今週日曜日(4/7)早朝、家族と一緒に奈良県宇陀市にある「本郷の滝桜」を見に行ってきました。




「本郷の滝桜」は別名「又兵衛桜」とも知られています。その由来は、戦国武将 後藤又兵衛が1615年に勃発した大阪夏の陣で、豊臣家が滅亡した後、一族と共に奈良県宇陀市に逃れ、そこで一生を終えた伝説に由来しています。

 

その後、後藤一族が過ごした屋敷跡に、この枝垂桜が植えられ、地元の住民達によって大切に守られています。

 

この又兵衛桜は、2000年のNHK大河ドラマ「葵徳川三代」のオープニング テロップに使用されています。

 

また後藤又兵衛は、黒田官兵衛、長政親子に仕えたことでも有名です。(NHK大河ドラマ「軍司官兵衛」

 

又兵衛桜を見終えた後、宇陀市内にある桜の名所を何ヶ所か巡り、最後に室生寺へ。この寺は和歌山県 九度山町にある慈尊院とともに「女人高野の寺」として知られており、江戸幕府5代将軍 徳川綱吉の生母 桂昌院によって、当時荒れ果てた室生寺を、復興&保護し、令和2年(2020年)には「日本遺産」の認定を受けた寺院です。


室生寺境内にある国宝五重塔。中には塔全体を支える心柱があります。この心柱は、大きな地震に耐えることから、東京スカイツリー建設時にも採用されたともいわれています。


 

国宝五重塔を見学し、その後奥の院へ。しかし奥の院へ続く長い階段を上り続けるうちにしんどくなり、途中で断念しました。。