Windows Server 2019:KB5037765が0x800f0982エラーで更新に失敗する不具合が発生中

Windows Server 2019:KB5037765が0x800f0982エラーで更新に失敗する不具合が発生中 Microsoft Tips
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Microsoftは、Windows Server 2019用の今月のセキュリティ更新プログラム「KB5037765」が、0x800f0982エラーでインストールに失敗する不具合が発生していることを認めました。

なお、この問題は、英語(米国)言語パックがインストールされていないデバイスで発生する可能性が高く、英語言語を追加することで改善する可能性があります。

【追記】この不具合に対処した緊急パッチ「KB5039705」が配信開始となりました。不具合に遭遇している場合は適用してください。

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不具合の概要

2024年5月14日にリリースされた2024年5月セキュリティ更新プログラム(KB5037765)をWindowsサーバーにインストールしようとすると、インストール処理中に問題が発生することがあります。

エラーコード0x800f0982が表示され、インストールに失敗することがあります。この問題は、英語(米国)言語パックがインストールされていないデバイスで発生する可能性が高くなります。

また、Windows 10 バージョン 1809でこの更新プログラムのインストールエラーが報告されていますが、このWindowsバージョンのHomeおよびProエディションは2020年にサービス終了を迎えており、Windowsのホームユーザーがこの問題を経験する可能性は低いです。なお、Enterprise EditionとIoT LTSC Editionのみが延長サポート中です。

 

回避策

現時点でMicrosoftからの公式な回避策はありませんが、言語パックに「English (United States)」を追加することで回避可能との報告もあります。

また、BleepingComputerでも回避策が提示されていましたので、不具合にお悩みの方は参考にどうぞ。

 

対処状況

Microsoftは現在解決策に取り組んでおり、できるだけ早くリリースする予定です。

 

影響を受けるプラットフォーム

影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • Client: Windows 10, version 1809; Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Server: Windows Server, version 1809; Windows Server 2019

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