来る予定だった彼。

地震でどうなるか分からないから今回はキャンセルをしたらしい。

娘曰く、どうせ会うのだから、京都で会おうが神奈川で会おうか同じこと。

働いていない娘はお金はありません。

でも新幹線代は元よりこちらに来るはずだったのだから彼に出してもらっても何も問題ないやん?と言う娘。

どんなに反対しても自分のしたい事はてこでも押し通す娘。

私は娘が帰ってくるまで、地震の恐怖と娘が無事生きて帰ってきてくれるのかの恐怖で、胸が押し潰されそうでした。

 

生活保護申請に必要な通院代も神奈川行きで使ったのを注意すると、お土産買ったから仕方ないやん!とか帰りが遅いのでタクシーを使わないとあかんかってんもん!とか。

最後は「私、お金ないんやからしゃあないやんかー!」と怒る始末。

「お母さん、地震の避難に神奈川に行ってと頼んでないよ」

娘はすねて怒ってしまいました。

 

「自立」について改めて調べてみました。

他の助けや支配なしに自分一人の力で物事を行うこと

 

なんだ、娘ってもう自立してるやん。

みんなの反対を押し切って高校中退もしたし。

みんなの反対を押し切って借金130万円もして声優学校に入ったし。

みんなの反対を押し切って声優学校を2週間で辞めたし。

私が息子の結婚式に呼ばれない事を知っていたにもかかわらず、ドレスを買って欲しいから嘘をついて高いドレスを買ってもらったし。

呼ばれないことがバレて、ドレスを取り上げられた時「1%でも呼ばれない可能性があるのを考えない人が悪いんだと言ったし。

(これは自立とは関係ないかな? ただ自分の目的を果たすための手段は選ばないよね。 たとえ相手が傷ついたとしても。)

今回の地震で、あちこちで事件が起きているのに、自分だけは大丈夫と みんなが心配しているのを押し切って神奈川に行ったし。

 

娘は、自分の意思で考えで、自分行きたいように生きているやない。

自分がどうしたらいいのか分からない子なら、私も一生懸命手助け応援をしよう。

でも違うやん。 勝手に生きてる。 自分の好きなように。

ちょっと違うよと言われるかもしれないけれど、娘は確実に自立してる。

そうかぁ・・・ 心配して損したな。 もう自立してたんや。