◇道の途中◇ | 脊椎損傷のひとり事

脊椎損傷のひとり事

脊椎損傷の私が日々のくらしや、料理の事などを
徒然なるままに綴るブログです♪



人はいつだって道の途中なのかもしれない

途中の人だからこそ伝える言葉のかな









今回は人の生き方について考えてみました







”自分”という存在をひと言で言い表しても

家族の中の自分

会社での自分

パートナーという自分

他人としての自分

いろいろあると思うんです。





ほかには、どういう”自分”かという点でも

ここでは属性というどのようなだと

僕の場合は




社会復帰

料理男子

脊椎損傷

生き方を考える

奇跡は不可能ではない

整体師

健康を考える

伝えたいことがある



そんなキーワードで引っかかるタグを持っています

どんなひとにだってそういうものがあるかと思います






一人の人にもそれだけいろいろあって

最近の社会としては、何かひとつだけではなく

いろいろなことをつなげていく生き方もしやすくなってきました





そういう個性や役割わかりやすくしておくということは

人とかかわり合う上で

大事なことだと思います





八百屋は自分で野菜を売っていることを知らせているから

お客さんが野菜を求めて買いに来ます




同じように

自分がどのような人間で、どういうことができるのか

得意な分野をわかりやすく示してことは

自分にとっても、人にとってもつながりやすくなりますよね






でもそれには責任というものが生まれてきます













僕は責任を取るのが嫌いなんですよ(笑)

できなかったらどうしようという気持ちが強くあるから

そうしてプレッシャーや自分を責めることで

うまく行かなくなることが分かっているから






ずっととどまっているだけなら

そっちのほうが都合が良かったんです





だけど進む時が来てしまった

というより、進みたいって本気で願う時が来たって思うんです





そんな時に言われた言葉は

”自分との約束を守りなさい”

約束というのはこうしたいという具体的な目標であるんだけれど

できないかったから罰があるとか

できなかった時に落ち込む必要のあるものじゃないんです






こうなりたいという自分がいて

それに必要なことはなんだろうという決め事を作るということなのです

できなかったときは、

次にできるためにはどうしたらいいだろう、と考えたり

できなかった原因を考えたり

そのためにまた約束を考えたりすればよいのです






この話をしてもらって

とうとう自分は教わる側だけではなくなってしまったことを実感しました。

自分の責任を持って

自分を売って行く段階に来たんです。






まえから少しづつだけど

”○○をやったらいいんじゃない?”とか

”○○をやってよ!”とか

そういうことを言ってもらえるようになりました




たとえば出張料理とか

人前で講演するとか




やってみたいことなんだけれど

面倒くさいという気持ち以上に

そんなことやって、うまくいかなかったとき

責任取らなきゃいけないじゃん





なんておもってやってきませんでした





進むことは大変なことだと思います

まして最初の一歩は一番度胸のいることです





色々な人を参考にするために、人のブログを見たりしていると

はじめは試行錯誤を重ねている様子がみえます




そういう姿をみていると

中途半端な自分だからできることもあるのかなぁ…

なんて思いながら




応援してくれる人を信じて

自分を信じて

一歩ずつ進んでいこうかと思います





すべての道の途中の人が

勇気を持ってすすめるといいよね