日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

今頃になって気づく損失

2014年08月11日 | 単なる愚痴
台風騒ぎがあったものの、日本では帰省ラッシュが始まっている。 待ち受ける側、全国的に雨続きで墓掃除もまだという方も多いことだろう。  

休みを前に、納涼会と言うことで、会社の同僚達との飲み会があり、普段現場との接触が少ないだけに今回はお忘れなく・・・ ということで参加した。 

大連滞在中、飲食店も様変わり、以前は行きつけの店があり、顔見知りのスタッフがあちら、こちらにいたものだ。 それが今は、どこに行っても『あなた誰?』の世界。 ただの客である。 これでもあなたよりずっと先に、この辺りで飲んでた人ですよ。 こうなると椅子の座りごこちが以前とは段違いだ。 楽しさ、くつろぎ度、満足度・・・ やはり違う。

地元なだけに、仕事とプライベート、健康を犠牲にし、長期に渡る投資により、この中の数店より『常連さん』の称号を手に入れていた。 これがきれいに、あっけなくなくなった。 地元に馴染みの店がないとは・・・・ 情けない。 自然と足も遠のくというものだ。 見方を変えれば、今は、開発区の店から私は消えつつあるのだろう。 こちらの投資額も大きかったのだが・・・・ 残念。 

本日の参加者、むろんみなさん私よりはるかに若いのだが、出る歌、出る唄 全く知らない。 早口言葉か? 画面の文字にもついていけない。 誰の歌やらさっぱりわからない。 むろん聞いたところで知るわけがない。 日本の歌も様変わりだ。 

その間、私は中国で、中国語の歌を練習してきた。 むろん常連客としてである。 そうやって現地適応度を上げてきた。 わざわざ日本の歌は・・・・ 練習もしない。  ならば日本で中国語の歌? これまた困ったものだ。 所詮カラオケは自己満足といえども、たまにはよかろうが、周囲のどっちらけは明らか。 要は乗りが悪いではなく、乗れない親父である。

海外への赴任、島流しのようなものだ。 赴任者はこれまでの貴重な『時間の連続性』を剥奪された被害者である。 そしてまた大連の連続性も剥奪されるのだ。 これから新たな連続性を・・・・? なにを今更である。 面倒くさいが先にくる。 



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