【能登半島地震】志賀原発について、国の発表と実際の違い② | F1大好き女社長のブログ(現在は東日本大震災復興支援情報)

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④原子力規制庁は志賀原発について『大きな異常はなし』と発表


↓実際は、
1号機使用済み燃料プールの冷却ポンプが地震のため40分間停止。
外部電源を受けるための変圧器も故障
変圧器から2万リットル以上の油が漏れ、一部は海に流出していました。

そして最後には『想定外であった。外部電源の完全復旧に最低でも半年ほどかかる可能性がある』などと発表しました。

私は、
政府が外部電力の一部喪失のことを、「大きな異常ではない」などと発表したことに唖然としました❗

何故なら、
皆様、当たり前に覚えてると思いますが、
福島第1原発事故は、外部電源が喪失して、非常用電源も水没したことが原因で、あれほどの大事故にとなったのですから❗
結局、福島原発事故の教訓が全く活かされてないんだと…

北陸電力は、
「志賀原発では7日以降は新たな油の流出が確認されていなかったため、9日から雨水を海へと排出する排水ゲートを開けていて油が海へと流出した。9日に排水ゲートを開けたことはもっと慎重に判断すべきだった」
と認めていますが、

雨水だけと思ってた?
1日の地震で損傷した2号機変圧器の油だったわけでそんな事も間違えるなら、その雨水に放射能が含まれてても間違えるのではと恐怖に感じました。

国も電力会社も、全て後で間違いを認めるだけで
福島原発事故以降、何も変わっていない。教訓を活かそうとしていないと本当に悲しくなりました。(涙)

実際、国の原子力規制庁は「原発の敷地内の断層は活断層ではない」などと言って志賀原発2号機の再稼働を進めていました。

原発が稼働してたらと考えると私は本当にぞっとします❗
今回は、原子炉が運転停止中だったのでこれで済みましたが、
こんなに色々な判断を間違える電力会社が
稼働中の原子炉の運転を停めれたか?と疑問に思うからです。

皆様にも事実を照らし合わせて
原発について今一度、真剣に考えてほしくて、長々とすみませんm(_ _)m