ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ロッド・スチュワート Rod Stewart - My Heart Can't Tell You No (1989年の洋楽 Part11)

2025-03-27 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart11は、Rod Stewartの"My Heart Can't Tell You No"。最高位は4月1日付の第4位。年間チャートは50位。ロッド・スチュワート、70年代初めから数々の大ヒットを持っている偉大なスーパースターですが、Top5ヒットとなると、1981年の"Young Turks"以来、8年ぶりの大ヒットとなりました。

Rod Stewartですが、音楽活動を始めたのは60年代初めにさかのぼります、イギリスロンドン出身のロック・ミュージシャン、ヴォーカリスト。60年代から、ジェフ・ベック・グループのボーカリストとして、さらには、70年代初めにかけては、伝説のロックグループ「フェイセズ」のリードボーカルとしても活躍します。

70年代に入ると、「フェイセズ」の活動をしながらソロアルバムをリリース、ソロ3枚目のアルバム『Every Picture Tells a Story 』が大ヒットし、アメリカとイギリスの両国のアルバムチャートでNo.1を記録する快挙となりました。

シングルでも"Maggie May" がNo.1を記録、年間でも2位の特大のヒット。その後も、77年の年間チャートNo.1の"Tonight's the Night"に、79年の年間4位"Da Ya Think I'm Sexy?"の3曲のNo.1を含め、この曲までで23曲のTop40ヒットを記録します。

80年代に入ってからも、コンスタントにTop40ヒットを出すなど、活躍を続けていますが、Top5ヒットとなると、前述のように、この曲で、81年に5位を記録した"Young Turks"以来8年ぶりのTop5ヒットとなりました。"Young Turks"はこちらをご覧ください→→→

"My Heart Can't Tell You No"ですが、曲の作者は、いずれもソングライターのSimon ClimieとDennis Morganの共作。元々は、カントリー歌手向けに書かれた曲のようです。そう思って聞いてみると、曲はカントリーっぽいですよね。事実、2011年には、カントリー歌手Sara Evansがカバーし、カントリーチャートでヒットしました。

ロッド・スチュワートの15枚目のスタジオアルバムとなった『Out of Order』、この曲の最高位4位を筆頭に、Top20以内に入るシングルヒットが計4曲と、久々の大ヒットアルバムとなりました。

こちらがカントリー歌手サラ・エヴァンスバージョンの"My Heart Can't Tell You No"です。なかなか良いバージョンですよ。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビルボード Billboard All American Top40 1989年3月25日付 Mike + The Mechanics - The Living Years

2025-03-23 20:00:00 | 1989年ビルボードTop40
1989年ビルボード Billboard All American Top40、1989年3月25日付、2位から上がって1位はMike + The Mechanicsの"The Living Years"。Mike + The Mechanicsですが、「Mike」とは、Genesis のオリジナルメンバーで、ベース&ギターを担当しているMike Rutherfordのこと、そのMike Rutherfordが主催するソロプロジェクト、初ヒットの"Silent Running"が6位を記録、この曲が4曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop5ヒット、初のNo.1獲得です。

2位は6位からアップ、The Banglesの"Eternal Flame"。The Banglesですが、アメリカロサンジェルス出身の女性ロックグループ。初のヒットシングル"Manic Monday"が2位、この曲で7曲目のTop40ヒット、年間1位のメガヒット"Walk Like an Egyptian"を含め、この曲で4曲目のTop3ヒットです。

3位は4位からアップ、Milli Vanilliの"Girl You Know It's True"。Milli Vanilliですが、ドイツミュンヘン出身のR&Bデュオ、この曲がデビュー曲で3位まで上がってきました。

4位は8位からアップ、Roxetteの"The Look "。Roxetteですが、スウェーデン出身の男女ポップスデュオ。母国スウェーデンではすでに大ヒットを持っている人気デュオですが、アメリカではこの曲が初のヒットで、4位まで上がってきました。

5位は7位からアップ、Rod Stewartの"My Heart Can't Tell Me No"。Rod Stewartですが、もちろん、皆さんご存じ、イギリススコットランド出身のロック・ミュージシャン、ヴォーカリスト。60年代から活躍し、77年の年間チャートNo.1の"Tonight's the Night"に、71年の年間2位の"Maggie May" 、79年の年間4位"Da Ya Think I'm Sexy?"の3曲のNo.1を含め、この曲で23曲目のTop40ヒットで7曲目のTop5ヒットです。

この週1位はMike + The Mechanicsの"The Living Years"。1位はこの1週間、年間チャートは31位。バンド初のNo.1となりました。

Mike + The Mechanicsですが、冒頭にも書きましたが、「Mike」とは、Genesis のオリジナルメンバーで、ベース&ギターを担当しているMike Rutherfordのこと、バンド「Genesis」ですが、1983年のアルバム『Genesis』の後、Phil Collins、Tony Banks、そしてMike Rutherfordの3人ともソロ活動に入ります。そのMike RutherfordのソロプロジェクトがMike + The Mechanicsです。

