昨日の続きです。
大人って案外、
子どもの頃の記憶や体験したことを
忘れてます。
改めて思い出してみることは、
意外にも仕事に役立つぅぅ
今日は、私が経験した
“あること”のお話し。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
昨日のブログに書いた、
作家・柚木麻子さんの息子さんと
同じように、私も「驚いた顔」を
した経験があるんです。
大人になってから。
前職でアニュアルレポート※を
創っていた時のことです。
※IR(投資家広報)ツールの一種。
現在では発展的に
「統合報告書」という形に
なっている場合が多いです。
このレポートは英語版も
創る必要がありました。
日本人以外の外国人株主
(外国のファンド)にも
読んでもらわなければ
なりませんから。
まず構成を作っていた時、
超切れ者上司はこう言ったんです。
「外国の株主にとっては、
日本がどこにあるかさえ
分からへんねんで。
チベットの辺りにあると
思っている人もいれば、
(チベットの風景。これって
阿蘇山に似てなくもないですが。。。)
グアム近辺の海の中に
あると思っている人もいる。
(日本は広大な太平洋に
プカプカ浮かんでる?)
そんな人たちに、
うち(の企業)がどうの・・・
というより先に、
日本がどこにあって、
どういう国か知ってもらうのが
先とちゃうか?」
うげっ確かにそうや
世界地図広げてみれば、
日本って小さい。
インバウンド大盛況の今と
比べれば、
当時はまだそれほど東洋の
小さな島国・日本への関心は
高くなかったですからね。
メッチャ納得した私は、
柚木さんの息子さんと同じく、
世界地図をまじまじと眺めてみました。
「どうすれば
日本という国のことが
伝わるんだろう?」と。
眺めては見たものの、
大人って、
「世界地図はこういうもん」
という先入観がありますから、
なかなか素直(=見たまま)に
地図を見ることができない。
しかし、ずーっと
眺めて続けていたら、
〇日本はアジア大陸の東の海に
浮かぶ島国
〇約14,000もの島から成る
〇四季がある
〇総延長約37.8万㎢で
南北に長く山がち
(=高低差もある)なので、
植生もバラエティに富んでいる
等々の“日本の説明”が
浮かんできたんです。
その時は「見つけた」と
快哉を叫びましたが、
こんなことくらい、
子どもなら見た瞬間に
気づきますよね
そう悟って(?)愕然としました。
ホンマ、大人は
子どもに敵いません。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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