半蔵門ミュージアムの「初公開の仏教美術」展へ。
半蔵門ミュージアムは、仏教美術を中心に真如苑が所蔵する文化財を一般公開するための文化施設です。
常設展示は、《ガンダーラの仏教美術》と《祈りの世界》で構成されています。
《ガンダーラの仏教美術》のエリアでは、2~3 世紀ごろ作られたガンダーラ仏伝浮彫を複数展示されています。
《祈りの世界》のエリアでは、大日如来坐像、不動明王坐像、両界曼荼羅を展示。2023年11月からは、如意輪観音菩薩坐像、二童子立像(矜羯羅童子、制吒迦童子)が加わりました。
- 初公開の仏教美術―如意輪観音菩薩像・二童子像をむかえて―
- 2023年11月22日(水)~2024年4月14日(日)
常設展示に、京都醍醐寺の如意輪観音菩薩坐像と二童子立像をお迎えになった記念の展示会です。
さらに特集展示エリアには、大般涅槃経如来性品十四音義、北斉時代の如来像、当麻曼荼羅などの初公開の経典・彫刻・絵画を展示されていました。
如意輪観音さまというと、願いを叶えてくださる方だと思っていたのですが、実は如意輪をまわすのは自分。
こちらの如意輪観音さまは、穏やかなお顔でしたが、「如意輪はこうやって自分で回すのよ」といわれた感じがいたしました。