Mike + The Mechanicsですが、85年にファーストアルバム『Mike + The Mechanics』を発表、初ヒットで最高6位を記録した"Silent Running"をはじめ、3曲のTop40ヒットを記録、翌86年には、Genesisの活動に戻りアルバム『Invisible Touch』を発表、No.1を記録した"Invisible Touch" など、計5曲のTop5ヒットを記録します。

再びソロプロジェクトMike + The Mechanicsとして、88年にリリースされたセカンドアルバムが『Living Years』で、そこからのファーストシングルがこの曲"The Living Years"、曲の作者はソングライターのB. A. RobertsonとMike Rutherfordの共作。このコンビは、初のヒット"Silent Running"と同じです。

Mike + The Mechanicsには二人のリードボーカルがいて、そこがバンドの魅力となっています。"Silent Running"のリードボーカルがPaul Carrack、"All I Need Is A Miracle"がPaul Youngで、この"The Living Years"のボーカルはPaul Carrackが担当しています。"All I Need Is A Miracle"はこちらをご覧ください→→→

"The Living Years"ですが、曲が素晴らしいのはもちろんのこと、ポール・キャラックの心にしみるボーカル、文句なしの名曲、名ロックバラードでした。

今週    先週    song    /    artist
1 2 THE LIVING YEARS / MIKE + THE MECHANICS
2 6 ETERNAL FLAME / BANGLES
3 4 GIRL YOU KNOW IT'S TRUE / MILLI VANILLI
4 8 THE LOOK / ROXETTE
5 7 MY HEART CAN'T TELL YOU NO / ROD STEWART
6 1 LOST IN YOUR EYES / DEBBIE GIBSON
7 14 SHE DRIVES ME CRAZY / FINE YOUNG CANNIBALS
8 12 WALK THE DINOSAUR / WAS (NOT WAS)
9 3 RONI / BOBBY BROWN
10 11 YOU'RE NOT ALONE / CHICAGO
11 5 PARADISE CITY / GUNS N' ROSES
12 13 DREAMIN' / VANESSA WILLIAMS
13 10 DON'T TELL ME LIES / BREATHE
14 19 STAND / R.E.M.
15 16 JUST BECAUSE / ANITA BAKER
16 20 YOU GOT IT / ROY ORBISON
17 22 SUPERWOMAN / KARYN WHITE
18 9 YOU GOT IT (THE RIGHT STUFF) / NEW KIDS ON THE BLOCK
19 15 I BEG YOUR PARDON / KON KAN
20 25 YOUR MAMA DON'T DANCE / POISON
21 23 MORE THAN YOU KNOW / MARTIKA
22 26 CRYIN' / VIXEN
23 17 STRAIGHT UP / PAULA ABDUL
24 29 HEAVEN HELP ME / DEON ESTUS
25 38 LIKE A PRAYER / MADONNA
26 31 FUNKY COLD MEDINA / TONE LOC
27 34 I'LL BE THERE FOR YOU / BON JOVI
28 32 SECOND CHANCE / 38 SPECIAL
29 18 SURRENDER TO ME(FROM "TEQUILA SUNRISE") / ANN WILSON & ROBIN ZANDER
30 33 ROOM TO MOVE / ANIMOTION
31 36 ROCKET / DEF LEPPARD
32 37 THINKING OF YOU / SA-FIRE
33 41 SINCERELY YOURS / SWEET SENSATION(WITH ROMEO J.D.)
34 21 THE LOVER IN ME / SHEENA EASTON
35 30 SHE WON'T TALK TO ME / LUTHER VANDROSS
36 39 ORINOCO FLOW (SAIL AWAY) / ENYA
37 24 THE LOVE IN YOUR EYES / EDDIE MONEY
38 27 WILD THING / TONE LOC
39 35 FEELS SO GOOD / VAN HALEN
40 46 ONE / METALLICA
コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kon Kan - I Beg Your Pardon(1989年の洋楽 Part10)

2025-03-20 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart10は、Kon Kanの"I Beg Your Pardon (I Never Promised You a Rose Garden)"。最高位は3月11日付と18日付の第15位。年間チャートは圏外でした。

Kon Kanって何者?っていう存在ですが、カナダで結成されたシンセーポップユニット。カナダ人ミュージシャン、ソングライターのBarry Harrisが中心となって1980年代後半に結成、5年ほど活動し、3枚のアルバムを発表、母国カナダである程度の人気があったようですが、アメリカではデビューシングルのこの曲のみの1発屋でした。

