早朝の空気を搔き分けながら
岡山を目指しひた走るやくもです。
多客期を迎え増結運転が始まりました。
ゆったり+緑の組み合わせです。
備中川面-木野山にて
山陰本線をゆく特急まつかぜが車両トラブルに見舞われ
この煽りで岡山行きやくもに30~60分の遅れが発生しました。
この後やくもの車両運用がどうなるか危惧されましたが
国鉄色編成が所定9号から11号へ変更する措置が取られました。
予定スジから1時間遅い代走列車をどこで捕えるか思案した結果、
山陰本線の安来まで足を延ばすことにします。
予報通り雲が湧き出して移動中は曇ってましたが
米子を抜けた辺りから上空の雲が割れ青空が見えてきます。
1011M やくも11号
人気撮影地も落ち着いた状況でスタンバイ、
幸い列車も数分程度の遅れで登場です。
視程も良好で夏モードの大山が拝めた上に
381のお顔にも日が回ってくれました。
米子-安来にて
あさ駐車場で同じマンションに住む一家が
スーツケースを車に積み込むシーンを見ました。
家族で海外旅行なんて何とも羨ましい。。。
と高嶺の花に感じてしまうレベルになりました。
今どきの旅行スタイルとしてスーツケース=海外と限りませんが
何れにせよ海外は選択肢にならない程の円安+物価高です。
そう言えば90年代は毎年のように海外へ出掛けてました。
あの頃の日本経済はバブルが弾けてもまだ勢いが残ってました。
同じく今日、オレンジジュースを買おうとコンビニへ寄ったら
以前150円ほどだった商品が300円になってて買うのを止めました。
こんな何気ない買い物の1シーンだけとっても
物価高に勝てない自分が情けなく感じてしまいます。
失われた30年をリアルタイムで見てきた世代としては
政府やマスコミの発するの殆どの情報が懐疑的に映ります。
子供のころ習った先進国ニッポンとほど遠い日常の現実を
いま目の当たりにして色々と考えさせられます。
国会答弁など聞いていると後世を生きる若い世代のために
他に議論するべき課題が山積みじゃないかと情けなく感じます。
しかしこんなニッポンになったのは政治家だけの責任ではなく
政治に無関心でなんちゃって経済大国に安住する国民も間違いでした。
50年後の教科書にゼロ金利政策をはじめとするアベノミクスが
日本(経済)の運命の分かれ道だったと記されているのでしょうか。
それともまたお得意の教科書検定で曖昧な表現を使って誤魔化して
コロナ禍や混乱の世界情勢と少子高齢化が原因等と表現されるのでしょうか。
たまたま大学生の長女とゼミのテーマについて話したら
まさにその日本の政策の妥当性と為替動向とのことでした。
あるエコノミストが為替はその国の将来の期待値だと言っましたが
その通りなら今の円安は始まりに過ぎず1ドル300円位を目指しそうです。
次世代を担う学生はもっと日本の抱える課題を冷静に捉えて
一人でも多く日本を変えようと立ち上がってくれないものでしょうか。
満身創痍な日本経済はもはや勤勉だけでは乗り切れないです。
子供たちには現状を疑って打破する力を付けて欲しいです。
何もできない非力なオヤジのうんちくになりました。
でもいま変えないと我々も年金をもらえなくなりますし、苦笑
さて主題の鉄分です、笑
連休入りで運休になりそうな5087レを狙いました。
新緑バックで京都入りするシーンです。
5087レ
EF65 2089 (新)
せっかくの蛍光灯カバーが見えないじゃないか。
と突っ込まないでください。。。
加古川線を続けます。
お天気が良かったので足が悪い母を連れて
ドライブがてら兵庫県まで遠出しました。
下り列車が1本ありましたので少し寄り道します。
厄神を出た列車が加古川をわたるシーンを捕えます。
1331S
125系単行列車が軽快にカーブを抜けてきます。
バックショット
加古川をわたり、西脇を目指してゆきます。
厄神ー市場にて