グリン先生の鍼灸ワールド

広島の鍼灸院
『グリンSHIATSUマッサージ』の院長ブログ。

夏の養生

2022-06-30 | 東洋医学
黄帝内経運気によれば、今年(少陽相火 が司天の年)の三の気(ちょうど今頃)は、
【司天の運気が支配してるので炎暑が到来し、雨が降らなくなります。人は内部の発熱、聴覚障害、血熱が妄りに体内をめぐる、咳がでる、鼻血がでる、喉が痛む、眼が発赤する等の病気に
かかりやすくなります。】と書かれてます。
いつもながら結構当たってます。
さらに今年は木運が太過なので、
【風気が広がり脾が害を受けます。このため人は消化不良による下痢や食欲不振になり、体が重く、気持ちが晴れずにイライラし、腸が鳴る、腹が張るといった病になりがちです。】

年の初めから講座の中で、今年は暑くなると再三言ってたので、注意深い方は覚えておられると思います。ただ私にとって黄帝内経に書かれてることは予言でもなんでもなく、毎度必ずそうなることなのでそれほど驚きはありませんが。
ちなみに四の気(8月~)は、清涼と炎暑が交互にやって来るとのことで、少なくとも7月よりは平穏に過ごせそうです。

詳しい説明は省きますが、今年は木運なので肝は当然として、脾も(木は土を剋す)、さらに実は肺と心も大きく関わってきます。
治療・養生の参考にしていただければ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。