この面白い名前「Kon Kan」ですが、何だろう?ということで、Wikipediaには載っていました、「カナダのラジオ局では、カナダの音楽を30%以上流さなければならないという規制を「Kan Kon」といい、それをもじってつけた」とのこと、「歌っているのはカナダ人」だとの宣伝のためだったが、誰も気が付かなかった、とのオチも書いてありました。

この曲"I Beg Your Pardon "ですが、副題に(I Never Promised You a Rose Garden)が付いていますが、Lynn Andersonのカントリーヒット曲、1971年に最高位3位を記録した"Rose Garden"をサンプリングした曲です。

著名な曲をサンプリングする手法は、この後に流行りますが、この曲がそんな手法の走りのようです。この曲には、ちょっとだけですが、GQの"Disco Nights"や Silver Conventionの"Get Up and Boogie" も入っているそうです。GQはわかりませんでしたが、"Get Up and Boogie"の「That's Light!」はわかりました。

女性ボーカルの方が歌ってるパート、そこだけ普通に歌っていますが、そこはまさに"Rose Garden"、曲の作者にはBarry Harrisに加え、"Rose Garden"の作者Joe Southもクレジットされています。

こちらが1971年に最高位3位を記録したカントリー歌手Lynn Andersonの" (I Never Promised You A) Rose Garden"です。
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビルボード Billboard All American Top40 1989年3月18日付 デビー・ギブソン Debbie Gibson - Lost In Your Eyes

2025-03-16 20:00:00 | 1989年ビルボードTop40
1989年ビルボード Billboard All American Top40、1989年3月18日付、3週目の1位はDebbie Gibsonの"Lost In Your Eyes"。Debbie Gibsonですが、アメリカの女性ボーカル、シンガーソングライター。デビューシングルの"Only in My Dreams"がいきなり最高位4位を記録、続いて出すシングルが大ヒットを続け、4枚目のシングル"Foolish Beat" が初のNo.1、この曲で、6曲目のTop40ヒットで、5曲目のTop5ヒット、2曲目のNo.1となりました。

2位は前週と変わらず2週目の2位、Mike + The Mechanicsの"The Living Years"。Mike + The Mechanicsですが、「Mike」とは、Genesis のオリジナルメンバーで、ベース&ギターを担当しているMike Rutherfordのこと、そのMike Rutherfordが主催するソロプロジェクト、初ヒットの"Silent Running"が6位を記録、この曲が4曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop5ヒット、初のTop3入りです。

3位は4位からアップ、Bobby Brownの"Roni"。Bobby Brownですが、アメリカ・マサチューセッツ州出身のポップ、R&B歌手。1983年ニュー・エディションの一員としてデビュー、1986年にグループを脱退してソロ歌手に、初のシングルヒット"Don't Be Cruel" が最高位8位、"My Prerogative"がNo.1、この曲が3曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop3ヒットです。

4位は7位からアップ、Milli Vanilliの"Girl You Know It's True"。Milli Vanilliですが、ドイツミュンヘン出身のR&Bデュオ、この曲がデビュー曲で4位まで上がってきました。

5位は前週と変わらず2週目の5位、Guns N' Rosesの"Paradise City"。Guns N' Rosesですが、アメリカのハードロック、ヘビーメタルバンド、デビューアルバム『Appetite for Destruction』から、初のTop40ヒット"Sweet Child O' Mine"がいきなりのNo.1、この曲が3曲目のTopp40ヒットで、2曲目のTop5ヒットです。

この週3週目の1位はDebbie Gibsonの"Lost In Your Eyes"。1位はこの3週間で、年間チャートは13位。Debbie Gibsonの最大のヒット曲になりました。

Debbie Gibsonですが、アメリカニューヨーク出身のシンガー・ソングライター。レコードデビューは1987年、1970年生まれですのでこの時まだ17歳ですね。ファーストアルバム『Out of the Blue』をリリース、そのアルバムからのファーストシングルの"Only in My Dreams"が、最高位4位を記録しました。

続くシングル"Shake Your Love" が4位、"Out of the Blue"が3位、そして4曲目のシングルの"Foolish Beat"でついにNo.1を記録、デビューアルバムから、4曲連続のTop5ヒットで、No.1まで記録、それもすべて自身の作詞・作曲、さらには、No.1の"Foolish Beat"は、自身でプロデュースも手掛ける、才能あふれるシンガー・ソングライターでした。

ちなみに、"Foolish Beat"は、16歳でビルボードナンバーワンシングルの作詞、プロデュース、演奏を行った最年少アーティストとなり、1988年のギネス世界記録に掲載されました。現在でも、最年少の女性アーティストとして記録を保持しているそうです。こちらをご覧ください→→→

1989年、セカンドアルバム『Electric Youth』をリリース、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Lost In Your Eyes"、彼女2曲目のNo.1を記録しました。

