あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。
監査法人での勤務は実働日、あと3日になりました。
3年あまりの会計監査、内部統制監査、さらにいうと、スタッフ、部下体験は大変勉強になりました。
20年以上、管理職研修、マネジメント研修などしてきましたが、管理職、マネジャーの一言で部下、メンバーの気持ちがどれだけ大きく左右されるか(もちろん、最終的には部下、メンバーの選択ですが)、よくわかりました。
これから、また研修・コーチングに軸足を戻していきますが、より地に足をつけて受講生、クライアントにかかわれると思います。
4月からが楽しみでもあります。
ただ、4月以降、スケジュール帳はほぼ真っ白で、今、仕事を創り出すべく、いろいろな人に会っています。
ということで、ブログの更新が滞り気味ですが、メルマガは毎日(日曜日以外)出していますので、メルマガのほうもご覧ください。
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で、またかなり日があいてしまいましたが、「数学的」読書術の続きです。
参考にしているのはこちらの本。
前回の記事はこちら。
今回は、「分解」&「比較」しながら読む
ビジネス数学教育家・深沢真太郎さんの「数学的」仕事術を応用した、「数学的」読書術をお伝えしています。
「数学的」仕事術のポイントは、以下の5つの「数学的」動作を使って仕事を行うこと。
定義・分解・比較・構造化・モデル化
今日は2つめと3つめのこちら、「分解」&「比較」しながら読む
深沢さんは、この「分解」・「比較」の組み合わせが、「分析」だと定義しています。
この、「分析」=「分解」×(+?)「比較」という式、考え方もシンプルですが役立つのではないでしょうか。
仕事でも、よく「分析」して! と言われたりしますが、「はて?」と止まることはありますよね。
その際、まずは「分解」、そして「比較」と考えればとりあえず、手は動くのではないでしょうか。
もちろん、分析の目的や仮説設定なども大事ですが…
そういえば、「数学的」読書術は、「数学的」動作を軸にしているので、目的設定などは入っていませんね。
読書における「目的」は、『どんな本でも大量に読める速読の本』にも書きましたが、かなり重要な話ではあるので、こちらは改めて書きますね。
さて、「分解」&「比較」しながら読む。これは多かれ少なかれ、あなたも実践されているでしょう。
たとえば、簡単な「分解」でいえば、「ここは理論、次からはその具体例だなあ」とか(これは「構造化」でもありますが)。
仕事でも読書でも、とりあえず「ウっ」と詰まったり、困ったりしたら「分解」してみる。
「わかるところ」「わからないところ」をわけるのも有効です。
「全然わからない」「まったく読めない」という言葉が出そうになったら、すかさず「分解」して、少しでもわかるところ、読めるところを探して読む。
そして、「比較」。
実は、すでに「わかるところ」「わからないところ」と「分解」している時点でも「比較」はしていますよね。
KTK(高速大量回転)法でいうと、1回目の読みで、「わかったところ」と2回目の読みで「わかったところ」の「比較」もします。
また、同じ「わかるところ」「わからないところ」でも、くり返しのなかで、「わかる度合い」「わからない度合い」が変化するので、それも「比較」していきます。
「比較」というのは、ある意味、「違い」「差異」に敏感になることとも言えますね。
あれこれ語ってきましたが、「分解」&「比較」しながら読む。
あなたも普段やってきた読みだと思いますが、より自覚的にやってみてください!
今日はこのへんで。また明日!
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