3月のある週末のことです。
長谷のお気に入りのお店
割烹・蕎麦《波と風》に伺いました。
料理人のご主人とバーテンダーの奥様のご夫婦で切り盛りをされているお店です。
先ずは一口ならぬ
二口ビール
薄くて軽いグラスにクリーミーな細かい泡を丁寧に作って注がれたビールが最高に美味しいのです。
二口なのもちょうど良いです♪
子持ち槍烏賊旨煮
春先の出始めの子持ち槍烏賊良い塩梅で炊かれていました。
グラススパークリング
揚げ物 甘鯛の松笠揚 蕗のとう 独活 蓮根
甘鯛の鱗が見事に立って見た目にも美しいですね。
3月初旬でしたので走りの山菜も薄衣でサクッと揚がっていてとても美味しかったです。
お造り
天然虎河豚 河豚皮の煮凝り 平貝
極上の虎河豚と煮凝り、サクサクの歯応えで甘い平貝、素晴らしいお作りでした。
ダンナさんはハイボール
お椀 蛤の沢煮椀
蛤 椎茸 独活 三つ葉 筍
たっぷりな春の香りの良いお野菜の千切りに合わせて蛤も細切りになっていました、
一見勿体無いようですが、蛤がお野菜と絡んで食べやすく美味しかったです。
蛤のお出汁も美味しかったです。
鰻の飯蒸し
鰻は蒲焼でなく白焼してから醤油焼きをしてあります。とても香ばしくて北海道の餅米ととても相性が良かったです。
焼物
蝦夷鹿 葱挟み焼き 蕪のローストと紅玉林檎チップス添え
柔らかく全く臭みなどのない蝦夷鹿でした。
白糠町の名ハンターの方の仕留めたもので、急所を的確に狙って素早い処理をしているそうです。
自家製白菜漬け
北海道ズワイがに
蒸し立てのふっくらと甘い毛蟹でした。
焚き合わせ
鹿児島筍 わかめふきわらび
〆のお蕎麦
ダンナさんは冷たいざるをお願いしました。
私はこの日は温かいかけでいただきました。
かけにしてもコシがあって美味しいお蕎麦です。
温かかなお出汁がまた美味しいです。
デザートはいくつかから選べます。
私は 宮崎金柑
黒豆黄粉のブランマンジュ
どのお料理も季節の素材にこだわって、それを活かすように作られています。
小さな割烹お料理店ですが、いつ伺っても美味しい季節を感じるお料理を味わえご夫妻のお人柄に癒されて、お腹も心もとても満たされます。
ただ予約が取りづらいのが難点なのです。
この日も大満足な夕食の時となりました。