大学で授業【感想文あり】 | 炭人の世直し日記

炭人の世直し日記

炭を愛して止まない炭人(すみんちゅ)が、炭の普及活動を通じて起こる、 さまざまな出来事・出逢い・学びなどを紹介する日記です。

「今なぜ炭なのか」や人生のヒントを語る。




■今回の授業では、炭人ワタナベさんのお話を伺った。炭は多孔質で、食事に混ぜるとその孔に食物中の化学物質を吸着させる、すると味や香りがやわらかくなる上に、人体は炭を吸収できないため炭は化学物質を吸着したまま体外に排出される。そうなると、炭は体内を浄化してくれるとてもよいもののようにおもえる。しかし、今までに炭が日常的に食べられていないのは何故だろうと思った。それは、炭が簡単に食べられるような状態で手に入らない事と炭についてくわしく解明されていないことが影響しているのではないかと考えた。

炭以外の話では、「人生はやり直すことができるのだから、これだと思ったものに突き進むべき。進んだ先で失敗したら戻ってまた新しいものに挑戦して成功したら進み、その先で失敗したらまた少し戻って…の繰り返しである」という話が心に残った。これはまるでワタナベさんの人生を表しているようだった。何事においても失敗は怖いと感じてしまう。それでは、人生で全力で情熱を注げる瞬間はやってこない。「人生は成功と失敗の繰り返し、失敗したらまた戻ればいい」この言葉を忘れないようにやっていきたい。





■今回の講義は渡辺さん。炭の話中心におこなわれた。一番興味があったのは、だれもやらないことをしようとしていたところだ。自分は今まで兄の後ろばかりついてきた。父親の影響もあったが兄と同じ高校に行き同じスポーツをし、将来の夢まで一緒であった。でも今回の話を聞くことで自分の道を探してみたいなと思うようになりました。

炭の話に入るが、現代では品質よりも安価な価格が好まれるようになってきていると思う。ホームセンターの炭が手間暇かかってないときいたが、一般的に手にする炭はホームセンターの炭であろう。いい炭や悪い炭という判断ができないのは知識がないからである。もっと、品質を多角的な視野からみる必要性を感じた。あと、炭パウダーというものがあったが、炭とは奥が深いなと感じさせられました。健康の面で言えば炭はものすごく効果を発揮できる非常に優れたものである。炭以外でも健康の面でいい商品てきなものを開発してみたいなと思いました。

今回の話を聞くことで品質が良いものはたくさんの利点があると学んだ。服や食品でも長持ちしたり、おいしかったり、健康によかったり、今の大量生産の時代だからこそ価格に目をとらわれず良いものを見極める力を身につけたい。





■今回は炭人渡辺さんが「今なぜ炭なのか」というテーマについて講義をしてくださった。私は今まで、現代は技術が発達し、短時間で生産することができ安価なものが好まれる時代であると思っていた。そして、このような現代に不安を感じていた。その考えは、黒炭、白炭、ホームセンターの炭の違いについて聞くことで、いっそう強まった。黒炭や白炭は、高温度で時間をかけて作られている。反対に、ホームセンターの炭は、炭になりきっていない黒焦げの状態であり、手間暇がかかっていないそうだ。しかし、多くの人が炭と聞いてイメージするのは、ホームセンターの炭なのではないだろうか。特に、私たち大学生にとってホームセンターの炭は安価であり、魅力を感じる。しかし、品質にももっと気を使って生活していかなければならないと感じた。そして、その品質を多角的に見なければならないとも感じた。今回の炭であれば、「健康」という面から品質を考えることができた。品質の良い炭には多孔質があり、化学物質を吸着することができるそうだ。例えば、渡辺さんが持ってきてくださった炭パウダーを水道水に入れて飲むと、炭が水道水中の塩素などを吸着し、口当たりがよくなるそうだ。そして、炭は塩素などを吸着したまま体外へと排出されるという面からも健康に良いと思った。ホームセンターの炭にはこのような効果が期待できないのはもちろん、臭いは焦げ臭く、味も苦く、健康に悪いと言えるだろう。このように、品質を様々な角度から見極める力が、将来の生活の助けになると思う。

今回、炭についてのお話を聞くことで、現代は確かに技術が発達しているが、それが私たちに恵みをもたらしていると一概には言えないと感じた。このような大量生産の時代だからこそ、古き良き時代を振り返るきっかけを得て、そこから知恵を会得していく力を身に付けていきたいと思う。