"Lost In Your Eyes"ですが、曲の作者はもちろんDebbie Gibson自身。"Foolish Beat"に続くバラードでのヒットで、イントロから曲全体にかけて印象的なピアノも、彼女自身が弾いているものです。

この曲、抒情的なバラード、デビー・ギブソンのきれいな高音のボーカルもこのバラードにぴったりです。"Foolish Beat"もそうでしたが、日本の歌謡曲にも通じる曲で、日本でも大ヒットしました。こういうメロディアスな親しみやすい曲は、そう簡単には作れませんよね。そんな曲を10代の彼女が作ったということには驚きでした。

その才能あふれるDebbie Gibsonですが、人気は長くは続かず、90年代に入ってからはヒットがでなくなりました、が、その後はミュージカル女優として、舞台に、映画にと活躍し、今でも活動を続けています。

今週    先週    song    /    artist
1 1 LOST IN YOUR EYES / DEBBIE GIBSON
2 2 THE LIVING YEARS / MIKE + THE MECHANICS
3 4 RONI / BOBBY BROWN
4 7 GIRL YOU KNOW IT'S TRUE / MILLI VANILLI
5 5 PARADISE CITY / GUNS N' ROSES
6 11 ETERNAL FLAME / BANGLES
7 9 MY HEART CAN'T TELL YOU NO / ROD STEWART
8 13 THE LOOK / ROXETTE
9 3 YOU GOT IT (THE RIGHT STUFF) / NEW KIDS ON THE BLOCK
10 12 DON'T TELL ME LIES / BREATHE
11 16 YOU'RE NOT ALONE / CHICAGO
12 19 WALK THE DINOSAUR / WAS (NOT WAS)
13 18 DREAMIN' / VANESSA WILLIAMS
14 21 SHE DRIVES ME CRAZY / FINE YOUNG CANNIBALS
15 15 I BEG YOUR PARDON / KON KAN
16 20 JUST BECAUSE / ANITA BAKER
17 10 STRAIGHT UP / PAULA ABDUL
18 6 SURRENDER TO ME(FROM "TEQUILA SUNRISE") / ANN WILSON & ROBIN ZANDER
19 22 STAND / R.E.M.
20 25 YOU GOT IT / ROY ORBISON
21 8 THE LOVER IN ME / SHEENA EASTON
22 27 SUPERWOMAN / KARYN WHITE
23 28 MORE THAN YOU KNOW / MARTIKA
24 26 THE LOVE IN YOUR EYES / EDDIE MONEY
25 31 YOUR MAMA DON'T DANCE / POISON
26 29 CRYIN' / VIXEN
27 17 WILD THING / TONE LOC
28 14 WHAT I AM / EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS
29 37 HEAVEN HELP ME / DEON ESTUS
30 35 SHE WON'T TALK TO ME / LUTHER VANDROSS
31 47 FUNKY COLD MEDINA / TONE LOC
32 38 SECOND CHANCE / 38 SPECIAL
33 40 ROOM TO MOVE / ANIMOTION
34 51 I'LL BE THERE FOR YOU / BON JOVI
35 36 FEELS SO GOOD / VAN HALEN
36 46 ROCKET / DEF LEPPARD
37 42 THINKING OF YOU / SA-FIRE
38 - LIKE A PRAYER / MADONNA
39 39 ORINOCO FLOW (SAIL AWAY) / ENYA
40 24 A LITTLE RESPECT / ERASURE
コメント (33)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブリーズ Breathe - Don't Tell Me Lies(1989年の洋楽 Part9)

2025-03-13 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart9は、Breatheの"Don't Tell Me Lies"。最高位は3月18日付の1週間の第10位。年間チャートは圏外でした。

Breatheですが、イギリス出身、1984年にロンドンで結成されたポップグループ。レコードデビューは、まずはシングル"Don't Tell Me Lies"を母国イギリスでリリース。そう、この曲が、母国イギリスでのデビュー曲でしたが、少しのヒットで、あまり話題にものぼらなかったようです。

翌1987年、デビューアルバム『All That Jazz』をリリース、この曲"Don't Tell Me Lies"は、そのデビューアルバムのアメリカ版に入っていて、イギリス版には入っていなかった曲です。

デビューアルバムからは、まずは"Hands to Heaven" が最高位2位を記録する大ヒット、続く"How Can I Fall?"も最高位3位の2曲連続のTop5ヒットになりました。"How Can I Fall?"はこちらをご覧ください→→→

"Don't Tell Me Lies"ですが、その2曲連続のヒットの後、アメリカで再リリースされチャートを上昇、3曲連続のTop10ヒットとなりました。

曲の作者は、David Glasper、Marcus Lillington、Ian Spice、Michael Delahuntyのメンバー全員の共作。私のブログでは、3曲連続の紹介になりますが、前2曲はポップスバラード、そしてこの曲はもう少しアップテンポの極上のポップスでのヒットでした。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする